ミラノからロンドンへ、弾丸旅行の記録
今回のnoteでは、2022年4月にロンドンへ訪れた時のことを書いていきたい。
それ以降も何度か格安航空チケットを利用してミラノからロンドンに訪問しているが、ミラノからロンドンまで飛行機で約2時間。
2022年4月は渡航制限も解け、だいぶヨーロッパ間の移動もしやすくなった時期である。
たまに往復で20ユーロと破格の値段でチケットを購入することもできる。
そんな感じでミラノから気軽に行くことができるロンドン、旅の様子を紹介しよう。
1. ミラノ・マルペンサ空港からロンドン・スタンステッド空港へ
ミラノ・マルペンサ空港で搭乗手続きを済ませ、ゲートへ向かう。
ライアンエアーはオンラインチェックインの上、チケットをプリントアウトしなければ罰金をカウンターで取られるという情報を聞いたのでプリントアウトして持っていったのだが、それをチェックされることはなかった。
それでも念の為、ライアンエアーを使う場合は、空港で予想外の出費があるよりもプリントアウトしていった方がいいかもしれない。
約2時間、パソコンを触ったり、本を読んだりしているうちにロンドン・スタンステッド空港に到着。
スタンステッド空港からロンドン市内へアクセスするには、バスやスタンステッドエクスプレス(stansted express)という電車を使うことができる。
ちなみにバスはお手頃だけど(往復で買うとさらにお得)かなり時間がかかる上に交通状況によって遅延があるとのこと。
ロンドン市内でストに遭い、フライト時間に間に合わなかったという友人の話も聞いたこともあるのと、今回のロンドン滞在は一泊二日と短かったのでバスよりは高いけど50分で市内にアクセスできるスタンステッドエクスプレス(stansted express)を使うことにした(あとミラノ・ロンドン間のチケットは安く抑えることができたので)。
ちなみにスタンステッド・エクスプレスは、直前に購入すると往復で33-35ポンドもするが、早く買えば買うほど安く、往復で18-23ポンドくらいで買える時もある。
予定があらかじめ決まっている人は早め早めに買っておくことに越したことはないであろう。
このようにメールで送られてくるQRコードが書かれたチケットをスマートフォンに入れておけばよい。
スタンステッド空港からリヴァプール駅までおよそ50分ほど。
チケットのチェックはスタンステッド空港の乗り場かあるいはリヴァプール駅でされるので、その時にさっと出せるようにチケットを用意する必要がある。
チケットなしで乗っていた場合、100ポンド以上の罰金が課されるという張り紙がしてあったので注意。
車内は広々しており、コンセント・Wifiもある。
一応ロンドンへ行く前に買っておいたイギリス用のプラグ。
畑や田んぼを見ながらロンドン市内に向かう。
安全な車内で快適な旅であった。
2.リヴァプール駅からメトロに乗る
リヴァプール駅に到着するとすぐにメトロの入り口が見えるのでとても便利である。
チケット売り場はこちら。
イタリアやフランスだとここで注意散漫だと財布をスられるのでキョロキョロしてしまう。
ロンドンではいわゆるSuicaのようにチャージして使えるオイスターカード(Oyster Card)が便利。
カード購入時に5ポンドのデポジットを払う必要があるが、地下鉄の初乗り運賃が紙の切符だと6.7ポンド(高い!)だが、オイスターカードだと2.7-2.8ポンドといったようにかなりお得。
日本語の説明もあるのでちょっと安心。
詳しくはこちらのサイトを参照されたい。
(※2023年3月にさらにロンドンの地下鉄料金は値上がりしたとのこと、今後の値上げは予測がつかないので常に最新の公式情報を参照されたい)
2022年4月にロンドンに訪問した時にはヴィクトリア&アルバート美術館で開催されていた特別展「ファッショニング・マスキュリニティーズ(Fashioning Masculinities: The art of Menswear)」を見たかったのでヴィクトリア&アルバート博物館に直行した。
美術館を出た後に街をぶらぶら。
少しずつ暗くなり始める時間帯、ディスプレイがより綺麗に見える。
なかなかイタリアでは見ないような種類のケーキを見かけ、ついつい撮影。
コテコテに甘そうなキャロットケーキや真緑のピスタチオケーキが魅力的に映る。
少しぶらぶらしてから宿にチェックインした。
3.ロンドンで女性専用ドミトリーに宿泊
2022年4月にロンドンへ行った時には弾丸で計画したので、宿も直前に予約した。
中心部から少し離れるとお手頃なドミトリーもあったのだが、1泊2日しかロンドンに滞在しないとなると移動の時間がもったいない。
中心部で探したところ、一部屋20数ユーロの女性専用ドミトリーを見つけた。
これは2022年4月時点の値段なので、値上げが進んだ今、もっと値上がりしているかもしれない。
受付を済ませ部屋の中に入るとベッドが用意されていた。
シーツも綺麗で収納スペースも多い。
筆者のベッドのほか、二つのベッドがあり、見た感じ長期滞在している人のベッドという感じであった。
コンセントも一人につき二つ以上と十分な数がある。
この夜は誰も予約した部屋に帰ってこなかったため、一人で三人分のドミトリー部屋を使うことができてラッキーであった。
宿の近くを散歩、スーパーに向かう。
現地のスーパーを見るのは楽しい。
比較的お手頃なスーパーを見つけることができ、夕食にマフィンや簡単なものを購入した。
ブルーベリーのマフィンは、スーパーのものであったが普通にしっとりとした食感で美味しかった。
朝になり宿を出て近くを散歩。
綺麗な建物が並ぶエリアであったが、地下一階部分はわりと混沌としていて面白かった。
目に入る風景も建物もミラノとは全然異なるのでついキョロキョロしてしまう。
のんびりと歩きソーホー地区に到着。
この辺はお店もあり賑やか。
もともとブックマークしていたこの辺のカフェに入ることにした。
カフェの様子はまたロンドンのカフェまとめの記事に書くとする。
空港でのチェックイン時間も考え、ロンドンの街を後にしたのであった。
3.ロンドン・スタンステッド空港からミラノ・マルペンサ空港へ
来た時と同じ様にスタンステッド・エクスプレスに乗るためにリヴァプール・ストリート駅(Liverpool Street)へ地下鉄で向かう。
リヴァプール駅でスタンステッド・エクスプレスに乗車。
50分ほどでスタンステッド空港に到着。
降りたところで切符のチェックをしていた。
このチェックで引っ掛かると罰金なので切符の種類を間違えない様にしたい。
空港の中に入り、カウンターでチェックインをする。
なお2022年4月の時はホステルで0.2ユーロほどで搭乗券を印刷して持っていったが、2023年3月の時は搭乗券を印刷せずともカウンターでチケットを発行して対応してくれた。
結局、ライアンエアーに乗る時には搭乗券の印刷がマストなのかどうかについて分からなかったが、万が一、余計な手数料を取られたら困るので印刷できる人は早めに印刷しておくのが一番良いであろう。
空港の中のショップより。
ゲートの番号をこまめにチェックしつつ、空港で作業。
あっというまにあっというまに搭乗時間となり、ミラノへ向かう便に乗り込んだ。
1泊2日と弾丸でのロンドン旅行であったが、またイタリアとは違った風景を楽しむことができた。
ヨーロッパ間は飛行機のチケットを工夫して買えばとにかく安いので、お得に旅をしたいところである。
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