レゴシに学ぶ生き方『BEASTERS ビースターズ』
生きていると、答えが出ないことに答えを見出そうとして、悶々と考えてしまうことがある。
ビースターズのレゴシもそうだ。でも彼と私の違うところは明確で。
彼は世界の不条理、汚さにさえも目を瞑らず、真正面から抱きしめて、丸ごと愛そうとする。そんな姿に私は、ハッとした。
彼は真っ向から立ち向かい、打ちのめされることもある。それでも彼が立ち向かい続けられるのは、世界への希望や期待、愛する人や周囲の人への興味関心が人一倍強いからなのではないかと思う。
絶望することの方が多い昨今の世の中。
う〜んと考え込んでしまう時があっても、考えることを辞めてはいけない。考えることを辞めて、社会や疑問に埋没してはいけない。でも、考え、悩んだ末に、新たなレゴシ=私が生まれる。
だから、悶々と考えてしまうことは、悪いことではないんだなあと、思う。
ただ、レゴシのように、もっと生きること、世界や周囲に関心を持ち、愛し、楽しもう。
愛すべき人と共に。
私もレゴシを見習わなければ!!!
P.S.
最終巻の表紙が愛おしいです。
はるちゃんのほっぺが、ぷにぷにで可愛い。
複雑な人間(動物)模様、親子関係、差別問題、スリルあるバトルも多々あり、時に楽しく、時に苦しく考えながら、一気読み出来ました。
おすすめできる漫画です。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?