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息子の姿が衝撃的でした

今日、いろいろありまして、息子の学校での様子を見る機会がありました。
・・・かなり衝撃的でした。


まず、下駄箱でランドセルをあけてお店屋さんを開きました。
上履きはあっちとこっちにちらばっています。
宿題や筆箱や連絡帳がその辺一体に広げられています。
教室は幸いにも下駄箱のすぐ前。

彼は、ランドセルだけを持って教室に入りました。
ロッカーにランドセルを入れて、隙間に帽子を入れようとしているところを、「帽子はランドセルの中よ」と注意されていました。
その後、広げられた荷物の宿題だけを持ってまた教室に入っていきました。

今日は特別にこんな感じなのだろうと思って、先生に「すみません、みんなびっくりですよね」と言ったら、先生が「いつものことなのでみんな慣れてますから大丈夫です」とおっしゃいました。


!!!!!


え、いつものことなんですか。
いつもは教室の後ろのほうで荷物を広げて同じようなことをしているようです。

彼(息子)はよく、周りが見えていません。
見ないから、周りの人たちの「普通」もたぶんわからないでいます。
これまで何度も、「6歳でも普通こうするでしょ」と思う場面がありました。
その「普通」は、大人から見ての「普通」という意味では全くなくて、本当にかなりレベルを下げて、と言ったら変ですが、4歳の子でも普通にやっているようなことを指しています。

でも、「普通」が見えないからこそ生まれる何かもあるのかなとも思っています。
それにしても、彼と向き合うのはなかなか根気がいります。
どの家庭でも、多かれ少なかれあることだとは理解しつつも、彼特有の何かのような気もします。

思い返してみると、彼はまず、赤ちゃんの頃オムツが汚れて泣いたことがありません。
どんなに汚れていても、ご機嫌に笑っていることが多々ありました。
一方で、けっこう泣いている時間も多かったのですが、ほぼオムツは関係ありませんでした。
それと似ているのですが、現在、砂場で遊んで靴の中に大量の砂が入っていても彼はまったく平気なようで、靴にため込んで帰ってきます。

それをやったら明らかに相手が痛いということも平気で笑いながらやります。
幸い、お友達にはそういうことはないようで、私にだけですが・・・。
いくら「痛いからやめて」と言ってもすぐにやります。

一般的によくある話なのかもしれませんが・・・

たぶん言われなくてもできる子から、きちんと細部まで何度も説明してもらわないとできない子までいるのでしょうね。
彼は完全に後者に振り切っているタイプですね(笑)。

と思って、帰宅後、まずは登校時の行動について細かくレクチャーした後、何度かシミュレーション。
説明さえわかれば、たぶんできるんですよね。
これまで3か月、毎日荷物を広げていたのかなと思うと、少し切なくなります。

どうすれば楽にできるか、という問いが彼の中にはないし、どうしたらいいか、という問いもないから誰に聞くでも周りを見るでもなく、ただただ自分のやれる方法でやっていたんでしょう。。。
学校の中での行動は、親には見えないため、どうサポートしたらよいものやら。

ちょっとまだ衝撃が冷めやらぬ感じです。


本日も読んでくださり、ありがとうございました★

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