東京のおすすめカフェ・レストラン5選 vol. 2
今回のnoteでは、筆者が一時帰国の際に訪問した東京のお店について紹介していく。
今回は、蔵前のお店が中心と少し地域に偏りが出ているが、下町の雰囲気を味わっていただけたらと思っている。
参考(前回の東京のカフェ特集):
1. CAMERA(蔵前)
こちらは蔵前にある雑貨屋さんとカフェが一緒になっているお店。
カフェスペースは奥の方にあり、昼時には満席となり待っている人もいた。
扱われている雑貨は食器やサングラスなど生活用品が色々。
ショーケースには見るからに具がゴロゴロ入ってそうなスコーンがたくさん。
ほかスパムおにぎりやケーキ、手作りシロップも並ぶ。
ココナッツと小豆のスコーン350円とコーヒーをオーダー。
スコーンの中にはほろっと甘い甘い小豆が入っており、噛めば噛むほどじんわり甘い。
しっかりした大きさなのでお腹も満足である。
ほか食事メニューもあるようだったので、浅草で休憩するときにおすすめである。
CAMERA
住所:〒111-0051 東京都台東区蔵前4丁目21−8 岡松ビル
営業時間:11:00-17:00(月曜定休)
公式ホームページ:camera1010.tokyo
2. from afar(蔵前)
こちらは筆者のお気に入りのカフェで、近くに来た時には訪れるようにしている。
古いビルの一角をリノベーションしたカフェである。
もともと別のところで営業していたが、今の場所では2019年12月から営業中とのこと。
特に土日は待ち時間が出るほどだが予約は受け付けていないということで注意である。
ヴィンテージの家具や食器のデザインについつい見入ってしまう。
店内は広々、カウンター席もあり。
またここに置かれている本のラインナップも面白い。
これらの本を手に取り、ゆっくり席で読むこともできる。
昔の応接間にありそうなソファー。
カウンターにあるのは欄間であろうか、面白い使い方である。
ラグも可愛らしい。
こちらでは珈琲や紅茶、季節のタルトやゼリー(夏季限定)の他、プリンやほうじ茶のテリーヌショコラなど色々なデザートメニューがある。
この時はアメリカンチェリーのタルトがあったのでオーダー。
黄緑と真紅の綺麗な組み合わせ。
カウンターで一人、黙々といただく。
まろやかなクリームとバターの風味豊かな生地がよく合う。
きめ細やかなミルクの泡のマキアート。
また別日には、友人と訪問。
この時には、マキアート500円とバナナケーキ550円をオーダー(もしかしたら今は値段が少し変わっているかもしれない)。
ふんわり甘いバナナケーキ。
ほうじ茶テリーヌも食べたことがあるが、風味豊かで濃厚な味わいでおすすめである。
器と家具が好みなカフェは何度訪れても楽しいから不思議である。
from afar
住所:〒111-0042 東京都台東区寿2丁目5−12 加瀬ビル 1階
営業時間:11:00-19:00
公式ホームページ:fromafar-tokyo.com
3. Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE(蔵前)
こちらはNui. HOSTEL & BAR LOUNGEというホステルの地上階の中にあるカフェバー。
近くには隅田川も流れており、とても雰囲気が良い。
お客さんが多かったので全体像を写せなかったのだが、こちらのホステルは、増田屋コーポレーションという創業は享保9年(1724年)の老舗の玩具会社の建物をリノベーションしたもの。
元の建物を生かす形で工事を行い、2012年よりホステルとして運営しているとのことである。
※リノベーションの過程は公式ホームページに掲載されている→★
こちらでは様々なフードメニューやデザートメニューが揃っている。
デザートの写真は分かりやすく美味しそう。
フードロス対策でアップルパイが200円から140円に値下げされていた。
天井は高く開放感がある。
おそらくこちらも売り物?
