ミラノのカフェ・パスティチェリア5選 vol.19:イタリアのお菓子を食べるならここ、朝食からランチ、アペリティーボまで
今回もミラノの美味しいお店5つを紹介していく。
1. アルテ(Arté Pasticceria Milano)
こちらはリマ駅(Lima)とポルタ・ヴェネツィア駅(Porta Venezia)の中間くらいにある2023年オープンのパスティチェリア(お菓子屋さん)。
店内はこじんまりとしているのだが、外にテラス席があるのでその場でお菓子を食べることも可能。
店内では生菓子のほか、持ち帰りやプレゼント向けの焼き菓子も販売されている。
ブレてしまったがショーケースの様子。
オーソドックスだがしっかりフルーツやクリームが使われたパスティチーノが並んでいる。
クッキーや普通サイズのケーキも。
お店の人おすすめのピスタチオのパスティチーノ2€を注文。
小さなお菓子ではあるが、スポンジやピスタチオのムースが層になっていてリッチな味わい。
他にもチョコレートやフルーツ、ナッツを使ったお菓子がたくさんあったので要チェックである。
アルテ(Arté Pasticceria Milano)
住所:Via Benedetto Marcello, 10, 20124 Milano, Italy
営業時間:7:30-19:30(月曜から火曜、木曜から土曜)、8:30-13:00(日曜)、水曜定休
公式ホームページ:artepasticceriamilano.it
2. EL&N
こちらはロンドン発のカフェ。
ミラノにはドゥオーモの近くとガエ・アウレンティ(Gae Aulenti)広場と二店舗あり、今回は後者の方に行ってみた。
ピンクが基調の華やかな店内。
ロンドンのお店ということでショーケースに並ぶケーキもイタリアのものとはかなり違う。
ボリュームがかなりあるケーキは一切れ9ユーロと高い。
二人で食べるくらいがちょうどいいのかなと思うくらいの大きさである。
カップも全てピンクで統一されており可愛らしい。
友人は12.9ユーロのアボカドトーストを、筆者は2ユーロのマキアートと2.5ユーロのピスタチオクリーム入りクッキーを選んだ。
ちょうどハロウィンの時期であったため、かぼちゃのマークを描いてくれた。
クッキーも一枚だけだったが、大きめだったので食べ応えがあった。
次回は大きなレッドベルベッドに挑戦できたらいいなと思っているのであった。
EL&N Gae Aulenti
住所:Piazza Gae Aulenti, 3, 20124 Milano, Italy
営業時間:8:00-22:00(月曜から水曜、金曜)、8:00-21:00(木曜)、9:00-22:00(土曜日曜)
公式ホームページ:it.elnlondon.com
3. 10_11 (Ten Eleven) - Portrait Milano(テンイレブン - ポートレイト・ミラノ)
この日は、サンバビラ駅近くにあるポートレイト・ミラノ(Portrait Milano)というホテル内にある10_11というカフェレストランに行ってみた。
このホテルは、ルンガルノ・コレクション(Lungarno Collection)というイタリアのホテル会社が展開するホテルの一つであり、他にもフィレンツやヴェネツィア、ローマに同系列のホテルがあるとのこと。
10_11という名前の由来は、このカフェレストランが、サンタンドレア通り10番(Via Sant'Andrea, 10)とコルソ・ヴェネツィア11番(Corso Venezia 11)の交わるところにあるからというもの。
このポートレイト・ミラノには、10_11のほかにもいくつかの飲食店が入っているようである。
10_11は、ホテルの中のカフェレストランとあってインテリアも凝っていてシックな印象。
カプチーノ7€(エスプレッソは5€ほどだったと記憶)にクッキーがサービス。
ミラノの中でもかなり高い値段のお店であるが、高級なホテルの中のカフェレストランだったらこんなものかもしれない。
その中でもお手頃なメニューを他に挙げるならば、ケーキ類は14ユーロから、朝ごはんメニューの卵料理単品は13ユーロから。
ランチは前菜の単品で10数ユーロから、メインは20数ユーロから。
朝食メニューには10数ユーロ前後で一人前食べることができるメニューがある印象であった。
コースは結構高めなので、お祝いの時に利用したい。
高いとは言ってもこの雰囲気は唯一無二。
友人と2時間近く素敵な空間でゆっくり話しすことができたので大満足であった。
いつか朝食を食べに行きたいホテルのカフェレストランである。
10_11 (Ten Eleven) - Portrait Milano(テンイレブン - ポートレイト・ミラノ)
住所:Via Sant'Andrea, 10, 20121 Milano, Italy
営業時間:7:00-25:00
公式ホームページ:lungarnocollection.com
4. カフェテリア・ヴィッラ・ネッキ・カンピリオ(Caffetteria Villa Necchi Campiglio)
こちらはネッキ・カンピリオ邸(Villa Necchi Campiglio)の中にあるカフェ。
参考:
ネッキ・カンピリオ邸は、ミラノを代表するアール・デコ建築である。
邸宅の庭を歩いていくと、ミントグリーンの鮮やかな内装のカフェに行き着く。
カウンターだけでも気軽に利用することができ、この場合はエスプレッソ1.5ユーロ。
カウンターが綺麗なのでつい向かいを変えてパチリ。
また別の日に訪問した時には、テーブル席を利用した。
デザートとカフェメニューはこんな感じ。
このほかにもランチメニューがある。
この時はケーキを二人でシェア。
エスプレッソは2ユーロと美術館内のカフェのテーブル席であることを考えたらわりとお手頃。
このカフェの隣は邸宅併設のテニスコートとなっているようである。
庭園も魅力的な邸宅なので、天気の良い日はテラス席もお勧めである。
ぜひカフェの帰りは庭を散歩して帰ることをお勧めする。
カフェテリア・ヴィッラ・ネッキ・カンピリオ(Caffetteria Villa Necchi Campiglio)
住所:Via Mozart, 10, 20122 Milano, Italy
営業時間:10:00-18:00
公式ホームページ:caffeteriavillanecchi.com
5.エポル・パイ(Eppol Pie)
こちらはレプブリカ駅とポルタ・ヴェネツィア駅近くにあるカフェレストラン。
エポル・パイとちょっと面白い名前だが、店内にアップルパイの絵が飾ってあったのでおそらくそれをもじったものであろう。
メニューにはパスタやハンバーガー、クラブハウスサンド、パンケーキなどわりとガッツリメニューが目立つが、ケーキやクッキー、ブリオッシュなども色々あり、気軽にちょっとお茶することもできるようだ。
テーブル席はとてもお洒落。
値段をメモするのを失念してしまったのだが、マキアートは一杯1.3ユーロほど。
ショーケースのクッキーやケーキがとても美味しそうだったのだが、この日はお腹が空いていなかったので別の機会に食べることにした。
朝から夜遅くまで通し営業をしているので、中途半端な時間にちょっと食べたい時にも使えるお店。
公式のインスタグラムには美味しそうな料理の写真がたくさん掲載されているので、要チェックである。
エポル・パイ(Eppol Pie)
住所:Via Lecco, 4, 20124 Milano, Italy
営業時間:7:00-25:00(月曜から水曜)、7:00-26:00(木曜金曜)、8:00-26:00(土曜)、8:00-25:00(日曜)
公式インスタグラム:@eppolpiemilano
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