#カーネーション
連続テレビ小説「カーネーション」放送10年・岸和田市市政施行100周年『おかえり糸子!カーネーション ファンミーティング』トーク書き起こし(2022.3.5.開催)
尾:尾野真千子さん
城:城谷厚司さん(カーネーションプロデューサー)
比:比留木剛史アナウンサー
尾野さんはなんと、ミシンに初めて触るときに来ていた矢絣の着物にグリーンの袴、赤い足袋におさげ髪(両手に赤いうちわ)、という姿で登場した。雰囲気はあの時のまま!↓
比:最初にご挨拶を。
尾:色々笑って、いろんなこと忘れて帰ってください。
比:今日は女学生時代の衣装で。尾野さんのアイディアですか?
『カーネーション』第三週「熱い思い」
13)糸子は「働きとうて働くんや」と女学校のみんなに挨拶をすませ、安岡のおばちゃんに「なんちゃらいう外国のごちそう」であるカレーを食べさせてもらう。初めての物でも美味しそう!と飛びつく糸子と、ご飯だけでええ、と怖気づくヘタレの勘助の態度に性格が現れる。「朝や!」の爽やかな目覚めは「8時!?」とはえらい違いで、勢い込んで行った桝谷パッチ店は、お茶の順番やら縦縦横横やら、知らないことがいっぱいあって、
もっとみる『カーネーション』第2週「運命を開く」
7)奈津は何を言ってもすげなく「何にも」で返し、糸子は三角に夢中になっている。大好きなはずのお裁縫の時間は、「好きすぎるっちゅうのも困ったもんで」、学校で習うことなどとっくに超越してしまっている。女学校というのは宿題だの何だのと制約も多いところで、糸子は「早う大人になりたい」と思う。謡の教室のエピソードで「学費がないこと」を示し、相変わらず集金が嫌いな善作は糸子を遠くまで集金にやる。そこでついに糸
もっとみる『カーネーション』第1週「あこがれ」
BS12で『カーネーション』の再放送が始まった。再放送はこれで3度目であり、いかにこの朝ドラが特別なものかがわかる。今回は、月曜日に一週間分、連続6回の放送なので、見終わったらもう頭の中がパンパンになるのだが、せっかくなので週ごとにあらすじをまとめていくことにした。「時は大正、岸和田に、生まれた一人の女の子、名前を小原糸子と申します。着物の時代にドレスに出会い、夢見て、愛して、駆け抜けた、これは
もっとみる糸子の自己肯定感について
HSPの特性をあれこれ見ていく中に、「自信がない」「いつも不安を覚えている」というのがあり、いたく納得している。ただ、自信がないことと卑屈、というのはまた別物であり、同様に自信満々と傲慢も、似て非なるものであるような気がする。このことについて、我が心のヒロイン、糸子をモデルに考えてみたい。『カーネーション』の再放送時、Twitterを見ていたら「糸子は傲慢だ」という意見があって、どうにも腑に落ち
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