雨時に人を亡くすが人は雨無くては生きられぬ

昨日書いた記事がそのまま今日の天気に反映されていて驚いた。

“観測史上最速で梅雨入り まさかの梅雨が5月の半ばって…。何て早いんだ、と思っていたら最速だとさ。そして、梅雨が明けるのが早い訳ではない事も考えられるらしい。 要は梅雨が長引く恐れがある。 これって、ここ数年よくある「ゲリラ豪雨」とか「土砂災害」やらの「水害」が増えてくる事も考えられる。それも長期間。そして被害に遭う地域も増えるかもしれない。 単純に雨だったり曇天だったりで健康な人でさえ憂鬱なのに、うつ病持ちで気候に左右される人間としてはたまったもんじゃない。”

九州地方の豪雨が大変な事になっている。
こちらも雨はかなり強かった。降ったり止んだりを繰り返していたが、夜には音を立てる程の雨になっていた。
涼しいのは良いのだけれども、湿度に耐えられない。
家の中も、床とかがジメっとした気がしてならない。
忘れてた、除湿機を使えばいいじゃない。

ここ何年か続く豪雨災害で家が流されて無くした人、そういや去年もブルーシートで覆った屋根ばかりの地域もありましたね。ブルーシートが足らないって話もニュースにありました。

そういうニュースを見る度に、昔何処かで見た言葉を思い出す。

「地球に優しい」んじゃなくて「地球が優しい」んだよ。

人間が自分達の生活を楽にしようと、自然に悪影響を及ぼす物質を空や川や海に放出している。この一文を読んだ時はまだそんなに環境問題が注視されていなかったけれど、何故か脳の片隅に残っていた。

地球は我慢していたのだ。何百年も。何百年程ではないか。酷くなってきたのはここ百年ぐらい？
歴史とか社会とかが苦手なので曖昧ですが…。

ペットボトルが流行りだし、リサイクルを行うようになった頃に読んだ一文かな。エコ（地球に優しい）とかいうコピーがついてまわっていた。

それをふと思い出し、今この突発的な豪雨や地震、強い竜巻や地形すら変形させる程の津波。そして活火山の活動。

地中から、オゾン層下からも地球は怒っている。
これは今まで蓄積した、我々人類がしてきた環境破壊に怒る地球が仕返しをしてきた…と言うよりも、しっぺ返しなんじゃないかと思う。似たようなもんだけれど。

コロナで人が亡くなる事も勿論大変な事だし、後何年続くかわからないけれども、地球の怒りは今後益々酷くなるだろう。
ひょっとするとコロナが完全に収束するより先に地球が滅びるんじゃないかとか思ったりして。

地球のターンはとても長い。百年以上前から溜め込んだ怒りを今、少しずつ天から地から発散させているのではないか。我々が自然に死ぬ年齢になった頃には、地球が今の姿を留めているのかどうかもわからない。

そんな大袈裟な…と思われるかも知れないけれども、それぐらいの事を人間は長年行ってきたのだ。地球にとって良くない事をしていたんだ。

地球の怒りは誰にも止められないし、これから自然エネルギーを増やしていく、と言っても遅い。今完全に止めてしまったとしても、地球の怒りが収まるまで、また長い時間を要するだろう。

そんな考えが脳内をグルグルと駆け巡る。
そして今の日本での環境エネルギーを見ていると、とても画期的だとは思えない事ばかりだ。

雨だけでなく、地球は沢山の人の命を奪ってきた。
だけど、先に自然を壊し、悪い物質を空や川や海へ放出したのは誰でも無い私達人間なのだ。

中国なんて、空を見れる時は滅多に無い程空気が悪い。工場が常に稼働していて悪質な煙を吐き出しているからだ。

それは他人事ではない。「Made in China」が大量に販売されている日本も対象だ。作らせているのは日本で、作っている場所が中国だって事なだけで、地球にとっては地上で人間が作った異物に違いは無い。

人間は地球に守られているから生きているんだという事に当然過ぎて気付かなかっただろう。私も最近まではそうだった。

しかし、度々起こる震災やそれによる津波の被害、ゲリラ豪雨、河川の氾濫、挙げればキリが無いが、次々に起こる自然災害に改めて「地球の怒りはただならぬもの」だと思っている。

結果、人間にとって本当に恐ろしいのは地球による自然災害だと思っているし、地球にとっては人間の行ってきた自然破壊は許されないものだと思っている。どちらに対しても「悪」なのではないかと。

自分が今出来るのは無駄にエネルギーを使わない事、そして食品をある程度ストックしておく事ぐらい。
自分はうつ病だし父も高齢なので、地球が怒って自然災害勃発、逃げられない、となったならもうそれは自分の人生なのだと思うしか無い。

だから、常に何事に対しても死ぬ覚悟はとうの昔に決めている。
うつ病だからか？と言われればそれもあるかも知れないけれど、何度も死にそうな目に遭ってきているからだとも思う。変な度胸がある。本当に変だけれど。

今日は全く違う記事を書こうと思ったけれど、何故か妙に真面目な話になってしまった。しかもこういう時に限って指は勝手に動いているようだし、本題から脱線もしないなんて…珍しい事もあるなぁ。明日は雨かな？