【就活生向け】海外駐在を狙うときに気をつけるべきポイント5選

Xin chao こんにちは!ベトナム在住、20代現地採用OLです🇻🇳

就活シーズン、22卒は6月に大手の選考も解禁されて、そろそろ内定が出揃った頃かなと思います。
最後一社に絞るときに、もし海外駐在を狙っている人がいれば、こんなところに注意してほしい!というのをお伝えしたいなと思います。

私自身が新卒で就活をした際は、海外に住んでみたい+留学ではなく海外の人と何かを成し遂げたいという思いから、海外駐在を狙ってグローバルな自動車部品メーカーの総合職として入社をしましたが、海外駐在のチャンスはすぐには回ってこなさそうだと思ったので、その会社を辞めて自力で現地採用という形で職を見つけて、今はベトナムで働いています。新卒で入った会社や今の選択を後悔はしてないけど、正直、海外に行くなら駐在で来たかったなという思いもまだあります。

また、私だけでなく「就活してた時と話が違う」など入社後のギャップを感じることはよく聞くのですが、それは実際、一方的に就活生が会社に対して期待してただけであり、事前に聞けば防げると思うので、今回の動画が”入社後ギャップ”をできるだけ小さくするという意味で、少しでも役に立てばいいなと思います。

※このnoteはYouTubeに投稿した下記動画の詳細版になります。要点のみで良い、という方はぜひ動画をご覧ください!※

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本題の前置きが長くなりましたが、それではチャンネル登録が済んだ方から(笑)、海外駐在を狙うときに気をつけるべきポイント5選について解説します!


1 四季報の「海外勤務者数」と社員数の割合から駐在に行けそうな確率を調べる

今や会社説明会に行けば、「うちはグローバルなんちゃら企業です」なんてどの会社も口を揃えて言うけれど、実際にどれくらいの社員に海外に行くチャンスがあるのかは、会社の業種やビジネスモデル、海外拠点の数や規模によって様々だと思います。

そこで数値的に推察するのに最適なのは、四季報に載っている”海外勤務者数”です。加えて、単純に海外勤務者数が多いというよりも、それを全従業員数で割った割合が大きい会社を、海外に行けるチャンスがあると捉える方がよいかもしれません。



2 海外拠点のある国や地域を調べる

海外駐在に行きたい方、具体的に活かしたい言語や行ってみたい国ははっきりしていますか?はっきりしているのであれば、絶対に海外拠点のある国や地域は調べておきましょう

例えばフランス留学をしてたのでフランス語を活かせると思ってたのに、フランス語圏に拠点がなかったとか。欧米に住んでみたくてグローバル企業に入ったのに、拠点は中国ばっかりとか。そんな状況を避けるために、就活中と言うか、受ける前にそもそもチェックすべきかなと思います。(もし得意な語学を使いたいだけであれば、例えばフランス語圏に拠点はなくても「フランス語圏の顧客と取引があるかを調べておけばいいかなと思います!)


3 どのくらいの年次の人が駐在に選ばれているのか調べる

これは会社によって様々だと思いますが、一般的に平均年齢が高い会社はなかなか回ってこないのではないかと推察します。

また、どういう肩書で赴任するのかによっても異なります。例えば、1拠点に日本人が1人しかいかないのであれば責任者として経験ある方が選ばれがち(ただ3、4年目で来ている人もいなくはない)ですし、海外製造拠点など日本人が結構多いのであれば、若手にもチャンスはあると思います。これは会社の状況によって様々なので、人事の方に直接質問してみるのが良いと思います。=それが人事へのアピールにもなる!

私は結婚も出産もしたいので、現実的に結婚出産前に行きたいと思っていて、私が入社したメーカーは早くて4年目くらいから30になる前にチャンスがめぐってくると聞いていたので入社しました。


4 海外にいきやすい部署・ほぼいけない部署を調べる

全体として海外駐在の人数が多い会社でも、部署ごとに駐在に行ける確率は全く違うと思います。例えば私が勤めていたメーカーでは、意外と海外営業は顧客とのやりとりはテレビ会議や出張が多く、駐在員はそんなに多くない印象で、それよりも製造の工場管理や、各拠点に一人は必要な人事総務・経理のスタッフのほうが駐在員として必要な母数が多かった印象です。海外駐在のイメージが強い商社でさえ、部門ごとに事情は異なるのではないかなと思います。

わたしは総合職の配属ガチャで、これにぶちあたりました。入社時の面接や配属面談でも海外に行きたいアピールを散々していたものの、教育学部ということから教育系の部署に引っ張られ、そこは完全に業務の管轄が国内のみでした。ジョブローテも少なく、それを待った上でも次の部署で数年経験しないと海外のチャンスは回ってこないので、そんなに待てない!と思い、自力でチャンスを掴みに行くことを決断しました。


5 海外拠点(事業)の今後の拡大・縮小状況を調べる

駐在に行けたとしても、売り上げがたたないから拠点を閉鎖するので日本へ帰って下さい、ということもなくはないです。逆に、アフリカ行きたいのに今は拠点がないと思っていても、数年後に進出する計画があるかもしれません。採用サイトに出ていないことでも、もしかしたら人事やちょっと上の役職の人なら知ってるかもしれないので、ぜひ聞いてみるといいと思います。=ここでこのような質問をすることも、アピールにもなると思います!


最後にもう一点だけ、心に留めておいてほしいことがあります。

■言語ができるからって海外駐在に選ばれるわけじゃない

 私は新卒で入社して部門配属が決まる時、TOEICのスコアは300人弱いた同期の中でも上位1割くらいにはいたはず。でも決まってみた配属を見てみると、海外と関わることが多い部署に配属された人の中には全然英語出来ない子や海外勤務を希望していない子もたくさんいました。今なら納得できますが、それは語学よりも、その業務に対する適性をみて配属してるからであり、語学はあとからなんとでもなるという会社からのメッセージだったのでは、と思います。
 上記の話にもつながりますが、駐在員として重要な能力は「翻訳」ではなく「専門性」や「判断力」です。(商社とかコミュニケーションとか交渉力が必要な職種だとまた違うと思いますが、)特に技術系の職種だと、”語学ができて仕事ができない”社員、”仕事ができて語学ができない”社員なら、圧倒的に後者が選ばれます。だから海外駐在したいのであれば、語学や伝える力ももちろん大事ですが、専門性を磨いて、本業で海外駐在員として判断したり現地の社員に指示を出したりできるようなレベルになることが大事かと思います。


以上、 海外駐在を狙うときに気をつけるべきポイント5選 でした!


実は私と同じように、メーカーに入社したけれど、なかなか海外のチャンスがなく転職しようか迷ってる、と言う方から何人かInstagramやTwitter等でDMをいただいたことがあります。
その経験は決して無駄ではないと思うんですが、同じような思いをしてほしくはないなと思うのでシェアをしてみました。

今駐在員として海外来ている人や駐在経験者の方など、もし就活生にアドバイスがあればぜひコメントお願いします。また、いいねをいただけたらモチベーションになりますので、ぜひお願いします❣️

それでは、また皆様のお役に立てるような情報発信していければと思います!

ベトナムの日常等、各種SNSでも発信していますので、こちらからどうぞ!


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