お花も綺麗である。
ピアノの上に物を置いて大丈夫なのかと少し心配になったが、まぁあまり気にしないこととしよう。
色々なジャンルの作家さんの作品がここで販売されているようだ。
たまたまお客さんがはけていたので広々としたカウンター全体を撮影することができた。
アイスティーと割引されていたアップルパイを注文。
アップルパイはこんなにミニサイズ、器用に作られている。
店内はほぼ満席で人気の様子であった。
フードメニューも気になっているのでいつか再訪したい。
Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE
住所:〒111-0051 東京都台東区蔵前2丁目14−13
営業時間:8:00-18:00(18:00-24:30はバーとして営業)
公式ホームページ:backpackersjapan.co.jp
4.en(蔵前)
こちらも引き続き蔵前のお店である。
場所は厩橋と蔵前橋の中間、隅田川からも近い。
ビルの2階がカフェスペースとなっているほか、1階が食べ物を作るところとテイクアウトブース、雑貨を取り扱う3階と屋上にもイートインスペースがあるとのことである。
今回は2階のカフェスペースを利用した。
デザートメニューがかなり豊富なほか、サンドイッチなどのフードメニューも。
今回はカフェ利用でマキアート400円とプリン550円を注文。
こちらのプリンは柔らかでふるふるという感じ。
黒いバニラビーンズが粒々と見える。
シンプルな材料だけど間違いなく美味しいプリン。
お客さんの出入りは多かったものの、友人とのんびりお茶をすることができたのであった。
en
住所:〒111-0051 東京都台東区蔵前2丁目6−2
営業時間:8:00-19:00
公式ホームページ:enkuramae.com
5. いちかわ(浅草)
これまでカフェ紹介であったが、最後は少しジャンルが異なるお店として、浅草のお蕎麦屋さんを紹介する。
浅草にはいくつかお蕎麦屋さんがあるが、中でもこじんまりとしつつも洗練された内装が特徴的なお店。
冷たい蕎麦や温かい蕎麦のほか、一品料理も揃っており、お酒の種類も多い。
注文したのは、すっきりとしたせいろ蕎麦と、少しタンパク質が欲しかったので豚しゃぶも。
筆者の地元の福井では黒くて太い田舎蕎麦が主流であるが、こちらのものは、細くて白い、ツルツルとした喉越しのお蕎麦。
お蕎麦の出汁を使っているのであろうか、豚肉も柔らかく煮込まれて美味しい。
美味しいお蕎麦を食べたいと思った時には市販の蕎麦で我慢することが多いが、たまにプロが手間暇をかけてしっかり作った蕎麦を食べる時間は至福である。
いちかわ
住所:〒111-0034 東京都台東区雷門2丁目14−9
営業時間:17:30-23:00
おまけ(蔵前・浅草散歩)
今回の特集は蔵前や浅草のお店がメインだったので、ついでに街歩きした時の写真も紹介する。
こちらの本屋Readin’ Writin’ BOOK STOREはfrom afarの隣にあるお店。
小さなお店だけど壁一面に所狭しと本が並んでいる。
西洋史や西洋文学関係の本も多く、ついつい手に取ってしまう。
こちらは「パリ」関連の本として分類されたであろうコーナー。
全部読みたくなってしまうラインナップ。
洋書も数は少ないが扱われている。
ギンズブルグなども、学術書と一般書(小説や写真集など)の垣根を感じさせることなく本を並べている印象。
筆者の好きな須賀敦子や白洲正子の本も。
読書好きな人にはおすすめしたいお店であった。
【店舗情報】
Readin’ Writin’ BOOK STORE
住所:〒111-0042 東京都台東区寿2丁目4−7
営業時間:12:00-18:00(木曜のみ17:30閉店)、月曜火曜定休
公式ホームページ:readinwritin.net
引き続き散歩、隅田川にかかる立派な橋。
スカイツリーも見える。
面白い公衆トイレ。
あ
ぶらぶらと浅草の方へ。
このキティちゃんが特徴的なサンリオショップ、イタリアの友人に写真を送ったら大受けであった。
こちらは2022年夏に撮影したものなので、今はもっと観光客が多いかもしれない。
歩いているうちに何気に見つけたアンティークのお店 東京蛍堂。
店内写真撮影禁止の貼り紙があったのでこの写真のみだが、大正や昭和レトロな雑貨や家具、洋服を扱うお店であり、見ているだけで楽しい。
このようにごちゃごちゃと電線や看板が出ている風景もとても日本らしい。
東京に住んでいる時には皮肉なことにほとんど行くことがなかった浅草と蔵前、今回改めて歩いてみてノスタルジーを感じたのであった。
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