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密かに愛用していた試作品をお披露目しました。

リモートワークにも慣れはじめた中で、デスク周りの設備やツールをアップデートした方は多いのではないでしょうか。リモートワークを1年半以上続けている僕自身もその一人です。ほぼ毎日といっても過言ではないほど多くの時間を過ごすようになった環境を良くしたいと思うのは自然なことかなと思います。

そんな中で、実は誰にも言わず我が家で大活躍していたワークツールが一つあります。

試作品のマウスパッドです。

このマウスパッドは、数年前から照明器具のデザインで支援をさせていただいている埼玉県八潮市の株式会社ワイ・エス・エムさんと約1年以上前から開発していました。

デザインは至ってシンプル。

厚さ1mmの鉄板に1mmのレザーを貼り合わせただけのデザインです。

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1年ほど前から構想がスタートし、試作を繰り返しつつも「やっぱり実際に使ってみないと良さがわからない」ということで、約1年間(長いw)自宅で使用しながら使い勝手をテストしていました。

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手前に置いた一枚が1年間使った試作品です。

いかがでしょう。良い経年変化が出てきました。今ではWFHになって自分の仕事を支えてきた証だと思うと愛着もわきます。

ただ、革の経年変化を確認するために1年も使い続けたわけではなく、長時間過ごすことになるデスクでの使い勝手はもちろん、仕事外の時間でも、ふと目に入った時に主張しすぎたデザインになっていないか。単なる仕事道具を超えて、置いておくだけでインテリアとして馴染むか。など、テストする感覚を忘れるくらい日常使いをしていました。(本当に忘れてしまい開発期間が延びた説もありますが、、、)

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一年間毎日使った結果、狙った効果をしっかりと体感できたので、いよいよ試作品から商品にする時が来ました!

改めて紹介します。その名も「Layer(レイヤー)」です。


Layer | NUME × GRAY

Layer Logo Scene_アートボード 1

デザインの特徴は2つ。

1. 革と金属板のコンビネーション
マウスパッドは様々な素材で製造され、販売されています。Layerは、2つの素材の良いところだけを掛け合わせたマウスパッドになっています。上面の天然レザーはマウスをスムーズに動かしながらも、肌触りがよく、長時間触れていても手に負担がありません。底面には、塗装された金属板を張り合わせています。この金属板があることで、ずっしりとした重さで安定させてくれます。

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レザーだけのマウスパッドだと、ステッチが入ったり、厚みがないものだとめくれてくることがあります。厚みがあるものだと手がマウスパッドの縁に引っ掛かってしまうこともあります。逆に、金属だけだと、何より冷たく、肌触りもよくありませんでした。そんな欠点を互いの良さを組み合わせることで解消できたのがこのLayerです。

2. 3mm幅の段差
実は使い勝手に効いているのが、レザーと鉄板の間にある3mmの段差です。この段差があることで、レザーのエッジに手が引っかかることを回避してくれます。また、経年変化するヌメ革の質感とその縁からみえるグレーの塗装のコンビネーションが単なる敷物ではなく、インテリアとして質感を感じさせてくれます。

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ヌメ革×グレー塗装のカラーリングは、デスク周りの緊張感を少し解いてくれるような、インテリアに馴染む存在感を目指しました。

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そしてそして、
今回の発売に際して、
これまでご紹介した「NUME × GRAY」に加えて、

「BLACK × BLACK」カラーもご用意できました!
(デスク周りは全て黒で揃えたいという声も聞こえていたので)

Layer | BLACK × BLACK

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「BLACK × BLACK」は、天然レザーも黒く、金属板の塗装も黒で合わせた、オールブラックモデルです。デスク周りやガジェットを黒で揃えている方はこちらもぜひご検討ください。

黒いレザーはそれほど色味の変化がないものの、使っていくうちに光沢感などが変化していき、味わい深い表情に育っていきます。きっと素敵なブラックデスクが完成します。

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柔らかな印象の「NUME × GRAY」モデル。
ストイックな「BLACK × BLACK」モデル。

皆さんのデスク環境にはどちらが合いそうでしょうか?
ぜひお聞かせください。

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天然レザーについて

Layerは、天然レザーを使用しています。ファッション業界を皮切りにリサイクルレザー、ビーガンレザーを使用する流れが主流になる中で、天然レザーという選択をしました。それは何よりも、長く商品を使っていただき、使い捨てを前提としたものづくりを少しでも減らしたいからです。

そのためには、されどマウスパッドでも「愛着」を持てる商品にすることを意識しました。天然レザーは一つとして同じものはなく、多少の色ムラなどがあります。また、長い年月で表情は使う人に合わせて変化し、それが魅力へと育っていきます。お使いのパソコンが新しくなっても、使い続けたくなる存在へと育てていただけると嬉しいです。
(数十年の耐久性をクリアできるリサイクルやビーガンレザーの選択肢は今後も模索し続けていきます)


最小限のパッケージ

マウスパッドを梱包するパッケージは100%再生紙を使用しています。福永紙工さんによる精度高いパッケージ制作のおかげもあり、クラフトの中にも品を感じるたたずまいに仕上がっています。丈夫な封筒ですので、開封後はぜひ再利用していただけると幸いです。

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全ては心地よい風景をつくるために

Layerの製造販売元である、株式会社ワイ・エス・エムさんとはNIGHT BOOK(本型の照明)やLIGHT SHELF(棚型の照明)といった照明器具のデザインを中心に、かれこれ4年以上ご協力させていただいています。数年前、ある雑貨店での取り扱い開始の打ち合わせに際し、こんな嬉しい言葉を店主の方から頂きました。

「どちらの商品も心地よい風景を作っている感じだよね」

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我々akiiのデザインした照明2種は、本棚に隠れたり、棚に隠れてしまうデザインで、商品としては見せ方が難しく売りづらい。ただ、暮らしの中に自然に溶け込み、照明器具そのものではなく、「柔らかな灯り」を感じてもらうことを目標にしていたので、「風景」という言葉にハッとさせられたことを今でも覚えています。このLayerも、特徴的なデザインではないですが、きっとデスクに置かれた時に、良き風景をつくるささやかな手助けとなり、(もちろん、使い勝手も良い)存在になってくれることを願っています。


Layerを数量限定先行販売

Layerは一つ一つ手作業で製造されています。一度に大量に作れないため、限られた数量のみの販売となりますが、随時在庫を追加していく計画ですので、焦ることなくご購入をご検討いただけますと幸いです!



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