ミラノのおすすめ、イタリア料理を楽しめるお洒落なレストラン5選 vol. 2
前回、ミラノの今風のお洒落なイタリア料理店をいくつか紹介した。
今回の特集ではちょくちょくイタリア料理専門ではないお店も混じっているのだが(ちょっとどこのnoteにカテゴライズするか迷ったのもあって)、筆者がミラノで訪れて美味しかったお店をイタリア料理店メインで色々紹介していきたい。
1. ビョーク(Björk)
こちらはスウェーデン料理のお店(いきなりイタリア料理ではなくて申し訳ない)。
内装はとても凝っていて素敵。
カウンターの中にはバターが並んでいるのが見えた。
丸くてころんとしており可愛らしい。
店内ではお店のオリジナル食品も扱っていた。
またスウェーデンの食品も。
メニューはこちら。
前菜となる軽めの料理からしっかりした肉料理、魚料理、パスタまで色々。
Vマークがついているものはヴィーガンメニューである。
イタリアのメニューあるあるなのだが、メニュー名の下には原材料が書かれており、これらが合わさってどのような味になるか想像するのもまた楽しい。
まず食前に出されたのは胃をスッキリさせるためというスープ。
澄み切ったコンソメスープといった感じ。
席料に含まれるパンとバター、これがなんとも言えず美味しい。
こちらも食前に出されたもの、甘くないシュークリームといった感じで、シュー生地の中に甘くないペーストが入っている。
こちらは友人とシェアしたサーモンの燻製。
野菜と卵が添えられており、崩しながら食べる。
ほろほろしっとりと柔らかい身、大きくないので一人でメインとして頼む手もありである。
こちらは筆者がメインとして頼んだスウェーデンの伝統的な一皿、バター、チーズ、ニシン(S. O. S, Smör, Ost och Sill)。
こちらは伝統的な前菜ということだが、ジャガイモや軽いクラッカーも添えられているので、自分にとってはメインとして十分な内容である(残念ながらチーズはアレルギーで食べることができないので友人に食べてもらった)。
ニシンは酢漬けにしたものやオイルで和えられたものなどそれぞれ違った味付けがされていて一つの食材で色々な味を楽しめることができるというのは嬉しい。
デザートメニューもいただいたが結構お腹いっぱいだったので今回はコーヒーのみ。
スウェーデン料理、初めて食べたのがイタリアでというのが面白いところだが、普段なかなか知ることができない伝統的な料理や調理法を知ることができて楽しい夜であった。
ビョーク(Björk)
住所:Via Panfilo Castaldi, 20, 20124 Milano, Italy
公式ホームページ:bjork.it
2. リストランテ・ナポレターノ・エ・カフェテリア(Ristorante Napoletano e Caffetteria con Pasticceria da Teresa e Patrizia Milano)
こちらはポルタ・ジェノヴァ駅(Porta Genova)、ナヴィリエリアのカフェレストラン。
名前の通り、ナポリ風の料理とお菓子が美味しいお店である。
テーブル席のほか、お菓子だけでも気軽に利用できるバールスペースもある。
店内には焙煎機があり、コーヒーにも拘っている模様。
まずイワシのフリット、サクサクと軽く、塩味が効いていて美味しい。
筆者が食べたのは白身魚のアクアパッツァ。
この黄金のソース、パンをじゃぶじゃぶつけて食べたいくらい美味しかったが、お腹がいっぱいになったのでソースを残してしまってちょっと後悔。
友人たちはパスタを食べており、好きなだけかけて良いというチーズがどんと出された。
気軽だけど味は本格的な南イタリア料理のお店であった。
リストランテ・ナポレターノ・エ・カフェテリア(Ristorante Napoletano e Caffetteria con Pasticceria da Teresa e Patrizia Milano)
住所:Via Vigevano, 14, 20144 Milano, Italy
営業時間:12:30-14:30/ 19:30-23:00(月曜定休)
公式サイト→★
3. フラワーバーガー(Flower Burger)
こちらはカラフルなヴィーガンのハンバーガーが美味しいことで有名なお店。
ミラノ、フィレンツェ、そしてローマなどイタリア各地に店舗があるほか、オランダやフランスにも進出しているらしい。
カラフルなバーガーメニューそれぞれには何が入っているか詳しい説明が付されている。
特に公式ホームページにはバンズの着色料のことまで詳しく書かれている。
