鈍感さんになりてーよ
自分のことをあんまり繊細だと思いたくはないのだけれど、かなり気にしいというか、訳のわかんないところでどんどんマイナスの方向に思考を広げてしまう癖がある。
例えば、近くに不機嫌(そう)な人がいると、自分がその人を不機嫌にした訳じゃないのに、思考のリソースというかワーキングメモリ?をその人に割いてしまう。俺がなんか悪いのかな?という明らかに間違った思考をしてしまう。自分でも良くないとわかっているものの、これが仕事していてマジでよくない。
こういうこともあって、悪く言うと不機嫌で周りをコントロールしようとするかまってちゃんが苦手である。で、苦手なのはそういう状態である時のその人限定というのもあって、その人自身のパーソナリティが嫌いとまではいかないのが悩ましい。
この”不機嫌”を音で表されるともう最悪である。明らかに本来無用なめちゃクソでかい音を立ててバタバタバタバタ歩くとか、書類をデスクにバーンと意味もなく高いところから落として「俺イラついてますよ」アピールするとか。本当に不機嫌というものは周りに撒き散らされるとたまったもんではない。やめれ。
こういう不機嫌の対象が自分に向いているのであれば、おそらくほとんどの人がイヤだと思うだろう。ただ、僕の場合、その対象がどう考えても自分ではないのにモヤモヤっとしてしまうのである。不機嫌の拡大解釈と言えばいいだろうか。
細かいこういうチクチクが心に少しずつ刺さって疲弊するのが自分であり、刺さらないし疲弊しないのが普通の人だとも思っている。
これは「考えすぎ」なんだろうということもちゃんとわかっている。で、世の中は「考えすぎ」ない人がほとんどで、こういうことを気にしないのが普通なのだろうということもなんとなくわかる。なので、こういう悩みはあんまり理解してもらえないだろうなという気もする。
見かけ上は「普通の気にしていない人」を装う。その人のことを気にしていないフリをする。でも内心ドキドキしている。で、疲れる。
でもまあ、自分の気質は変えられないし、不用意にその不機嫌な人を心配してしまうことはその人の思う壺だとも思うので、自分はこれからも「普通の気にしていない人」のフリをしてダンマリを決め込もうと思っている。めんどくせぇな自分。
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