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【前編】ファッショニング・マスキュリニティーズ(Fashioning Masculinities: The art of Menswear):ロンドン ヴィクトリア&アルバート美術館で開催、「男らしさ」について考える特別展

1. 「男らしさ」(Masculinities)とは?:本展の構成と目的

ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館(以下、V&Aと略記)で開催中の特別展「ファッショニング・マスキュリニティ」(Fashioning Masculinities: The art of Menswear)

グッチをパートナーに迎えた本展は、「男らしさ」(Masculiniteis)をファッションを通じて問い直すものである。

V&Aが所蔵する作品に加え、様々な作品が集結する会場は「Undressed, Overdressed, Redressed」という三つのセクションに分かれている。

そこでは身体から見るヨーロッパにおける古典的な「男らしさ」(Undressed/ power)、上流階級のファッションから見る「男らしさ」の変遷(Overdressed/ artistry)、現代のファッションから見る「男らしさ」(Redressed/ diversity)が語られるという構成となっている。

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(会場のヴィクトリア&アルバート博物館)

本展では、キュレーターのクレア・ウィルコックス(Claire Wilcox)とロザリンド・マッキバー(Rosalind McKever)が選んだ、V&Aのコレクションや個人のコレクションのメンズウェアと、彫刻、写真、そして絵画などが展示されている。

様々な形で表現されるメンズウェア、それは身体を形成し、地位や富をアピールし、テーラリングの規範を解釈・構築し、そして美を表すものである。

近年、ランウェイやレッドカーペット、ストリート、そしてソーシャルメディアまで、様々な場で活躍する作り手や着る人は、コンサバティブな男性らしさからの脱却を試みようとしている。

それは、メンズファッションにおけるジェンダーやアイデンティティーの再解釈を行うべき時期が来たということを意味するものでもある。

新古典主義の時代に、フォーマルな場で着る物としてスーツが定着して以降、華美な女性服と対極の発展を辿ってきた男性服。

「男らしさ」とは決して「女らしさ」の対極にあるものとして考えられるものではなく、むしろそれをどう人々が受容し、あるいは拒否するのか、社会背景に合わせて分析することが求められるのではないであろうか。

ここでは本展の構成に沿って、【前編】でUndressedを、【中編】でOverdressedを、【後編】でRedressedをレポートしていきたい。

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(Craig Green, Ensemble, Spring/Summer 2021, London, Cotton, steel, wood, Shoes in collaboration with adidas Original, Courtesy of Craig Green:ロンドンのデザイナー、クレイグ・グリーンは、メタルフレームにシャツ、ジャケット、パンツの異なるパーツを吊り下げ、メンズウェアが無限に再構成できることを示唆している。)




2. Undressed:男性の身体と衣服

本展の最初のセクション「Undressed」は、彫刻や下着、そして18世紀の古典的な思想が、いかに男性の身体を理想化したかについて考察するものである。

18世紀、ヨーロッパの裕福な若者たちの間では、グランドツアーでイタリアを訪れることがトレンドとなっていた。

彼らはイタリアで新しい服を買い、肖像画を描いてもらい、古代ギリシャやローマの彫像を鑑賞した。

そして神々や英雄たちのの石膏模型や複製を抱えて帰国することもあった。

理想的なプロポーションを持つ石膏は、ヨーロッパにおける男性の身体像を反映するものである。

当時の人々も、現代の男性たちのように、運動や食事、衣服によって理想的な自分の身体を彫刻のように削り出し、他者に魅せようと努力した。

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会場に入ってすぐ目に入るのは、ジャン=ポール・ゴルチエ(Jean-Paul GAULTIER)によるトロンプルイユ(騙し絵)のジャケット。

ジャケットにプリントされる筋肉質な裸体。

ゴルチエのフレグランス「ル・マーレ」のボトルにも彫りの深い胴体が描かれているように、それはゴルチエが理想とする男性の体型である。

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(右 Jean-Paul Gaultier, Jacket, Spring/Summer 1996, France (designed), Italy (made), Cotton/ 左 Samuel Ross for A-Cold-Wall*, Form gilet, Spring/Summer 2021, Italy, Cotton, polyamide, polyester)




