見出し画像

嫌われる勇気①

こんにちは!はまゆうです。

少しずつ涼しくなってますが、まだまだ暑いですね😅

さて、今日は私の人生のバイブルと言っても過言ではない、「嫌われる勇気」という本について語っていく、自分語り感想文です。

お付き合いいただければ幸いです😊

この本について、書きたいことはたくさんありますが、全部書くと終わらないので。2つテーマを決めて語りたいと思います。

そもそもこの本はどういう内容なのか?

「アルフレッド・アドラーの思想を1冊に凝縮!悩みを消し去り、幸福に生きるための具体的な「処方箋」がこの本には全て書かれている」

カバー、そで部分より抜粋。

初めて本屋さんでこの本を見かけた時、正直「うさんくさ……」と、思ってました。

悩みを消し去る?幸福に生きるための具体的な処方箋?

人間が具体的に幸福になる方法?宗教か?。

面白半分で本を手に取った時はまさか自分がこの本にこんなに影響を受けるなんて思ってもみませんでした😅

この本は、心理学であり、自己啓発です。どうすれば幸福を手に入れる事ができるか。そんな本です。

ではまず1つ目のテーマ!

全ての悩みは対人関係

全ての悩みは対人関係?自分は自分の容姿や性格で悩んでるんじゃ!

と言う方もいらっしゃると思います。私もそうです😑

これ、どういうことかと言いますと。そもそも、自分の容姿や、性格も、比べることができなければ悩まない。と言うことなんです。

でも、確かにそうですよね。

私はよく、普通って何?って考えるんですけど、普通って、みんなと一緒ってだけの事だと思うんです。

みんなが、目上の人に敬語を使うから、目上の人には敬語を使うのが普通。

みんなが、3食ご飯を食べるから、3食食べるのが普通。

逆に言えば、みんなが着てない服を着たら変わった服を着る人。

みんなが言わないことを言ったら変わったことをいう人。

じゃあ、周りがみんな変わった服を着だしたら?

ちょっとファンタジーな話をすると、みんな目が3つあれば、目が2つの方が変わった人になりますよね?

他人が存在しているから、比べて色んなことを考えてしまう。

アドラーは今抱えている劣等感は「客観的な事実」ではなく「主観的な解釈」だとしています。

短所も取り方によっては長所だとよく言いますよね?まさにそういうことじゃないでしょうか?

私、めちゃくちゃ童顔なのがコンプレックスで、子供っぽく見えるのって嫌だなぁってずっと思ってたんです。

年相応に見られたいし。

大人っぽい服は似合わないし。

でも、飲み会で久しぶりに会った昔お世話になった人に「良い意味で、いつまでも”女の子”だね。なかなか持てる物じゃないから大事にしなね」って言ってもらえたんです。

そこから、確かにそれって強みかもなあって思い始めたんです。

逆に考えれば、童顔にしか着られない服もあるわけで。

そうやって言ってもらえた時、世界が開けたような気がしたんですね。

大切なのは「自分が何を持っているか」ではなく「持ち物をどう使うか」

アドラーの言葉です。

これで、自分についての悩みはお終い。次はいよいよ他人との対人関係についてです。

皆さんもきっと、他人にどう思われるか、気になってしまうこと。ありますよね?

認められたい。怒られたくない。

あの人は理不尽だ。どうして分かってくれないの?

いますよね、会社に1人は理不尽な上司、言うこと聞かない後輩、仕事を押し付ける先輩……🙄

アドラーは、人はみな目的に沿って生きている、という「目的論」を提唱しています。

これが、私にとってはとんでもなく目からうろこでした。

トラウマなんてものは存在しない。と、断言しているんです。

ちなみに、トラウマを提唱したのはフロイトで、過去に理由があって、現在がうまくいかないことを「原因論」と呼びます。

昔、いじめられたから、引っ込み思案になってしまい、人生がうまくいかない。

これは、過去にいじめられたという「原因」だあるからではなく、引っ込み思案でいて、人生をうまくいかないままにしておきたい「目的」があるからだ、とアドラーはしているんです。

人生がうまくいかなくてなんのメリットがあるの?って思いますよね。

皆さん、思い出してください。

皆さんの周りに、不幸自慢をする人っていませんか?

