イタリア・ローマのおすすめカフェ・レストラン5選 vol. 7
ローマのカフェ・レストラン特集もついに第七回目となった。
今回も美味しいお店を紹介していきたい。
1. ラッテリア・サン・ロレンツォ(Latteria San Lorenzo)
こちらローマ・サピエンツァ大学の近くにあるカフェ。
気取らない、地元の人が集まる感じのお店で、ショーケースの中に入っているものもお手頃。
甘いパンの他にサラダやパニーノもある。
お店は朝から夕方までと比較的早い時間に閉まるので注意。
朝のカプチーノをカウンターでいただく。
大学へ行く前にしばし休憩、大学の周りは学生向けのお手頃なお店が立ち並んでいるので、少し観光地から離れてチェックしてみるのもいいかもしれない。
ラッテリア・サン・ロレンツォ(Latteria San Lorenzo)
住所:Via Tiburtina, 222, 00185 Roma, Italy
営業時間:7:00-16:00(月曜から金曜)、8:00-14:30(土曜)
公式ホームページ:latteriasanlorenzo.com
2. パスティチェリア・バルベリーニ (Pasticceria Barberini 1925)
こちらは1925年から営業しているというお店。
バルベリーニという名前はついているが、最寄り駅はピラミデ駅(Piramide)、バルベリーニ広場やバルベリーニ駅があるエリアとは少し異なるのでご注意を。
ちなみにバルベリーニ宮殿は、映画『ローマの休日』でアン王女が宮殿を抜け出すシーンの撮影に使われた場所である。
こちらのパスティチェリアは、クラシカルかつ華やかな見た目の内装である。
並んでいるパスティチーノもカラフルで綺麗、洗練されている。
とにかくお菓子の種類が多い。
甘くない、軽食にもなるミニパンもあり。
イタリアでは秋になるとお店に並び始めるお菓子、マロングラッセも1粒2ユーロで販売していた。
ヘーゼルナッツのフィリングとキャラメル風味のチョコレートを赤いムースで覆った「バルベリーニ」というお菓子は、お店の名前もついた看板商品とのことである。
この時は学会に参加するためにミラノからローマに到着したばかりで空腹、かつきちんとした食事を取る時間がなかったので、目についたものを色々頼んでしまった。
バルベリーニというお菓子の一口サイズバージョンとミニシュー、オレンジとチョコのミニタルトをオーダー。
一気に血糖値が上がるラインナップであったが、ゆっくり席に座りながら疲れを癒すことができた。
お洒落なイタリア菓子を食べたい人にはおすすめのカフェである。
パスティチェリア・バルベリーニ (Pasticceria Barberini 1925)
住所:Via Marmorata, 41, 00153 Roma, Italy
営業時間:6:00-21:00
公式ホームページ:pasticceriabarberini.it
3. 华味居 Restaurant Chinese Huaweiju
今度は全くジャンルが違う、ローマ・テルミニ駅近くの中華レストランである。
写真の通り、ヨーロッパでは珍しいメニュー写真があるお店でもある。
正直このエリアはゴミゴミしていて、治安が良さそうとは言えないのだが、このレストラン自体は、四つ星ホテルの一階に入っているので店内はちょっと安心かもしれない(それでも手荷物には注意するべき)。
またこのお店のありがたいポイントは、11時から23時まで通し営業をしているということである。
食事のタイミングを逃してしまった日でも、ランチタイムの終了時間を気にすることなく、日中食事をすることができる。
またメニュー表の通り、比較的お手頃な価格帯である。
オーダーしたのは10€の北京ダッグと3.5€餃子、テーブルサービス料はかからなかった。
北京ダッグは少し皮の部分が硬かったが、野菜と一緒に皮で包み、タレをつけて食べているといくらでも食べれそうな気がしてくる。
餃子は日本のものに比べて皮が分厚いタイプ。
旅先で気軽にアジア料理を食べたくなった時にお勧めなお店である。
华味居 Restaurant Chinese Huaweiju
住所:Via Filippo Turati, 9, 00185 Roma, Italy
営業時間:11:00-23:00(月曜定休)
4. ダオ・チネーゼ・ビストロ(Dao Chinese Bistrot)
こちらはボローニャ駅(Bologna)やローマ・サピエンツァ大学のエリアの近くのちょっとお洒落な中華レストランである。
平日の昼過ぎに訪れたが、素敵なインテリアだったのでまだお客さんがいないうちに写真を撮った(その後、お客さんが入ってきた)。
オーダーしたのはちょっと奮発して点心の盛り合わせ14ユーロと白米2.5ユーロ。
ちなみにイタリアでは私たちが餃子と言って思い浮かべる餃子のことを「中華風ラビオリ」(Ravioli cinese)という。
その一方でGyozaという日本語を使うお店もあるので面白い。
こちら筆者にしてはちょっと奮発した点心ランチ。
一つ一つの点心は種類が違うので「これは何の味かな」と楽しむことができる。
ご飯は日本米のように粘り気があるものではなくパラパラであるが、餃子と一緒に食べるには軽くてちょうどいいかもしれない。
このほか、13ユーロでライス、餃子、肉料理と野菜料理がついたお得なランチもあるので要チェックである。
ダオ・チネーゼ・ビストロ(Dao Chinese Bistrot)
住所:Via Ogliastra, 10, 00161 Roma, Italy
営業時間:12:00-15:00/ 19:30-23:00
5. ヒロミケーキ(Hiromi Cake)
こちらはヴァチカン市国の近くにある日本風のケーキ屋さん。
以前、ヒロミケーキのミラノの店も紹介したが、実はローマの方が本店である。
ミラノ店と同じく、桜、ゆず、抹茶など、日本のものを使ったケーキが並ぶ。
おにぎりもあった(コンビニと同じくフィルムで包まれている)。
そのほか、コルネなど、イタリア風の朝食メニューもあるようだ。
また広見ではどら焼きや餅など、和菓子も扱っているのがポイント。
日本風の雑貨もここで購入できるようだ。
ちょっとクスッと笑えるような可愛らしい日本語のケーキもあり。
筆者が頼んだのは黒胡麻のダックワーズ2ユーロ。
黒胡麻がたっぷり使われており、とても香ばしい。
ヒロミケーキ(Hiromi cake)
住所:Via Fabio Massimo, 31, 00192 Roma, Italy
営業時間:9:30-22:00
公式ホームページ:hiromicake.it
筆者のお店紹介となると、カフェかアジアレストランかと偏ってしまって申し訳ないのだが、このローマのシリーズも長く続けていけたらと思っている。
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