身体と最も密接に結びついた衣服、肌着。

下の写真の左側2点の衣装が示すように、18世紀半ばのヨーロッパでは、長く膨らんだ袖のシャツのような肌着が主流であった。

これらの肌着は、19世紀までは着心地が良く丈夫な麻が用いられることが多かった。

時代が下り1980年代になると、緩やかな形でカジュアルなメンズウェアが作成されるようになった。

「必ずしもジャケットが必要ではない」となるとシャツはより独創的な形で作られるようになった。

例えば、ケイスリー ヘイフォード(Casely Hayford)のシャツ(下の写真の右から2番目)は、ボタンの付け替えによってオフィスウェアからクラブウェアへと変身するというユニークなものである。

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(Shirt, About 1750, UK, Linen, Given by Mr K. L. Stock/ Shirt, 1740-80, UK, Linen/ Drawers, 1750-75, France, Linen/ Rajesh Pratap Singh, Ensemble, 2009, Delhi, India, Cotton/ Joe Casely-Hayford, "Day for Night' ensemble, Brick Lane Collection Autumn/Winter 1984, London, Cotton)


アルマーニのメンズウェアは、まるで第二の肌のように感じる着心地の良い素材を使った上に、ジャケット内部の構造を大胆にも取り除き、軽量な素材にドレープを持たせることで、テーラリングを一変させた。

アルマーニの服は、決してユニセックスなものではなく、女性には力強さを、男性には柔らかさを与えるものである。

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(Giorgio Armani, Suit, 1994, Italy, Cotton, silk, linen, Given by Mark Reed)




3. Draping Apollo

マントをしどけなく羽織っておりアポロン像、それは服を着ているわけではないが、完全な裸体でもない状態である。

このベルヴェデーレのアポロン像は、もとは紀元前4世紀の彫刻家レオカレス(Leochares)の青銅像を、2世紀頃に模刻して作られたもの。

1000年以上の時を経て15世紀にイタリアで発見されたアポロン像(ヴァチカン美術館所蔵)は、18世紀の美術史家ヨハン・ヨアヒム・ヴィンケルマン(Johann Joachim Winckelmann )によって「芸術の至高の理想」と賞賛された。 

さらにロンドンで展示されたこのアポロン像は、19世紀のダンディやテーラーがこぞって模倣するシルエットでもあった。

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(After the 2nd century copy, after Leochares, Apollo Belvedere, About 1800-50, Plaster, Museum of Classical Archaeology, Cambridge)


「三美神」(The Three Grace)をモチーフとしたユニークなこちらの三つの衣服。

右の衣装をデザインしたヴァージル・アブローは、自身のブランドOff-Whiteを「黒と白の間のグレーゾーンをオフホワイトの色として定義する」という言葉で表現している。

また左の衣装をデザインしたアンダーソンは、女性の洋服に使われることが多いオーガンジーやタフタを使い、「ジェンダーニュートラルはトレンドではなく、現実だ」と語った。

そう、これらは色やジェンダーにおいて透明性を持ち、かつ流動的な衣服なのである。

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(左から右へ:JW Anderson, Ensemble, Age of Consent, Spring/Summer 2013, Ireland, Organza jacquard/ Jonathan Anderson, Ludovic de Saint Sernin, Ensemble/ Wet'n'Wild, Spring/Summer 2020, France, Silk, cotton velvet, V&A / Virgil Abloh for Off-White, Ensemble, Spring/Summer 2022, Italy, Cotton, polyurethane, Off-White, c/o Virgil Abloh™)



4. Challenging the Gladiator

筋肉質な体格を持ち、ダイナミックにポーズを構える古代ギリシアやローマのグラディエーターの彫刻からも分かるように、古代では、運動能力やスポーツの腕前は「男らしさ」の証として評価されるものであった。

