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ビジネスマインドについて、長々と語った日(3,400字)

こんばんは。

とんでもないブルーマンデーから始まった月曜日となりました。
意外にもスイッチを付けてくれたのは、上海支社の責任者からの一言。

「も〜直樹さん〜しっかりしてくださいよ!!!!」

心にボッて火が付きました。感謝でしかない。
そして、ちょっと迷惑かけて申し訳ない。

さて、本日はなんと、以前の記事でも紹介した20歳の男の子が入社することになりました。

以前の面接で不採用にした子なのですが、丁度タイミングが良かったのと以前のネックになっていた出勤日の調整を行ってくれたため、今回無事採用となり、本日から出勤となった訳です。

今日は彼に伝えたマインドセット的な部分をまとめておきたいと思います。

⚠ここからとても長くなるので、ご承知おきください。⚠

大前提のお話

働く意義
幸せになるため。
まず、今僕達は資本主義という世界にいる。
資本主義とは、個人で自由にお金儲けをすることこそが、皆幸せになれるという考え。
逆に、お金儲けではなく、皆平等でいることこそが、皆幸せになれるという考え方は社会主義。
資本主義の世界では、お金が個人の幸せに密接に関わっている。
個人の幸せは十人十色だけど、僕達はお金があれば人を幸せにしたり、自分が幸せになるという思想(主義)の中で生きている。
つまり、働くとは、幸せ≒お金を得るための手段である。

会社とは
経営者のミッションにもよるが、基本的には常に成長(お金を増やす等)をし続ける組織である。
何故なら、会社には大体投資家がおり、会社にお金を投資しているから。
投資家が会社にお金を投資する理由は、投資をした結果、会社の価値が徐々に上がり、最終的には投資家自身の儲けを増やす(お金を増やす)為。
つまり、会社は投資家の幸せを増やす(お金を増やす)ために、成長し続け(お金を増やし続け)、会社の価値を上げ続けなければならない。
(投資家のことだけを考える会社は良くないけれども。)

あなたが会社で働くと決断した意味
自分自身がその会社で共に成長することを決めたという状態。
別に成長意欲が無くても会社で働くことはできるが、その場合をわかりやすく言うと、右行こうという会社に対し、あなたは左行きますと言っている状態なので、お互いぶつかり合う可能性が非常に高い。
逆に、成長しない≒お金を増やすことが幸せにつながると考えない人は、公務員や、NPO等の成長することを目的としない組織に入るべき。

会社があなたを採用すると決断した意味
あなたの成長する未来に投資をしますよ。という判断が下された状態。

あなたが僕と会社に投資をするもの 時間
リスク無くしてリターン無し。あなた自身も実は投資をしています。
あなたはあなたの時間を僕&会社に投資して下さい。
でも、あなたにとっての時間はたっぷりあるので、実はローリスクハイリターンな投資をしている状態だったりします。

私があなたに投資をするもの 時間
わたしもわたしの時間をあなたに投資します。
同じ時間を投資していますが、僕はあなたより年上で、老化による寿命までの期間があなたよりも短いので、あなたに比べるとハイリスクハイリターンだったりします。

会社があなたに投資をするもの お金
会社は給料という形で、あなたに投資をします。
お金の面で言えば、ぶっちゃけあなたを雇う金は全体から見た時に極一部なので、ローリスクハイリターンかなと思います。

つまり、あなたは時間を投資する価値がない(自己成長しない)と判断したら、会社を即辞めていいし、僕も時間と金を投資する価値がない(あなたは今後成長しない)と判断したら、辞めるように話をします。
なので、自分自身と、僕と、会社を信じ、あなたの貴重な20歳の時間を、全て僕に下さい。僕はあなたを資本主義の中での幸福度を少しでも上げるために全力を尽くします

具体的な目の前の話

仕事をする上で常に考えるべきこと
1.如何に数字(営業で言う所の売上)を高めることができるか
2.如何に社内外の信頼を高めることができるか
会社はお金が全て。
だけどお金とより密接に関わっているものとして、信頼も存在している。