あれは、自分がこれだけ不幸だ、と言うことを話して。かわいそうねって言ってもらうことで、承認欲求を満たしてるんです。

そうそう、アドラーは承認欲求も完全否定しています。

少し、寄り道をしますが。

承認欲求によって、他人の期待通り生きることは、他人の人生を生きるのと同じで、大変不自由だ。としているんです。

例えば、親がこうしなさい。と言う通りに生活したとしましょう。それは本当にあなたの人生と言えますか?

昔は、私も周りの期待に沿って生きていました。

周りが作り上げた自分を生きるってとても楽だったので。でも、それって自分じゃないなって気づいて止めたのがつい2年前くらいだったので。もっと早く、十代の頃にこの本に出会っていれば!と思いました😑

さてさて、寄り道もこのくらいにして。

可愛そうだ、不幸だ、っていうのはマイナスの面ですが、特別ですよね?

ある意味、大事にもしてもらえますし。何かできないことがあってもしょうがないね。って言ってもらえる。

皆さん経験ありませんか?

私はあります、大事にしてました。

よく考えてみれば、過去に原因があるからしょうがないなんて決めつけもいいとこな気もしますね。

全ての行動には、目的がある。それは感情についても一緒です。

いますよね、機嫌が悪いと怒鳴る。特に何も言わないけど、怒ってます感を出す人。

目的があるから、怒ってるんです。

構ってほしいとか、支配したいとか、理由はいろいろだと思いますけど。

うちの上司にもいるんですよね……。理不尽ないちゃもんつけて怒る。

あなたのご機嫌を取るのは私の仕事じゃありません。っていう態度を取ってたらあんまり言ってこなくなりましたけど、かまってちゃんなんだから😶

閑話休題、仕事の愚痴はさておいて🛫

それができたのも、この本のおかげで、そういう、面倒な人間関係のしがらみのほどき方を教えてくれたんです。

それは「課題の分離」

機嫌が悪いのは、貴方の問題。

もし、仕事に不備があれば、私の問題。

それぞれの問題はそれぞれで解決しましょう。ということです。

ついつい、人のことまでやってしまって、見返りが無いと腹が立つ。

助言をしたのに、聞かずに失敗してる。

人生ってうまくいかないですよね😑

そういう時に、「課題の分離」で考えてみましょう。

まず、その問題について、誰がその結果を受け取るか考えます。

分かりやすいのが、仕事ですね。

そのやり方、まずいんじゃない?っていう仕事を後輩がしていたとします。

もし、その仕事で失敗して困るのはその後輩ですよね?

もちろん、私は、後輩に「やめた方がいいよ」と助言をします。でも、助言を受け止めて、仕事を改善するかどうかは、その後輩の課題なわけです。

聞かないと言って、イライラする必要はありませんよ。という感じです。

本の中で「馬を水辺に連れていくことはできるが、水を飲ませることはできない」という言葉が紹介されています。

皆さんも、他人の問題に踏み込んで、イライラしたり。悲しんだり、逆に、踏み込まれてイライラしたこと、ありますよね?

そういうの、もう、止めちゃおう!って話なんです。その結果、嫌われたって構わない。

私を嫌うのは、あなたの問題で、私には関係ない。

切り捨て、割り切る。

しがらみ無く、自由に生きるためには、「他者に嫌われることを恐れない勇気」が必要だとアドラーは言ってます。

そこまで達観するには時間が必要だな、と私も思ってます。

「課題の分離」実践していて、悩みもだいぶ減ったんですが、やっぱり、まだ人の課題に踏み込んでしまいますし、それでイライラすることもあります。

つい、人に好かれるように動いてしまうこともあります。

おっと、ちょっと長くなってしまいました。今回はここまでにしましょう。

では、また続きでお会いしましょう。それでは皆様、お休みなさい🛌





この記事が参加している募集

#読書感想文

191,569件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?