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和菓子と美しい文化について

突然抹茶が飲みたくなったので、
街の和菓子屋さんへ買いに行きました。


お店の外に出ている
台湾カステラののぼりを見つけてから、
ずっと気になっていたものは、
大好きな昭和レトロな袋のキャラクターの焼印が押してありました。

そんなつもりはなかったけれど、
買わずにはいられない可愛さ😆


今日は、台湾カステラの他に、
笹に包まれた麩まんじゅうと
笹に包まれたくずまんじゅうを買いました。



富山県南砺(なんと)市に
移住する前に暮らしていた町には
古い街並みの新町通と本町通りがあって、
車2台がすれ違えるほどの狭い通りには、、
『ふもち』で有名なお店がありました。

ほぼ『それ』のみで勝負している看板の
『麩もち』の名前は
『さんきら』と言って、

『さんきら』の葉っぱに
柏餅のように挟まれています。

https://www.ooguchiya.co.jp/lineup/sankira/

『さんきら』の葉っぱは
一枚一枚同じ大きさに切り揃えられていて、
丁寧に作られている和菓子です。


同じ『麩もち』でも『さんきら』は
生麩の柔らかさと滑らかさが絶妙で、
食べていて『気持ちいい』
舌触りと歯触りが別格で、

甘過ぎないこし餡も美味しく、
今は亡き伯父に
食べて欲しくて送ったところ、

冷凍して食べたら美味しかった❣️と絶賛されて
微妙な返事を返したのを
『麩もち』の文字を見るたびに思い出します(笑)


富山県南砺(なんとし)市の
私が暮らしている地区「福光』の街には、
今日立ち寄った和菓子屋さん
『かじわや』さんの他に、
すぐ側に
10店舗弱の和菓子屋さんが集まっています。


密集していると言っても良いほど
和菓子屋さんが集まっている南砺市には、
お茶菓子を食べる文化が根付いているのだなぁと、
改めて思います。


街のスーパーの和菓子売り場に、
袋にもなるお懐紙
(お抹茶と一緒に出される和菓子の下に敷くお皿代わりの和紙)が
売られているのを見て、
(出したお茶菓子は持って帰って貰う前提!)

お茶菓子を食べることや
お懐紙を敷いてお茶菓子をお出しすることが
特別なことではなく、
普段の生活の中にあることに
凄いことだなぁと感動しました。


『田舎暮らし』と一括りに言うけれど、
その土地土地に根付いている文化があります。


その土地に根付いている美しい文化が
これからもずっと続いて行きますようにと、
立てた抹茶を飲みながら思います。

その季節でないと食べられない
季語のようなお菓子が和菓子かなと思います。

和菓子を食べながら
季節を感じる暮らしって良いなぁ❤️

田舎移住のウソ・ホント🌟築150年の古民家を買っちゃった❣なつみんです🌻 富山県南砺(なんと)市に移住をして丸3年経った2020年からは、 新規就農した夫を手伝って農作業もしています。 サポート頂いたものでより美味しい農作物を作る糧にします❣