中のハンバーグはソイミートなどで作られているようである。
今回はこの期間限定メニューにしてみた。
トリュフマヨネーズにキャロットサラダ、アボカド、キノコで作られたヴィーガンハンバーグが入っており魅力的。
店内のメニューたち。
飲食スペースはさほど多いわけではないが、テラス席もある。
またウーバーイーツの人が頻繁に訪れていたので、家でバーガーを食べたい人にも人気のお店のようである。
頼んでいた青いバーガーが到着。
お腹いっぱいになるかな思い、付け合わせのポテトなどはなく単品でオーダー。
青いバンズにピンクの胡麻、見た目が青空に桜の花みたいで可愛らしい。
中にはびっしり野菜たち、ハンバーガーでさえキノコでできているので野菜づくしである。
トリュフマヨネーズが味をうまくまとめてくれている。
カロリーは決して低くはないと思うが、全て植物性のせいか食べ終わった後の胃もたれはない。
お腹には溜まるのだが心地よい満腹感である。
ハンバーガーは一番安いもので単品6.5ユーロと決して安いわけではないが、どれもこだわり抜いた味付けと具材なので気になった方には是非お勧めしたい。
フラワーバーガー(Flower Burger)
住所:Viale Vittorio Veneto, 10, 20124 Milano, Italy
営業時間:12:00-15:00/ 19:00-22:30(月曜から木曜、日曜)、12:00-15:00/ 19:00-23:00(金曜)、11:45-23:00(土曜)
公式ホームページ:
4. フィッシャーマン パスタ(The FisherMan Pasta)
名前の通り魚系のパスタが美味しいお店である。
賑やかなガリバルディ通りにあるこのお店のメニューはシンプル、それぞれのパスタや魚料理の中皿9.9ユーロ、大皿12.9ユーロというように値段が統一されている。
友人たちと頼んだのはこちら。
一人の友人はイカ墨パスタ、もう一人の友人はカルボナーラ(魚料理だけではなく肉系のパスタも一部ある)、そして筆者は海鮮バーベキュー串である。
海老、ベーコン、ズッキーニ、トマトがオリーブオイルと塩で味付けされている。
カルボナーラも太めの麺で美味しそうであった。
メニューの構成はシンプル、他にも魚を使ったパスタの種類が多いお店なので、イタリアでまず美味しいパスタを食べたい人にお勧めしたいお店である。
フィッシャーマン パスタ(The FisherMan Pasta)
住所:Corso Garibaldi, 12, 20121 Milano, Italy
営業時間:Corso Garibaldi, 12, 20121 Milano, Italy
公式ホームページ: thefisherman.it
5. ぺスケリエ・リウニーテ(Pescherie Riunite)
こちらはポルタ・ジェノヴァ駅(Porta Genova)近くの魚料理のお店。
ツヤツヤと彩り豊かな魚たちが氷の上で並べられている。
どれもいい色で美味しそう。
メニューは欲しいものにチェックを入れて頼む仕様となっている。
Primoとdopoとあるようにどの料理を先に持ってきてどれを後から持ってくるかも指定することができる。
到着したのはこちら、海老アボカドタルタルとアンチョビトースト。
海老アボカド、ぷりぷりと甘いえびが口の中でとろける。
海外にいるとなかなか生の魚を気軽に食べる機会がないので感動した。
奥に写っているアンチョビトーストは、パンにアンチョビとバターを付けつつ食べる仕様。
この後アクアパッツァも頼んでいたのだが、次の移動先へ行く時間が迫っていたため、2番目のお皿をキャンセルして退店。
店先のショーケースを見た時から絶対ここのアクアパッツァは美味しそうと思っていただけに残念、またの機会に。
ぺスケリエ・リウニーテ(Pescherie Riunite)
住所:Corso Cristoforo Colombo, 11, 20144 Milano, Italy
営業時間:19:00-22:30(火曜から木曜)、19:00-23:00(金曜)、12:00-15:00/ 19:00-23:00(土曜)、12:00-15:00/ 19:00-22:30(日曜)月曜定休
公式ホームページ:pescherieriunite.it
---------------------
以上、なんだか魚料理が多い紹介となったが、今後も美味しいイタリアのものを食べることができるレストランに訪れたら紹介していきたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?