以降、現代に至るまで、人々は頑強かつ俊敏なアスリートの身体をもてはやした一方で、アスリートはそれをより健康的に魅せようと努力してきたのである。

アルゼンチン出身のアーティスト/ デザイナーであるアイター・スロープ(Aitor Throup)は、英国ロイヤル・バレエ振付師ウェイン・マクレガーのバレエのために製作した衣装をもとに、より身体の動きがダイナミックに見える半透明のアンサンブルを製作した(下の写真左)。

一方でイギリスの振付師マシュー・ボーンは、19世紀のパ・ド・キャトル(4人のためのダンス)を演じる男性たちを撮影した(下の写真右)。

通常このダンスは、女性ダンサーによって演じられるものであり、マシューは、バレエにまつわるジェンダーの固定概念を覆すことを常に意識しているのであった。

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(左 Aitor Throup, Ensemble, Anatomvland 2021, Polyamide with cotton tapes and metal trims Burley, England Courtesy of Aitor Throup Studio/ 右 New Adventures, Spitfire - an advertisement divertissement, 1988 (choreographed), 2021 (performed), Courtesy New Adventures, Sadler's Wells and BBC Arts, Running time: 5 minutes film, no sound)


20世紀以前は、筋肉質な体格は肉体労働を意味するものであった。

そのため芸術家は、ヘラクレスを描くために、ポーター、労働者、闘牛士をモデルにした。

ところが19世紀に入りトム・クリッブ(Tom Cribb;1781-1848)がボクサーとして、ユージン・サンドウ(Eugen Sandow;1867-1925)がボディビルダーとして活躍し始めると、これらのスポーツ選手の筋肉質な身体がもてはやされるようになる。

やがて時代は、生まれつきの体格に関係なく、次の章で言及するギリシア神話の男神ヘラクレスのような身体を目指すように男性に対して奨励し始めるようになったのであった。

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(Tom Cribb and Tom Molyneux, About 1815, Staffordshire, England, Moulded lead-glazed earthenware painted, in enamels, Purchased through the Julie and Robert Breckman, Staffordshire Fund, V&A)

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(Albert Surier and Edmond Desbonnet, La Culture Physique, 1904
Bound volume, Welcome Collection, London/ Eugen Sandow, Sandow on Physical, Training: A Study in the Perfect Type of the Human Form, 1894, Bound volume, V&A)

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5. Measuring Hercules

ライオンの毛皮を身につけ、棍棒を持ったギリシア神話の英雄ヘラクレス。

強さと勇気を象徴するヘラクレスであるが、3世紀初頭に製作されたとされるファルネーゼのヘラクレス像(Ercole Farnese;下の写真 左のスケッチ)は、闘うヘラクレスではなく、ゆったりと急速するヘラクレスを描いたものである。

ヘラクレス


ヘラクレスの筋骨隆々とした体格を見事に表現した高さ3メートルに及ぶこの彫刻は、1540年代に再発見され、メディアや複製品によってそのイメージが広まった。

こうして人々は、筋肉がついた強くて健康な肉体へ憧れるようになったのである。

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(左 Hendrick Goltzius, Farnese Hercules, About 1592, Engraving on paper, V&A/ 右 Akram Zaatari, Reesh. Studio Shehrazade, Saida, Lebanon, late 1960s. Hashem el Madani, 2007, Photographs, gelatin silver print on paper Tate: Presented by Tate, International Council 2008)


時代とともに進化を遂げてきた男性用下着。

必ずしも全ての男性が筋骨隆々なヘラクレスのような身体を理想とするわけではない。

よりウエストを細く見せる効果がある下着もあれば、胸を平らに見せることができる下着もある。

トランスジェンダーやノンバイナリーの人々の需要に応えるメーカーも徐々に増えている中で、Paxsiesはパッカー(人口ペニス)など膨らみを内蔵した下着を開発しているのである。

