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Nao
2021年5月29日 00:06
良い時代になりました。どんなに離れていたって、好きな人に画面越しに会うことが出来るんですもの。貴方はいつも、金曜日の深夜、どこかの海で美しいギターの音色を、世界に発信しています。その音色は、決して沢山の人に知られてはいません。しかし、それを見つけた際、心がすっと救われるような心地がしたのです。私は、毎週金曜日の深夜、これだけを楽しみに生きていると言っても過言ではないくらいです。本当は、
2021年5月3日 00:52
食べたら気持ちが悪くなってきて、薬を飲んだ。次第に眠くなってきて、私はいつの間にか意識を放棄した。「…大丈夫?」優しい笑み。差し伸べられたその手を、私は躊躇しながらも抗わずに握って立ち上がった。「…大丈夫です。すいません…」こんな所、行きたくなかった。こんな、閉鎖的な「学校」という場所に。誰も私に興味を持たないし、私も誰にも興味無い。私は屋上に行こうとしていた。別に意図はない