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学ぶ”姿勢”

こんにちは、Naoです。
今回は学ぶ姿勢について書いていきます。

小学生だったとき、学校で「背筋を伸ばして机と握り拳1個分隙間を空けて、先生の話をしっかり聞き授業を受ける」なんて教わった気がする。

コレをしておけば、ぱっとみ「学ぶ姿勢があるな」って思われる。

ただこれは間違いだろう。
なぜなら学ぶ姿勢ではなく、学ぶ体勢だから。

極端な話、この体勢をしていれば周りから真面目な子や勉強する気があるように見える。

最悪、授業参観の時だけ生徒はこの体勢をしていれば良いのだ。
普段学校での姿を見ることが出来ない親にこの姿を見せれば、そこそこ良いように受け取ってもらえるからね。

(そんなもんで親を騙せるとは思わないけどw)

つまり、勉強する気が無くてもそれっぽく見えてしまうのだ。

まぁ私が何を言いたいのかっていうと…
「学ぶ姿勢と学ぶ体勢は違う」ってこと。

そして学ぶ姿勢は日常的に必要となる。
決して学校だけが学ぶ姿勢が必要な場所ではない。


学ぶことはどこでもできる、学校だけが学びの場ではない。
学校はあくまで授業を受ける場所だ。

テレビで放送されている番組からだって学ぶことが出来る。

ドラマの場合、私は「HERO」がスキだ。
HEROは主演の木村拓哉さんがカッコイイ。彼の貫く正義のあり方はとても感銘を受ける。このドラマを見て検察官になった人もいるそうだ。

正義とはどうあるべきか私はコレで学んだと思う。

じゃあアニメはどうだろうか?
未だに日本では、アニメ=悪 みたいな風潮がある。

例えば、銀魂だったら…
主人公の坂田銀時は、普段は自堕落な生活をし、下ネタや卑怯な事などは日常茶飯事。一言で言えばギャグ漫画だ、とてもじゃないが教育に良いとは言えない。だけど学べる事がない訳ではない。

銀時の時折見せる心。
銀時は仲間を守ると決め、筋の通った折れることのない、折れてはいけない強い意志 魂を持っている。
そんな彼の姿は「侍」と呼ぶにふさわしい姿だった。

彼の信念を貫く姿はカッコイイ。
私もそんな、信念を貫ける1人の人間でありたいと思った。
私はこのアニメから信念を貫くことの大切さを知った。

見かけでは学べる事がなさそうだけれども、どんな物からでも学ぶことは存在する。そしてそれを理解し、あらゆる事から学ぼうとするその心意気が、
本来「学ぶ姿勢」と呼ばれるのではないだろうか。

だから学ぶ姿勢と体勢は違う。そして学ぶ姿勢は誰もが持つ必要がある。


世界のあらゆる事柄から学ぶことが出来るにもかかわらず、学ぼうとする人はどれだけ居るのだろうか。

例えば、最近放送されていた「3年A組 今から皆さんは人質です」
これを見た学ぶ姿勢がある人なら、SNSなどで誹謗中傷をしようとは思わない。

もちろん、視聴率が100%な訳がないので日本中全員が見ていることはない。ただ、見ていた視聴者の中のいったい何人が学んだのだろうか。

もし見ていた人全員が学ぶ姿勢を持っていたならば、SNSで心を傷つけられている人を1人でも減らすことが可能だろう。

最近、テラスハウスに出演していた女子プロレスラー木村花さんがなくなった。死因は自殺とされている。

彼女のテラスハウスでの行動は視聴者を不快な気持ちにさせることもあったそうだ。そのせいか、彼女のTwitterには沢山の誹謗中傷のコメントが送られていたそうだ。

もし3年A組を私たちが見ていたのなら、彼女の命は今も燃え続けていられたかもしれない。私たちはなくす必要のない命をなくしたのだ。


もしより多くの人が3年A組のドラマを見たり、
SNSで日常茶飯事に行われる誹謗中傷のコメントを見たり、
それらを見て学ぶ姿勢があったなら、木村花さんのような人を亡くさないですむかもしれない。

私たちが学ぶ姿勢を持たない限り、傷つけられる人を減らすことは出来ないだろう。

学ぶ体勢なんてどうだっていい、学ぶ姿勢を持つ必要を学ぶ必要がある。

学校の授業を受けてるだけで頭がよくなったつもりなら大間違い、人は自ら学ぶ姿勢を持ちあらゆる事象を自ら学ぶことが、人間として何より重要なのではないだろうか。



ここまで読んでくださりありがとうございます。
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