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(左 Sarah Blakely for Spanx, "Manx' zoned performance, t-shirt, 2010, USA
Nylon, elastane, V&A/ Marks and Spencer, Briefs, 2010, UK, Cotton, elastane, V&A/ 右 gc2b, Tank binder, 2021, USA, Nylon spandex, cotton, V&A
Paxsies, All-in-one packing boxers, 2021, Netherlands, Biodegradable modal, cotton, elastane, V&A)


6. Shaping Tiresias

ギリシア神話に登場する盲目の預言者テイレシアス。

テイレシアスは、男性から女性へ変身した後、女性から男性へと戻った、つまり二つの性を行き来した不思議な逸話を持つ者である。

元々男性であったテイレシアスは、蛇の交尾を見て驚いて棒で叩いてしまったところ、その衝撃でその身体は女性に変わってしまった。

それから女性として生活していたテイレシアスであったが、数年後、再び蛇の交尾を目撃した彼女は、蛇たちを叩いたことによってその身体は男性のものに戻った。

男性としても女性としても生きたことがるテイレシアスに対し、全能の神ゼウスとその妻である結婚の女神ヘラは「男と女、どちらの快楽が大きいか」という質問をした。

「女性としての快楽の方が大きい」と答えたテイレシアスに対し、腹を立てた女神ヘラは彼を盲目にしてしまった。

盲目となったテイレシアスを憐れんだゼウスは、彼に予言の力を与えたのであった。

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神話の世界ならば、人間が二つの性を行き来することもあったかもしれないが、現実では衣服が、あらゆるジェンダーの人々にとって、自分の望み通りの身体を形成するための強力なツールであった。

今日、補整用の衣服の市場も急成長しているのである。



また衣服に限らず、LGBTQIA+の出版物も、そのアイデンティティやイメージの形成を担ってきた。 

トム・オブ・フィンランドが描く裸の水泳選手を助けるマッチョなライフガード(下の写真真ん中)のモチーフは、ゲイコミュニティの中で安全なセックスを促進するために使われるようになった。


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(左から右へ 'Anatomical Studies', About 1950 (printed 2022), Photographs, V&A/Tom of Finland, Condoms Also Save Lives, 1977 (drawn), 1991 (printed), Offset lithograph poster, Given by Deutsche AIDS, Hilfe, V&A-E/ Del LaGrace Volcano, Zach's Back, 1994, Photograph, Courtesy of the artist)


このようなマッチョな男性の肉体とは反対に、ほっそりと締まったウエストのフロックコートやモーニングを好んで身につけた19世紀のロンドンやパリのダンディたち。

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(Laceing a Dandy, 1819, London, Etching with watercolour, Welcome Collection, London)

この風刺的な版画は、男性がコルセットを着用する様子を介して男性の虚栄心や女々しさを揶揄している。

このダンディは、黒人の使用人とフランス人美容師に対し「私の胸を台無しにしないでくれ」と懇願する。

さらに鏡にかけられた大きな男性器型のハサミは、男らしさの喪失を意味しているのである。



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(Anthony Patrick Manieri, Arrested Movement, 2022, Running time: 2 minutes, This film has no sound)



こちらはV&Aに所蔵されるダビデ像の男性器を隠すために作られた無花果の葉っぱである。

芸術や肉体美と言い切ってしまえばそれまでなのだが、やはり裸体の彫刻は生々しいものがある。

実際にオリジナルのダヴィデ像が1504年、フィレンツェに設置された直後、政府は、真鍮製の無花果の葉の花輪をダヴィデ像の腰のあたりに設置したのであった。


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(D. Brucciani & Co, Fig leaf for the cast of Michelangelo's David, About 1857 Plaster V&A)




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(左から右へ:  Mert Alas and Marcus Piggott Rafael Nadal for Emporio Armani Underwear, 2011 (printed 2022), Photograph, Mert & Marcus, Art
Partner, courtesy Armani/ Jennie Baptiste, Brixton Boyz, 2001, Photograph, Supported by the National, Lottery Heritage Fund, V&A/ Bruce Weber, Tom Hintnaus for Calvin Klein Underwear, 1982 (printed 2022), Photograph, Bruce Weber, courtesy, Calvin Klein)


