見出し画像

暮らしを変えるアイデア

こんにちは。大阪生まれ、鳥取京都東京の3拠点生活、専門は漆と修復の河井(@nano_723)です。

大学で漆を学んでいたわけですが、京都の芸大に通っていた学生時代、ホームセンターは自転車で15分以上かかるし大学の周りには本当に何もなかった。でも機械や道具はあるし、廃材はゴロゴロ転がっていたので同級生も先輩もいつも何かしらの工夫をしていました。


作業部屋のここに棚が欲しいなと思えば採寸してベニヤや角材を切って組み立てる。新歓ではアトリエ裏にある桜の木をスモークチップにして燻製を作る。ゴミ箱の蓋がなくなっていたら、誰かが木を組んで前より便利なものをいつの間にか作っていたり、誰も乗っていないゴミ同然の自転車を数台解体して全く別の自転車を作っていたり、とにかくそういうことが当たり前だった。(おそらく特に工芸科は)

だから仕事でも暮らしでも、不都合を感じたら考えたり手を加える癖ができたんだと思う。自分にとっては当たり前のことも、twitterに書くと思わぬ反響があったりするので日々の工夫について今回ちょっと紹介してみます。


簡易撮影スタイル


これ↓は2014年の写真。当時は京都の古民家をアトリエにしていました。金継ぎ修理したうつわを撮影するときにバック紙を出してクリップで止めて、、としていたのだけど、まあめんどくさい。。!

紙に折り目がつかないように気を使うし、専用のスタジオセットを買おうにも置くところも広げるところもないし、当時はお金もなかった。
ヨドバシで撮影用のバック紙見てたらこれってロールスクリーンみたいだな、、あれ?ロールスクリーンにすれば出し入れ楽ちんで場所も取らないのでは、、、
と、こんな感じ↓で解決しました。


快適です!ロールスクリーンはIKEAとかニトリで数千円で買えちゃうしね。もう4年くらいこのスタイルで自然光が一番注ぐ部屋にもこのロールスクリーン設置してます。

(ちなみに、、余談ですが田舎の家に改修しながら暮らしていて、4年前はこんな感じでした。改修の話もまたnoteに載せますね。)

テーブルも折りたたみにすれば更にコンパクトでは??と折りたたみ式の金具と合板で畳めるテーブルにしたところもお気に入りポイント。

金具はこういうのを使ってます。私のは300mmの大サイズ。ホームセンターにも売ってるし、キッチンとかに取り付けて畳める作業台になるので便利。穴開けタイプなので賃貸の物件は工夫が必要だけど。


優しいタップやコードの隠し方

例えばこういう乱雑になりがちな複数タップのコード、隠す箱みたいなの売ってるけど、なんか箱自体が好きになれるものがナイ!なら好きな風合いのものに入れればいいいのでは??

とシーグラスのカゴバッグに入れることで解決しました。
これ、掃除の時もめちゃ楽ちんです。ルンバ使っている人はコード巻き込んで「ああああああああ」ってなった経験多数だと思うのですがルンバ対策にもよし。

このバスケットサイズ五種類くらいある上に真ん中のラインで折り込めて形が変わるから使い方無限なのでオススメ。


レイアウト収納

今このスタイルしていないのだけど、角材にビスをちょんちょんと打ってテープをぶら下げて管理するというスタイルお気に入りでした。2014年の写真。

とにかく道具は一覧で見れると使いやすいし取り出しやすいし、見てても気持ちいい。ここから派生して仕事で使う蒔絵筆などの道具はこんな感じで収納。

これは切り込み入れた硬めのスポンジを両面テープで貼り付けて、道具を挟み込んでいます。箱の中でばらけずに一覧で管理できて快適。持ち歩きの時に筆も痛まないのでオススメです。特にこういう大事な道具は箱の中でガチャガチャ動くのが好きではないので。


毎日使う道具は選びやすく戻しやすいこのスタイルに。ただの角材も大小様々な穴を開けるだけで機能性が生まれる。特に背の低い道具はペン立ての中だと埋もれがちなのがストレスだったのでこうすることで断然使いやすくなりました。


こんな感じで既製品に少し手を加えたり、角材にビスを打ったり穴を開けることで、思わぬ機能が生まれます。手仕事が苦手でも、既成品の使い方を工夫するだけでも機能って変わる。

今あるものの何が不便なのか、どこが気に入らないか、を考える癖をつけると暮らしはぐんと面白くなる。自分の嫌いをたどるとすごく好きに行き着く。

私が通っていた大学は当時授業らしい授業がなかった。本当に本当に放任だった。
でも、何もないところから何かを生み出す発想力を環境から教わったのかも。自分のルーツは学生時代にあるなあとひしひしと実感しています。

思えば、ホームセンターや金物屋、街中でいろんな道具や物を見るたびに「何か素材になるかも」という視点ができたのも大学の頃から。全ての既製品やパーツや道具は「何かの素材」になりうる。

と、今回は道具や機能性について書き綴ったけど、次は何について書こうかな。3拠点生活や改修のこと、オススメのガジェットやお弁当のことなど、引き続き雑多なコンテンツになる予定ですがお楽しみいただければ幸いです。
ではでは、またー!




この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

381
漆と金継ぎをメインに動く修復家 漆作家/京都 東京 鳥取の3拠点生活/ なおすことつくること 食べ物 道具やモノと情報 時々お弁当 【月に2回くらいのゆっくり更新】

コメント2件

>「ああああああああ」w
「レイアウト収納」、引き出しを片付けるだけで確かに快適。「優しいタップやコードの隠し方」、うまくいくと部屋の景色が確かに変わる。確かに、確かに、と思いながら河井さんのnoteを読みました。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。