組織とチームの違いから、組織運営の3つのポイント「成果・役割・連携」を導いた

8月1日日曜日、いかがお過ごしでしょうか。

久々のnoteでは、「組織とチーム」は何が違うのか気になったので、

ここに明文化してみます。書き終わったころに何かのヒントになれば嬉しいです。

「組織」からイメージする言葉

「企業」「マフィア(闇の組織とかw)」「オリンピック(組織委員会ってなんだろう)」「細胞組織(人の体も組織なのか!)」「ボス・長(リーダーやキャプテンというより)」「階層」「役割」「仕事」

「チーム」からイメージする言葉

「スポーツ(one team!)」「チームワーク」「キャプテン」「コーチ」「メンバー」「雰囲気」「マネージャー(部活の)」

言葉を洗い出してみて

う~ん、違いがわかるような、ほぼ一緒のような・・・組織のほうが、規模がデカそうだったり、複雑だったり、仕事ってイメージだなぁ。

こうなったら、「組織」にあるものが「チーム」にもあるか見ていきましょう。

「組織」にありそうなもの

①「目的・成果・目標」が¨上げなきゃいけない¨仕事レベルである。「頑張ったけどムリでした、次がんばります」って気楽に言えない雰囲気。

②①を実現するために、役割や仕事が明確にあって、それも¨やらなきゃいけない¨レベル。階層もその一つだな。人の細胞組織も、生きるために皆で協力しているんだろうな(しみじみ) あ!!

③①を実現するために、②がただあるだけではなく、連携している!階層は書く役割が連携するために必要なのか!上が偉いとかじゃないんだな。人の細胞組織も、頭から足まで、誰が偉いでもなく連携して仕事をしている。なんて美しいんだろう(もはや涙)

この3つはチームにもあるのか検証

次に、この3つがチームにもあるのか検証してみます。

①達成するべき目的・成果・目標

ある・・・・ちゃあるけど、チームの場合は「努力したけどムリでした、悔しいけど次に生かします」が組織よりもあり得そうな気がします。なんだこのモヤモヤは。スポーツでもプロは生活もあるしスポンサーなど色々背負ってて、仕事として成果出さなきゃいけないのになぁ。相手もいるから勝てない場合もあるけど、企業だって競合がいるしコロナなんて意外な影響もうける。チームって「勝敗」重視なんだろうか。ま、次いこ。

②①のためにやるべき役割・仕事・階層などがある

ある。これはあるでしょ、サッカーのポジションとか、キャプテン・副キャプテンみたいな階層的役割とか。でも個人競技はどうなんだろう、陸上部のキャプテンはいるだろうけど、走るのは一人でその人の実力次第で結果が出るという場合。うーん、ま、次いこ。

③①のために②があって、尚且つ連携している

例えばサッカーの大会で優勝するためにポジションや役割があって、それぞれが連携している。と考えればあるな。一方、個人競技だと他者との連携という部分では少なくなりそうだ。

長文を書いているにも関わらずまだはっきりしない、正直、どうまとめるべきか焦ってきました。

それぞれの3要素を比較

さすがにまとめないと終われない、私はせっかくの休日に何に時間を使っているんだろう・・・とならないように頑張ります。

比較すると、

組織:達成するべき目的・成果・目標が重要かつ責任がある

チーム:あるが、相対的な要素が大きい「勝敗」「1位2位など」        努力目標である可能性もある。

組織:達成のためにやるべき役割・仕事・階層などがある

チーム:複数人で行う場合はある。個人で行う場合はない。

組織:仕事や役割の間で連携している

チーム:複数人で行う場合はある。個人で行う場合はない。

ここで気づいた

そういえば、スポーツは柔軟に互いを補填しあう。サッカーでもディフェンダーがシュートするように。けど、会社では営業が経理をサポートすることはほぼない。経理の人手が足りなければ異動か採用して補填する。右腕を骨折しても、右腕が治るまで固定したまんまだ。治るまでの間、左足が右腕の代わりを務めることはないよね基本。

組織とチームの違い

①達成するべき目的・成果・目標が、大きくて重要

②役割が明確に分かれている

③役割が連携している

結論に達することができました。

①はなんとなく想像がついたけど、おもしろいのは②と③。役割が明確に分かれているんだけど、互いに連携して成果を上げるために活動している。

何度も例に出したけど、われわれの人体も、各器官が役割を果たしつつも連携しているから生きていられるんだなぁ。

おまけ

良い組織運営のためのポイントとは

この3点から、成果を出すための組織運営のポイントも見えてきそうじゃないでしょうか

ポイント1:出すべき成果が組織で行うに値するか

意外と盲点だと思うんですが、出すべき成果によって、組織でしなくてよければ、しなくてよいわけですね。一人でやっても悪くないわけです。

ポイント2:成果を皆が認識し、役割が明確に分かれているか

成果を皆が認識している必要がありますね。なんのための仕事か分からないと努力の方向が間違ってしまうことがあります。難しいのは役割の明確化でしょうか。とくに小さい会社だと一人の人がオールマイティーだったりします。ここでも、組織で出すべき大きな成果なのかが問われるのでしょう。

ポイント3:役割の間で連携しできているか

成果を認識し、自分の役割が分かっていても、他の役割と無関係ではありません。自分の役割がどのように影響して組織の成果につながるのか分かると連携もしやすいでしょう。

最後に

いかがだったでしょうか。つたない内容ですが、少しでもお役に立てれば幸いです。私も今から「成果・役割・連携」ができているか気にしようと思います。

炎天下なのでエアコンの利いた部屋で過ごそうと心に決めた日曜日。明日から役立ちそうな発見ができて良かったと思います。お昼はお蕎麦にします。皆さまくれぐれも、暑さに気をつけてご自愛くださいませ。


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