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【アークザラッドR】グラナダ徹底解説&考察&戦闘動画&関連情報まとめ(キャラ紹介/2021年6月版)

グラナダは、2020年12月に『アークザラッド R』へ実装されたキャラです。

古の七勇者の一人であるグラナダは、『アークザラッドII』に名前と姿とが個別に登場済。アークRでは3000年前を描く物語『トキワタリノ方舟』に先行で登場し、後にプレイアブルキャラとして実装されました。

今回はグラナダの戦闘動画や関連情報をまとめつつ、スキル・キャラ性能などを徹底解説する他、グラナダに関する考察も進めていきます!


物語のネタバレを含む記事です。
■2021/3/7公開動画( https://youtu.be/mxVLbgdFmuw )用の録音音声を文字起こしし、2021年6月段階の環境に合わせ大幅加筆修正した記事です。
■記事内画像として『アークザラッド R(以下アークR)』アプリ/公式サイト( https://arcthelad.com/ )、プレスリリース、上記動画などのスクリーンショットを使用しています。
■後日追記や修正をする可能性あり。
■追加情報・誤字・データミス等は、お手数ですが『鳴海なのか』Twitter( https://twitter.com/nano73 )までご連絡いただけますと有難いです。


なお『七勇者』については別記事で詳しく情報をまとめる予定です。


【関連記事】



グラナダのキャラクター紹介(概要)

【キャラ名】グラナダ
【CV】駒田航さん
【所属】
【シリーズ初登場】『アークザラッドII』 ※“名前”と“姿”は個別に登場
【アークR登場話】『トキワタリノ方舟 前日譚3幕』

キャラ図鑑の紹介文(★5) 古の七勇者の一人。真面目で実直な性格。自身の心の甘さ、弱さを理解したうえで様々な困難を常に努力で乗り越えてきた。七勇者の一人であるワイトは幼馴染であり、彼の心の弱さを知る、数少ない理解者の一人である。元々は争いをあまり好まない性格だが、人々や仲間を救うため、常に戦い続けた。

【キャラシリーズ】通常/フェス限定キャラ
【キャラ実装】2020/12/28『絶・フェスガチャ』
【衣装】★5/覚醒
【ロール】アタッカー
【攻撃種】魔法攻撃
【育成上限】LV70、覚醒
【性別】男性
【相性】精霊
【タイプ】古の七勇者/剣士
【別verキャラ】なし
【関連装備】無骨な大剣(ステップアップフェスガチャおまけ)/王の鎧(魂装備)
【スキル(★5)】フォースエレメント/バーングラウンド/精霊の祝福/エレメンタルヒール
【スキル(覚醒)】エレメンタルバースト/アースブレイク/精霊の祝福/エレメンタルヒール

※同名スキルとしては、アーク通常衣装の『バーングラウンド』『アースブレイク』、[衣装]アーク黒騎士の『バーングラウンド』、アニバーサリー アークの『バーングラウンド』『アースブレイク』、世界を救う勇者 アークの『フォースエレメント』等がありますが、スキル効果が異なります。


グラナダのシリーズ初登場は『アークザラッドII(以下アーク2)でした。
ただしその名を確認せずとも物語を進行可能だったこともあり、同作ではほぼ詳細不明な存在となっています。

アークRでは、ノル実装時(2018年9月)のお知らせ掲載文「◎古の七勇者とは」にて、「王位継承者グラナダ」という表記と、グラナダと思われるシルエットのみを確認可能でした。さらに約2年後の2020年12月、3000年前を描く物語『トキワタリノ方舟』の前日譚3幕にグラナダが初登場しました。

アークRにプレイアブルキャラとしてグラナダが実装されたのは、2020年12月28日です2021年6月時点の性能は、クセは強いものの、様々な場面で活躍させやすいアタッカー。ただし潜在能力をしっかり引き出すには装備やスキルで大量のMPを確保しなくてはなりません。

グラナダは、同じく限定アタッカーで状態変化除去の攻撃が使える『ソル』に少し近いスキルを持っています。ソルに比べてグラナダは攻撃スキルのクセが強めですが、そのぶん最大火力が高くなります。装備やキャラが充実すればするほど火力が期待できることもあり、グラナダは初心者から上級者まで輝かせやすい攻撃役です。

