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2022年1月、イタリア・ミラノへ渡航した話

筆者の渡航体験記もシリーズ化してしまっている感もあるが、今回も2022年1月にイタリア・ミラノへ渡航したのでその記録を記していきたい。

参考までにこれまでの出入国の記録:



1. 渡航前のPCR検査および諸手続き

1. 渡航前のPCR検査

渡航前のPCR検査も今回で4回目となったので、わりと慣れてきた。

検査結果の有効期限検査方式だけは、領事館のHPで最新の情報を追いたいところ。

2022年1月の時点でイタリア入国のために必要な書類は、次の三つ。

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PCR検査については、

「イタリア入国前72時間以内に実施したスワブ検体によるPCR検査

又は

イタリア入国前24時間以内に実施した抗原検査の陰性結果証明」が必要とのことだったので、フライト当日の朝に都内の検査機関に向かった。

検査機関では写真撮影禁止だったので、文章で説明を進める。

予約時間に検査機関に行くと、受付を済ませ、ものの数分で検査は終了。

検査結果は、メールで当日中に送られてくるというものであった。

夜のフライトだったけど、まだ明るいうちに空港へ移動。

今回は上野周辺に宿泊していたので、京成本線を使って成田空港に向かうことにした。

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いつも東京駅まで移動し、1000円のバスに乗って成田空港に行くのだが、上野から東京駅に移動する手間を考えても、京成本線を使った方が楽である。

上野駅は地下道がとても便利にできていて、大きなスーツケースを抱える身としては、このような10段ほどの小さな階段にもエレベーターが付いているのはとてもありがたい。

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上野からスカイラインに乗ると2500円くらいかかるのだが、まず京成上野駅から京成高砂駅まで京成本線で、その後、京成成田スカイアクセスに乗れば、運賃は1257円で済む。

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そうこうしているうちに、フライト当日の朝に受けた PCR検査の結果が、その日の14時過ぎにメールで送られてきた。

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おそらく電子版でもよいのかもしれないが、こちらを空港のコンビニでプリントアウトすることにした。

電車は全く混んでおらず、快適であった。

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1-2.  EU Passenger Locator Formとワクチン接種証明書

成田空港第二ターミナルに到着。


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一番人が少ないと感じたのは、2021年1月・4月の出国であったであろうか。

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人が特段多いわけではないが、ちらほら利用客の人が見えるという状況である。

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便の数も、ここが日本の主要な空港であることを考えるとだいぶ少ない。

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また開いているお店の数もとても限定的。

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いつものようにクレジットカードのラウンジを利用する。

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毎度書いていることなのだが、筆者の場合、年会費永年無料のキャンペーン時に作ったエポスゴールドカードを使ってこのラウンジを利用しているので、キャンペーンをやっている時にクレジットカードを作った方がよい。

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このコンセントがついている自習机がとても使いやすい。

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ドリンクも種類は多くないものの、十分である。

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またラウンジ内は飲食禁止のため、外のベンチでコンビニで買ったおにぎりを食べる。

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機内食が配られるのは、夜遅い時間とはいえ、なるべくお腹を空かせて機内食を食べたいので、空港ではコンビニ食くらいがちょうどよいかなと思っている。

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こちらのEU Passenger Locator Formも忘れずに準備せねばならない。

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こちらもイタリア入国時に必要なのだが、なんの難しいことはない。

指示に従って、必要事項を埋めていくと、最後に登録したメールアドレスにQRコードが送られてくる。

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こちらを空港で提示すればよいだけである。

またワクチン証明書については、筆者の場合、日本の紙版の証明書と有効期限内のイタリアのグリーンパスを持っているのでこれでOK。

ただ2022年1月時点で、イタリアのグリーンパス(ワクチンパス)有効期限は、2回目を打ってから6ヶ月以内と定められているので、そろそろ3回目をイタリアで打つ準備をしなければならないかなと思っている。

