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ミニマルライフは目指さず辿り着く場所②

ミニマリスト生活を目指して大がかりな断捨離を行わずとも、ヨガというライフスタイルを実践していくことで、自然に心と体と生活の贅肉が削ぎ落とされてゆき、いつの間にか「この暮らしはミニマルライフと呼べるのではないか?」という境地にたどり着いている。

そんなことをぼんやり夢想しているわたしが、稲垣えみ子さんの『家事か地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択』を読んだら、ここに書かれていることはまさにヨガ哲学ではないのか?と感じ、本の内容に沿ってヨガ哲学の「無執着・離欲=ヴァイラーギャ」への理解を試みたのが前回の記事だった。

今回は、ヨガ八支則に含まれる「不貪・無所有=アパリグラハ」と「知足=サントーシャ」の教えを紐解きつつ、その意識と実践がミニマルライフにつながっていく、というお話である。


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