コーンウォール
イギリスに住んでるときはそれはそれは旅をした。今回は珍しくイギリス 国内のイングランド南のコーンウォールの旅について書きたいと思う。私達が旅をしたのは2018年6月のこと。
コーンウォールは、イギリスにも関わらず温暖でシーフードが美味しい人気観光先。ロンドン(Paddington) からコーンウォール(Penzance)までは寝台列車で約8時間。ちゃんとした個室の寝台が既に埋まっていたので、普通の席で行くことを決意した私達。それだと往復で2人で£151。夜中の12時頃にロンドンを出て向こうへ着くのが朝の8時。しかし、個室ではない、ベッドがない普通の列車は電気が消えることなく、且つ車内が謎にクーラーがかかっていてかなり寒かったのを覚えている。凍えた8時間。。。しかし、席はガラガラだったので二つのシートに丸まって寝ていた。
着いてすぐにBuilders breakfast(大工さんの朝ごはん)はとても安くてお得(その分質はそんなに良くないのだけど)なのでとりあえずPenzance駅からコーンウォール周遊バスか出るまで冷え切った身体を温める私達。周遊バスは、2日で乗り放題とかのチケットがあったのでそれを使うと便利。このバスは普通に市民?の足になるみたいだけど、一駅先が超遠いので普通に乗るとかなりお高めだった記憶。
バスで一番先に向かったのはミナックシアター。1人の女性が50年かけて作った劇場。今でも舞台をやるそうなのでチケット購入も可能みたい。
こんな感じで何年にどの舞台がやったかも掘ってますね。
このビーチはどうやって行ったか覚えてないけどふらふら歩いてて見つけた気がする。
イギリス の6月に泳いでる人もいたよ。私はこの時革のジャケットを着てるので暖かいけど泳ぐほどではなかったのを覚えているな。
それにしても、この生えている植物を見てもイギリス らしからぬ温暖な気候。
その後はバスでランズエンドというイギリス 最西端へ!!ところで、私達この後もポルトガルのロカ岬というヨーロッパ大陸最西端に向かったのだけど、最西端とやたら縁があるらしい。
ででーん!私はこれを見て何となくパイレーツオブカリビアンの最後を思い出しましたよ。(シリーズ一番最後だったはず)
ランズエンドには何故か動物が沢山いて(これはリャマ?)、見てると癒されるはず。
イギリス らしからぬ場所とはいえバスは壊れる。ロンドンに住んだ事のある方なら分かってくれるかと思いますが、バスが壊れたり迂回したりアドベンチャラスなイギリス 。コーンウォールも例外ではなかったです。困るのはロンドンは乗っていたバスが目的地に着かなくても他の手段があるのだけれど流石コーンウォール。ありません!このせいで1時間茶をしばきながら地べたに座って待ってた。
ロンドンはシーフードがお高めなのでシーフードが食べられるとなれば必ず旅先で注文してた。(帰国後の今もその癖は抜けず思わずシーフードにしてしまう)。これはコーンウォールでとれたシーフード達。
2日目。朝はEnglish Breakfastを食べ(Builders breakfastと材料は同じだがちょっとだけ質があがる)、セント•アイヴスへ向かう。小さな漁師町だけれどとても美しくて小さなファッジのお店やや写真のような可愛らしい八百屋?が並ぶ。このお店でりんごを並べてたお店の人が箱からこぼして1つコロコロ転がってったのを観光客が拾ってあげてた。お店の人は「そのりんご、あげるね!」と言ってお店に入って言ったのだがあまりにCMのワンシーンの様な事が現実で起こってテンションがあがる私達。
ちと天気は悪いけど海も透き通って綺麗。
ここで適当に入ったレストランが激うまだったなぁ。帆立とか、ムール貝、アジというロンドンで食べたら£100はするようなラインナップ!!いくらか忘れたけど、そんなにはしなかったのは確か。
最後に向かったのはMount Saint Michaelというフランス語にしたらそのままモンサンミッシェルな聖なる山(と城)。潮の満ち引きによって行けないとか大天使ミカエルを祀ってるとかまで同じ。更にはここから南に一直線に進むとモンサンミッシェルに着くらしい!わお!!
中はこんな感じ。さすが山なだけあって息切らして登ってた。疲れてちょっと椅子に座り込み、もうモンサンミッシェルには行かなくていいかなと決意する私。
その後夜10時前の電車に乗り、朝の5時にロンドンに着いたらしい(覚えてない)。月曜日だったのだけどきっと私は半休か休日をとってたはず。お土産で確かファッジを買ったはずでそれが凄く美味しかったのはうっすら覚えている。大体イギリス 国内を旅した人のオフィスへのお土産はファッジかバターブレッドなのでこれはあんまりコーンウォールのお土産!!!というわけでもないのだけれど、ファッジは美味しい。以上私のコーンウォール記でした。良かったら旅の参考にしてください。
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