【備忘録１】成績発表
忘れもしない3月10日のこと。
朝10時に発表される成績をすぐに確認できるようにと、目覚ましをかけて起きた。とれると信じていた楽単で有名な授業2つと、とれているかは微妙で何気なくとった法学の専門1つの単位を確認すべくサイトにアクセスした。ログインしてすぐに卒業者向けの学修成果アンケートが表示され、卒業できたんだ！と意気揚々と感謝の気持ちで少し盛ってアンケートを回答。
その後2020年度後期の成績確認ページへ入るとそこに並んだ【不可】の文字、取得単位計2単位。信じられなかった、勘違いだと思いたかったが、私が卒業に必要な単位は4単位なのに2単位しか取れていなかったのだ。全ての年度の単位確認ページを開くとそこには計122単位とある。
卒業要件は124単位で何度確認しても2単位足りず不可の文字。しかも取れていたのは危うかった法学の専門単位の2単位のみで、楽単で有名な授業は両方落としていたのだ。簡単なレポートで落とされることがある？なんで？え？緊急事態に頭が追い付かず、すぐに友達に電話した。
友達に、卒業できていないかも、2単位足りなかった、これを落としてしまったようだ、と話すと向こうも信じられない、そんなことあるのか、とにかくどうにかできないか教務課に問い合わせや教授に連絡をとってみてと言われ一度切り、教務課にすぐに電話した。
こんな人毎年いるんだろうな、、と考えながら急いで教務課に成績の問い合わせ方法を尋ねたところ、問い合わせに関しては学生ポータルに掲載があるからどうのこうのと言われたのを覚えている。電話を終えサイトを見てみるも上手く見つけられないしなんて言われたのかも焦ってとんでしまった。また教務課に電話をかけてみると、「だから学生サイトに載っている。科目ごとの問い合わせ方や問い合わせ先も載っているからちゃんと確認してから電話してくれ。もう4年生なんだし。」と端的にいうとこう言われた。
めちゃくちゃムカついた。そりゃあ成績が取れなかったのは自業自得だしそのせいで卒業ができなくなったのも自業自得なのはわかっているが、そんな嫌な言い方する？だからうちの大学は💩なんだ。（もちろん一概には言えないしそのスタッフだけがそういう態度だっただけだけど）
ひとまずサイトから楽単の教養科目の問い合わせフォームを発見し1つ目は問い合わせが完了。もう一つの楽単は経営の専門だったので経営の教務窓口に行く必要があるとのことで、急いで大学へ向かい窓口にて問い合わせ内容を記入しこちらも完了した。
なるべく早く回答できるようにするとそこのスタッフに言われたが、内定先の連絡もあるし、卒業式に向けた袴のこともあるし、とにかく親がどうなるのかと怒りヤキモキしていたので、とにかく早く回答をもらわなければいけないけどどうすることもできない状況であった。でもできることは返答を待つのみで、萎えながら、今後どうなるかなと快晴の空の下をとぼとぼ歩いて帰った。
同時に発表された卒業予定者一覧を友達が送ってくれたが、やはりそこに自分の学修番号は無かった。
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