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スピードラーニングもどき。

英語が分からない中で2012年に始まった外国人との共同生活。
たいした努力をしなくても、英語村で生活する中で勝手に成長した部分があります。

それは『耳』。
毎日嫌でも聞こえてくる英語。
ちょっと意識を変えるだけで英語の聞こえ方が変わったお話です。


こちらはある日の岡山英語村での食事風景。

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それぞれが自炊をして各自食べる時もあれば、写真のようにみんなで食卓を囲むこともあります。

英語村で生活を始めた頃は、私の英会話力は中1レベルくらい…。
(高校で習った文法など知識としてはあっても会話となるとそれが出てこない…)
リスニング力も同様に無いわけですから、楽しい食卓の会話もみんなが何を言ってるのやらさっぱりでした。

誰かがしゃべる度に

『ねえ今なんて言ったん?』
『今のってこういう意味?』

と村長に尋ねる。。。
日本語で説明してくれる村長に対して

『え、それって○○ってことなん?□□じゃなくて?』

と日本語で質問し返してみたり…。
(暗に“英語に訳してちょっくら聞いてみてくれよ~”という要望。)

みんなが英語でやりとりをする中、その流れをいちいち止める鬱陶しい人物でした。
しかも英語で流れを止めるならまだしも、日本語で。

ただ、訳してもらう場合って内容を理解するのに時間差があるので
当然会話に対する反応がみんなとずれるんですよね。

一人が面白いことを英語で言う。

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笑う。

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みんな笑う。

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村長も笑う。

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私、


無表情…。

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…みたいなことがたくさんありました。

『みんな何を笑ってるん?』
結局村長に日本語で訳してもらって理解し、


やっと笑える…。『うふふふ~』

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でも訳してもらうと面白さも半減してるんでしょうけどね。
しかも後で訳してもらえる、と思っていると真剣に英語を聞いていない。
たぶんあの頃はちゃんと内容を理解しようという意識すらなかったかもしれません。

これじゃイカン!

せっかく、こういう生活に身を置いているんだからもう少し英語に触れ合おうと決意。
聞き流し英会話…スピードラーニングだ!
細かい内容は分からなくても英語をしっかり聞こう!
と真剣に耳を傾けるようになりました。

そんな生活を続けてどれくらい経った時でしょうか…
ある日自分の変化に気づくんです。

なんか、英語が聞こえる!

説明しずらいですが、ただの“音”として聞こえていたものが“言葉”として聞こえるようになった…という感じでしょうか。
今まで聞き取れなかったから分からなかったけど、知っている単語がちらほら聞こえる。
そうすると会話の内容を推測しやすくなるんですね。

何をするにも『意識を変えること』で結果が変わってくるものですね。
それではまた!※今日の記事は以前のブログを再編集してお送りしました。

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