<グラナダの主な特徴/性能面>
トップクラスの攻撃性能(攻撃力が高い/輝きやすい攻撃スキル2種)
貴重な状態変化除去攻撃スキル(正面6マス/クセ強め)
追加MP消費でダメージ量増加+クリティカル確定攻撃スキル(大ダメ)
敵防御力無視の2回攻撃スキル(広範囲)
開幕3ターン、自身の攻撃力&防御力上昇
■味方のHP回復&状態異常耐性上昇(中範囲)

※詳しくは、シリーズにおけるグラナダ/キャラ性能(↓)などで解説。




グラナダの戦闘動画

グラナダが実際に戦う姿や、スキルムービーなどを含む動画です。


■グラナダ戦闘動画(全レア度/全アクティブスキル+通常攻撃使用)

【公開日】2021/12/14 【長さ】2分
【内容】アークR『グラナダ(★5/覚醒)』戦闘動画です。全レアリティの全アクティブスキル/通常攻撃/反撃を発動。スキルムービーあり。 


■グラナダ紹介動画(実装直後版)

【公開日】2021/3/7 【長さ】11分
【内容】「グラナダ」LV70覚醒時スキルやステータスを紹介。


■「トキワタリノ方舟 前日譚」

【公開日】2021/5/29 【長さ】76分
【内容】「トキワタリノ方舟」前日譚1~3幕をクリアしました。編成するのは登場キャラのみ。※グラナダが登場する3幕は47:59~


■その他、グラナダを編成した戦闘動画

「屍の森」 https://youtu.be/yG7oWJyLKM8




グラナダの衣装と関連装備

グラナダはフェス限定キャラのため、2021年6月現在の衣装は『★5』『覚醒』の2種類のみとなります。


■★5衣装

★5衣装は、3000年前を描く『トキワタリノ方舟』にて初登場した時の姿となります。アーク2登場時(ただし本物ではない)や、ファンクラブ会誌イラストの姿にも近いです。


■覚醒衣装

覚醒衣装は、2021年6月現在は物語未登場で、★5の色違いです。瞳をはじめカラーが全体的に赤っぽくなったものの、全体の印象としては★5からそこまで大きく変わっていないような気がします。



■グラナダの関連装備

【装備名称】無骨な大剣
【レア度】★★★★★
【分類】武器、剣
【装備可能キャラ】グラナダ
【入手】期間限定『ステップアップフェスガチャ』ステップ5のおまけ
【装備効果】グラナダ専用装備。行動終了時に自身のMPを3回復する。

グラナダ初登場時に開催された『ステップアップフェスガチャ』のおまけのみで入手可能だった装備です。グラナダの潜在能力を最大限活用するために必要なMPを回復可能であり、改造を進めれば攻撃力上昇値も大きいことから、かなり高性能となっています。速さをマイナスできる装備は比較的貴重なため、場面によっては行動順調整に役立つでしょう。

ただしグラナダ以外装備不可、%での攻撃上昇・移動上昇が無い、1ターンあたりのMP回復量が3と控えめなどの理由もあり、装備が充実しているプレイヤーの場合、他の強装備が最適解となる場面が多いのは否めません。

<余談>そもそもグラナダの最大MPは100であり、これ以上盛ることができない限界値のため、現状は専用装備で最大MPを増やす意味はほぼありません。例外は「最大MP減少装備との組み合わせ」ですが、現ラインナップではそれが最適解となる場面はあまり考えられないのが現状です。


【装備名称】王の鎧
【レア度】★★★★★
【分類】防具、鎧
【装備可能キャラ】全員
【入手】魂装備/ショップで『グラナダの魂』500個と交換、交換回数2回
【装備効果】攻撃力が20%上昇する。

防具の中では攻撃性能がトップクラスです。防具であるにも関わらず、+5まで強化すると初期MP18/攻撃力1064の上、攻撃力+20%上昇効果まで持っています。さらにHPと物理防御力までアップできるため、防御面も安心。

移動力やクリティカル率などはアップできないものの、これだけ攻防強化できれば大抵の場面は何とかなることが多いです。「迷ったら、まず王の鎧を装備すればOK」と断言できるぐらい汎用性が高く、2021年6月段階の最強防具の1つといえるでしょう。




グラナダのステータスとスキル(LV70/覚醒)