こちらのアスレチックサポーターは、1890年代にサイクリング用に開発されたものであり、吸汗性と伸縮性に優れ、洗濯に強い新素材が使われていることもポイントである。

時代が下って男性用の下着の種類が増えてくると、こちらのサポーターは流行らなくなったものの、現在ではエロティックな下着として使われているのである。

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('Bub' Duribilknit, Jockstrap, About 1947 USA, Surgical elastic, Wool Given by Mr. and Mrs. Anthony J. Drexel Biddle III V&A)



7. Revealing Hermes

ルネサンス期有数のイタリア貴族ファルネーゼ家が所有していたファルネーゼのヘルメス像(※注)。

通信と知恵の神であるヘルメスは、大人になりかけている細身の青年としてギリシア神話で描かれることが多く、このフェルネーゼのヘルメス像は、その裸体を隠すことなく強調している。

ヘルメス像のように偶像化されることもある若い男性の身体。

クリエーターは、半透明の生地やドレープを駆使して、引き締まった身体を露出・強調する可能性を探っているのである。

※注:「Farnese Hermes」『Museum of Classical Archaeology Databases』(2022年10月13日最終閲覧)



デイヴィッド・ホックニー (David Hockney)、ザネレ・ムホリ(Zanele Muholi)、アイザック・ジュリアン(Isaac Julien)などによる男性ヌードのイラストや写真たち。

これらの腕を上げた男性のポーズは、脱衣と欲望を暗示するものである。

ウィリー・ヴァンデルペール(Willy Vanderperre)がカルヴァン・クラインの広告として起用したのは、映画『ムーンライト』(Moonlight; 2016)や『グリーンブック』(Green book; 2018)に出演したマハーシャラ・アリ(Mahershala Ali)。

マハーシャラ・アリの脱衣のポーズが印象的な作品になっている。


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(左 Isaac Julien, After George Platt Lynes, Nudes 1942 (Looking for Langston Vintage Series), 1989/2016, Photograph, gelatin silver print, mounted on aluminum and framed Courtesy the artist and Victoria Miro/ 右 Willy Vanderperre, Mahershala Ali for Calvin Klein Underwear, 2017 (printed 2022), Photograph, Willy Vanderperre/ Art + Commerce, courtesy Calvin Klein)


19世紀後半に作成されたこのあいまいなポーズをとる彫刻は、あまりにリアルかつ官能的なポーズを取るものであった。

この彫刻が公開されると、人々はこのリアルな男性の彫刻が実物から直接鋳造されたものではないことを証明するよう求めるなど、大きな議論が巻き起こったのであった。

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(左 Auguste Rodin, The Age of Bronze, 1877 (sand cast, Alexis Rudier, before July 1914), Bronze, Given by the artist, V&A/ 右 Cassils, Tiresias, 2011, Single-channel video installation, Running time: 15 minutes)



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以上、膨大な量の写真とともに三部構成の本展の第一部を紹介した。

男性の身体にクローズアップした第一部では、アポロン、ヘラクレス、ヘルメスなど、ギリシア神話を代表する男神たちを中心に構成されていた。

第二部はどのように展開していくのだろうか。

次の更新をお楽しみに。


ファッショニング・マスキュリニティーズ(Fashioning Masculinities: The art of Menswear)

会場:ヴィクトリア&アルバート博物館(Victoria and Albert Museum)

住所:Cromwell Rd, London SW7 2RL, England

会期:2022年3月19日から11月6日まで

チケット料金:20ポンド(一般)

公式ホームページ:vam.ac.uk


参考:

「ファッションの歴史から問う「男らしさ」の常識とは? 「Fashioning Masculinities: The Art of Menswear」展レポート」『Tokyo Art Beat』(2022年3月24日付記事)

「芸術とファッションを組み合わせて考える、「男らしさ」の意味とは?」『Esquire』(2022年3月21日付記事)

「'Fashioning Masculinities’ at the V&A celebrates the art of menswear, past and present」『Wallpaper』(2022年3月18日付記事) 

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