数字を上げるためにできること
まず目の前、数字を作っている社内の仲間の仕事を奪い、仲間の時間を沢山作ってあげること。
そうすれば、仲間はお金を作るために頭を使う余裕ができ、より大きなお金を生み出す仕事を考えることができる。

信頼を高めるためにできること
①プロフェッショナルになるための土台(基礎作り)を行っていく。
基礎がしっかりするまでは、個性を出すことは禁止。個性を出すのは基礎が固まってから。
個性的で魅力的に映るプロのビジネスマンの多くは、基礎の信頼と、ビジネスの世界で出した結果の信頼がある前提の元、個性を打ち出していることを覚えておく。
ちなみに、プロフェッショナルとは、いかなる状況でも一定のパフォーマンスが出せる人間の事を言う。

②人間への理解を深める
そもそも成長とは、自分自身への理解が深まることと考えている。
そして、自分自身への理解が深まった結果、他者への理解も深めていく。
最終的に、他者を理解できる人から信頼をもらえる。
妻は僕にとっての良き理解者です。と旦那が言う時、旦那は妻の理解に信頼を寄せていると言える。
つまり、人間理解がとても重要
広い目で見た時に、実は、資本主義の世界も、ビジネスの世界も、会社という組織も、全て人間が作っている。
変化する市場も、市場を作っているのは人間。
市場が何故変化するのかと言えば、それは人間が常に色んな変化をしているから。
あなたが毎日食べたいものや気分が変わるように、僕やあなたの周りの人間も常に考えや気持ちが変わっている。
言ってしまえば、信頼だって人間が生み出すもの。
つまり、人間を理解することで、自然と信頼を高めることができるという仕組み

会社を辞める時の話

会社に一生尽くすことが正義ではない。
辞めることは全然OK。
辞める=マイナスではない。環境が合わないということが分かったという気付きであなたにとってはプラス。
ただし、気まずい別れ方は絶対にしないこと。
終わりよければ全て良しと言う言葉があるように、どんな形や理由であっても、最後に円満で終われる人は優秀と覚えておくこと。
何故なら世間は本当に狭い、いつどんなタイミングでまた出会うか分からないから。
目の前の人間に好かれる必要はないが、絶対に嫌われてはいけない。

もしも起業する、もしくは転職するとなっても、あなたが成長できた環境は今の会社があったおかげですともし言ってくれたらそれだけで僕達にとってはメリットが生まれる場合もある。

まとめ

将来幸せになる(お金を増やす)ために働きましょう。
その為に、お互い時間という貴重な資産を使って、未来に投資をしましょう。僕はあなたの時間の投資が無駄にならないように全力を尽くします。
代わりにあなたは、常にお金を作るために動いて下さい。
お金と同等なレベルで大事な信頼を社内社外共に高めていって下さい。
辞める時は、どんな状況であっても円満に辞めましょう。人生は長いです。

最後に、僕の好きな偉人の名言

僕はディズニーが大好きですが、ディズニーを作ったウォルト・ディズニーさんの名言がとても心に響いていてとても好きです。

When we go into that new project, we believe in it all the way. We have confidence in our ability to do it right. And we work hard to do The Best Possible Job.
(新しいプロジェクトをひとたびやると決めたら、とことん信じ込むんだ。うまくやる能力があると信じるんだ。そして、これ以上はできないという最高の仕事をするんだ。)

自分自身と、会社をとことん信じ込んで、毎日を120%で駆け抜ける。
難しいことですが、だからこそやりきる価値のあるものだと信じています。

3,000文字超えてしまったぁ。。。月曜日から何やっとんねん。。。
今度から新人入る時はこれ見せながら話すことにします。
もったいないですからね。

もし、上記マインドで補足あれば、ぜひコメント欄でご意見もらえたら嬉しいです。

それでは月曜日お疲れさまでした。明日で6月も終わりですね。
7月も頑張っていきましょう、おやすみなさい!

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