グラナダLV70/覚醒時のステータス(装備無し)と、通常攻撃範囲です。

全体的にはLV70の限定アタッカーの平均に近い能力値です。「速さ」が40とやや低め、「最大MP」が100と高め。「HP」「防御力」もやや高め。

通常攻撃は『魔法攻撃』で、攻撃範囲は前方横3マスを攻撃する形です。

相性は『精霊』、タイプは《古の七勇者》、《剣士》となっています。




【グラナダのオートスキル(覚醒)】

では、グラナダのオートスキルを見ていきましょう。


■オートスキル『精霊の祝福』(覚醒)

オートスキル『精霊の祝福』は、
・バトル開始時、自身に、状態変化『攻撃力上昇』『防御力上昇』付与
という効果のスキルです。

■状態変化『攻撃力上昇(精霊の祝福)』
3ターンの間、攻撃力が30%上昇する状態変化。
■状態変化『防御力上昇(精霊の祝福)』
3ターンの間、物理防御、魔法防御が30ずつ上昇する状態変化。


■オートスキル『エレメンタルヒール』(覚醒)

オートスキル『エレメンタルヒール』は、
・範囲内の味方のHPを、攻撃力の25%分回復
・範囲内の味方に、状態変化『精霊の護り』付与

という効果のスキルです。

■状態変化『精霊の護り』
2ターンの間、状態異常への耐性を50%上昇する状態変化。




【グラナダのアクティブスキル(覚醒)】

続いては、グラナダのアクティブスキルをご紹介します。


■アクティブスキル『エレメンタルバースト』(覚醒)

アクティブスキル『エレメンタルバースト』は、
消費MP50で、
・範囲内の敵の状態変化を除去
・範囲内の敵に、攻撃力の900%のダメージを与える

という効果の攻撃スキルです。

ただしMP100の場合はスキル効果が変わり
消費MP50+追加消費MP50で(※合計消費MP100)
・範囲内の敵の状態変化を除去
・範囲内の敵に、攻撃力の2000%のダメージを与える
・その攻撃は必ずクリティカルが発生

になります。



<エレメンタルバーストの注意点1/クリ発生の例外&MP還元>

グラナダ実装時、お知らせにて以下の注意がありました。

※スキル「エレメンタルバースト」につきましては、下記の点にご注意ください。
1)「自身のMPが100」時の攻撃にて相手が回避判定に成功した場合は、攻撃自体は当たりダメージの発生はありますが、クリティカルは発生いたしません。
2)「[衣装]セーラ礼装」などのスキル効果『MP還元』では、追加消費MP分は還元対象とはならず、基本消費量「50」のみが対象となります。

出典:https://forwardworks.com/blog/arcthelad/20201227-post_957/

なお「1)」は、アークRの「クリティカルと回避」の仕様を把握していると、発生の仕組みを理解しやすいかと思います。

キャラが攻撃する際、1回毎に様々な判定が行われます。中でも「クリティカル判定」「回避判定」の判定結果は、密接に関係しているようなのです。

<補足>公式では発表されていませんが、プレイヤー有志の方の検証でも、私の体感でも、クリティカル率と回避率には以下の法則があるようです。

1、クリティカル判定×/回避判定×→通常HIT
2、クリティカル判定〇/回避判定×→クリティカルHIT
3、クリティカル判定×/回避判定〇→回避(HITなし)
4、クリティカル判定〇/回避判定〇→通常HIT

おそらくエレメンタルバーストの「必ずクリティカル発生」は、この「クリティカル判定が〇になること」を指していると考えられます。
だから仮に敵が「回避判定〇」を出した場合、仕様上「4」状態になるため、実際はクリティカルが発生せず、通常HITになってしまうのでしょう。


<余談>クリティカル率と回避率の関係性を実感しやすいシチュエーションとしては「回避率が高い敵」を相手にした時でしょう。

「回避率が高い敵」は攻撃が当たりづらく倒すのが面倒ですが、「クリティカル率を上昇した状態で攻撃」すると当たりやすくなります。特に闘技場では有効にはたらきやすいテクニックです。アークRにおいてクリティカル率を盛りまくるのは、命中率アップにもつながるといえます