これらを揃えて、搭乗手続きに進んだ。


2. 搭乗、カタール航空の機内食

搭乗時間も近くなったのでゲートへ移動。

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お客さんが乗っている率は、全席のうち50パーセントくらいとお正月シーズンであることを考えると少ないかもしれない。

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そのおかげで三つの席を使って、睡眠をとることができた。

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離陸後、1-2時間くらいのところで運ばれてきた夕食。

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前回はアジアンベジタリアン食を選んだため、今回はブランドミールというものを選んでみた。

低脂質で栄養バランスの良い食事といった印象。

トマトソースの下はチキンソテーなのだが、胸肉を使ってあるのかサラダチキンよりちょっと硬めの食感。

でもどれもハーブやスパイスを使った味付けでちょうど良い。

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おやつにはヘーゼルナッツのウエハース。

逆に喉が渇いてしまうので、糖分が入ったジュースは避け、積極的にお水で水分補給。

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カタール到着1-2時間前に配れた朝食。

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サフランライスがポテトに、豆サラダがヨーグルトに変わっただけの印象を受けるが、相変わらず美味しく、シンプルな内容。

常日頃、これくらいの食事がちょうど良いのだと思う。

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今回は着陸後、バスで空港に向かうスタイル。

なるべくならば空港に直接入れる方がよいのだが、こればかりはしょうがない。

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以前、モスクワで乗り換えの際に、このようにバスで空港内に向かったことがあったのだが、ロシアの寒空に凍えそうになったことを思い出した。

幸い、カタールは10度以上の気温があったので、今回は凍えることはなかったが...



3. カタールで乗り換え

カタール空港に到着、お馴染みの大きな熊がお出迎え。

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免税店も深夜にも関わらず、電気を煌々とつけて営業中。

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乗り換えゲートまではこちらのミニ電車に乗って向かう。

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壁がガラス張りのデザイン。

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だんだん夜が明けてきた。

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ゲートがあるブースに到着。

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朝5時半頃のカタールの空。

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iPhoneでフィルターなどかけずに何気なく撮影した写真、新たな1日の始まりを予感させる色でありながらも、優しい色の空である。


そうこうしているうちに搭乗。

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配られたのは朝食、カタール・ミラノ間の食事は通常食である。

チキンとバターライスと、野菜とライス、あともう一種類何か(失念した)と三種類から選べる食事。

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フライト中はなるべく脂質を控えめにして胃もたれ対策をしたいので、野菜とライスのミールにした。

サフランライスには何か別のスパイスも入っていて美味しい。

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カタール・ミラノ間は、6時間半くらいの所要時間。

ミラノ到着前に軽食が配られたが、こちらはお腹いっぱいだったので、持ち帰り。

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ミラノ・マルペンサ空港に到着し、成田・カタール・ミラノと合計23時間の所要時間のフライトを終えた。

成田・カタール間で5時間ほど、横になった体勢で睡眠を取ることができたのでわりと元気にイタリアの地を踏んだ。



4. イタリア入国

ミラノに到着したのは13時過ぎ、遠くに雪山が見える。

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陰性証明書や、搭乗前に配られた宣誓書(過去14日間の滞在地やイタリアでの滞在地を記入)、パスポート、滞在許可証などを持って並ぶ。

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以前入国した時にはスーツケースの受け取りまで1時間近くかかった覚えがあるのだが、この時は、30分ほどでスーツケースを受け取り、ゲートから出ることができた。


ZEGNAの広告がお出迎え、ミラノに帰ってきたという感じがする。

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さて、2022年1月現在、イタリアではFFP2マスクの着用が公共交通機関などの中では義務付けられているのだが、筆者は地元のドラッグストアなどで入手することができなかったので空港で買い求めることにした。

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このように空港のバールでは一枚1.29ユーロで販売していたので、とりあえずこれで市中に入り、街中のドラッグストアでFFP2マスクを探したいところである。

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以上、2022年1月に成田空港からミラノ・マルペンサ空港まで渡航した体験を記録した。

毎回書いていることなのだが、これはあくまでも筆者の体験談であるので、渡航についての最新の情報は領事館や外務省のHPを参照されたい。




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