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MIXのための音源収録方法

★誰かの伴奏にあわせて歌っている音源を作りたい
★誰かと一緒に演奏したい・歌いたい、それを完全オンラインで収録したい
★誰かと声を合わせて話している音源を作りたい

こんなとき、どのようにしたらいいかを書きます。

1人のピアノ伴奏と39人の歌をMIXした合唱

こちらの合唱は、参加者全員会ったことがありません。
それぞれに別々の場所で別々のタイミングで収録した音源をMIXして完成した合唱です。

具体的な方法

最初に、タイムキーパー的な音源を作り、みんなはそれぞれにその音源をイヤホンで聞きながら、収録します。

― ① タイムキーパー音源の収録

合唱をする場合は、伴奏音源を収録します。
大勢でしゃべっている声を収録したい場合は、誰か一人の声を収録します。

― ② 参加者へのデータ共有

タイムキーパー音源データを参加者に共有します。
(データ共有は、TwitterのDM、グーグル共有ファイル、メールなどで対応。)
合唱の場合は楽譜、おしゃべりの場合は台本なども共有します。
参加者は楽譜や台本を見ながら、タイムキーパー音源を聞くことで、自分の出番がわかります。
有名な曲の場合は楽譜の共有は特に必要ないかもしれません。

― ③ 参加者が音源収録・送信

参加者はできるだけ雑音の入らない環境で収録します。音割れもしないように気をつけます。
収録の際は、タイムキーパー音源をイヤホンで聞きながら(タイムキーパー音源の音が録音されないようにして)、自分の声を録音します。

スマホのみで行う場合、ボイスレコーダーで録音すると、タイムキーパー音源を聞けない可能性があります。そのときは、PCやタブレットなど他のデバイスを使って、タイムキーパー音源を流すデバイスと自分の声を録音するデバイス、というふうに分ける必要があります。
Androidの場合、「MyRecorder」というアプリとボイスレコーダーの併用が可能なので、スマホ一つで音源を聞きながら自分の声を録音することができます。

それぞれの収録にピアノの音や雑音が入ってしまうと、みんなの声を集めて合わせるときに全体音源の邪魔になってしまいます。
そのノイズを除去するために、参加者の声が小さくなってしまったりこもってしまったりということも起きてしまうので、できるだけノイズの入らない環境で(コンデンサーマイクを使用するなどして)の録音がおすすめです。

また、音源MIXをする方の手間を考えると、ラジオ配信で音源を送るよりも、外部音源データとして(MP4などで)送っていただけるとありがたいです。(ラジオ配信の音をMIX側で結局MP4などに変換してからMIXすることになります。)

参加者は収録した音源をMIX担当に送ります。データ共有と同じ方法になるかと思います。

― ④ MIX

参加者の音源を確認して、合わせていきます。
起点を合わせてMIXし、バランス調整をします。

※私はMIX作業は現状していません。


以上です。
本日も読んでくださり、ありがとうございました★

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