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改めて自己紹介を

皆さま、はじめまして。

トキコクリニック梅田院院長を務めております、小村菜緒と申します。
美容皮膚科医としての情報発信に加えて、以前から行いたかった予防医学中心の情報発信出来たらと考えております。
趣味にまつわる記事や旅行記、日常の出来事なども投稿予定をしています。

よろしくお願いします😊


▶プロフィール

職業:美容皮膚科医。
トキコクリニック梅田院院長を務めております。

出身地:大阪府。
生まれは兵庫県ですが、阪神淡路大震災を経て大阪に移住。県外の大学に通っていた時期と留学していた時期を除いて、以降ずっと大阪暮らしです。

趣味:旅行、コスメ収集、映画鑑賞、ゲーム、読書、舞台鑑賞。

特技:英会話、歌唱、道を覚える


▶なぜ今予防医学なのか

”LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略”という本が数年前にヒットしたのをご存じでしょうか。

この書籍によると2007年に生まれた子供の約半数が107歳まで生きるとされています。また、厚生労働省が発表した2021年の日本人の平均寿命は女性が87.45歳、男性が81.41歳となっています。
人生100年時代は絵空事ではなく、既に始まっていると言えるでしょう。

超高齢化社会と言うと一般的にネガティブなイメージで語られることが多いと思います。
しかし、長く生きられるということはその分より多くのことを経験できるということですし、寿命が短かったころの人類に比べると時間の使い方次第で人生の選択肢の幅も広がるのではないでしょうか。

長い人生を謳歌するには健康であることが大切です。
日本の健康寿命は女性は75.38歳男性は72.68歳(2021年厚生労働省発表)であり、平均寿命との差は約10年ほどあるとされています。
年をとると病気になるのは当たり前だ、という人がいます。
加齢とともに抱える可能性のある病気が多いのは事実です。
しかし、少しでも元気に楽しく生きるために足掻きたいじゃないか…だって人生は長いのだし、と私は思うのです。

学生の頃、アメリカのプライベートクリニックを訪れる機会がありました。
そのクリニックには病気の治療に訪れる方はもちろんのこと、はっきりとした病名が付いていない患者さんもたくさんいらっしゃいました。
そのような患者さんの一人と話す機会があり、こう話されていました。

「なんとなく体がだるい、調子が悪いから来た。早いうちにメンテナンスしないとね」

その言葉に私は驚いてしまいました。
メンテナンスで病院に来て良いんだ…! 

患者さんが病気を治す手助けをするのが医者の仕事、言い換えれば病気の診断がされた人がメインの相手だと当時の私は思っていたのです。
(今では病気の予防にも心を砕かれている先生方が多いのは存じております。あくまで学生の頃のお話です。)
病気の予防に重きを置くことだけでなく、体のメンテナンスを行うという発想が当時の私にはなかったため非常に印象に残った出来事になっています。

プライベートクリニックにお邪魔した時からかなりの月日が流れましたが、普段から体を労わるケアをコツコツと続けて少しでも病気にならずに健康にいられたら…それほど素晴らしいことはないと思う気持ちは今でも変わりません。
自らの体調を思いやり、日ごろから体のメンテナンスを行うことが当たり前の世の中になってほしいと心から思います。
私の投稿が皆さまがご自身の体を思いやるきっかけになれたら幸いです。


どうぞよろしくお願いいたします。





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