<エレメンタルバーストの注意点2/闘技場でのVSグラナダ>

2021年6月現在、闘技場の相手チームはアクティブスキル1を使用します。

闘技場の敵として対峙する場合、グラナダはスキル1『エレメンタルバースト』を使ってくることから、「遠距離から状態変化をはがして大ダメージを食らわせてくる」という強敵です。もし相手チームにグラナダがいる場合は注意が必要でしょう。

闘技場のVSグラナダ対策としては、
・スキルを使ってくる前に倒す
・まとめて倒されないよう一列に並ばないようにする
・モンスター専用ボーナスの『不屈』を活用

などがあります。

最も有効な対策は「グラナダがスキルを使う前に倒す」こと。グラナダはアタッカーの割に速さが低く、比較的倒しやすいはずです。しかし装備で速さを盛ることもできるため、必ずしもこちらが先制できるとは限りません。

そんな場合は「1列に並ばないようにする」ことでも被害を最小限に食い止められます。エレメンタルバーストは前方6マスという特殊な範囲のため、こちらが1列に並びさえしなければまとめて撃破されにくくなるでしょう。

または「ボーナスバトル効果の『不屈』を利用する」ことで簡単にグラナダ対策ができると思います。ボーナスバトル効果は、闘技場ボーナスキャラに『ヘモジー』『ニンジャ』などの仲間モンスターがいる場合に発生。状態変化扱いでないため、状態変化除去攻撃でも除去できません。ただし『不屈』は連撃スキル(複数回攻撃スキル)には弱いため、別の注意が必要です。



■アクティブスキル『アースブレイク』(覚醒)

アクティブスキル『アースブレイク』は、
消費MP40で、
・範囲内の敵の防御力を無視
・範囲内の敵に、攻撃力の200%のダメージを2回ずつ与える

という効果の攻撃スキルです。




グラナダのキャラ性能(詳細解説)

グラナダが主にできる事/得意な事
・大ダメージを狙える攻撃『エレメンタルバースト』で、高HPボス撃破
・『エレメンタルバースト』で、状態変化(無敵・不屈など)持ち敵を撃破
・広範囲攻撃『アースブレイク』で、クエスト周回
・防御無視攻撃『アースブレイク』で、高防御の敵を撃破
・2種の攻撃スキルを使い分けられるので、様々なクエストへ適応可能
・装備が揃っていなくても、スキル発動できれば割と高ダメージが狙える
・状態変化持ち&高防御の敵に強い2種の攻撃で、闘技場の勝率アップ

・『エレメンタルヒール』で、味方のHPを攻撃力の25%回復
・『エレメンタルヒール』で、味方の状態異常耐性を50%上昇
・『精霊の祝福』で開幕3ターン、自身の攻撃力&防御力上昇
・アタッカーの割に少し高めな耐久力で、一時的な盾役

グラナダの主な弱点/苦手な事
・最大ダメージを狙うにはMPが大量に必要
・MPを回復するオートスキルを持っていない
・装備や編成によってはMP確保が難しく、潜在能力を活用できない
・『エレメンタルバースト』の攻撃範囲が特殊で、範囲内に敵を収めにくい
・戦闘開始時に『精霊の祝福』発動演出が入るため、高速周回しにくい
・タンクやデバッファーに比べて耐久力が低く、盾役向きではない



グラナダは、闘技場や高難度イベントをはじめ様々な戦闘で活躍しやすい、非常に優秀なスキルを持ちます。最大スキルダメージ倍率が2000%で、素の攻撃力も高いため、比較的手軽に大ダメージを狙いやすいのも魅力です。

ただしオートスキル効果で戦闘開始時等に強制で発動演出が入ることから、他の強力な攻撃役と比べれば高速クリアには向きません。

攻撃スキルの効果範囲がやや特殊で、攻撃スキル発動に大量のMPが必要なためMP確保の難度が高く、どちらかと言えばクセが強めの攻撃役です。

アークRの戦闘では、
・『無敵』『不屈』などダメージが通りにくい状態変化を持つ
・HPや防御力が非常に高い

といった「耐久力高めで撃破が面倒な敵」が多く登場します。

そこで輝くのが、グラナダが持つ2種類の攻撃スキルです。
・状態変化を除去し、最大2000%ダメージの『エレメンタルバースト』
・防御力を無視して200%×2回ダメージの『アースブレイク』
を使い分ければ、強制的に容赦ないダメージが期待できます。

例え装備やキャラが揃っていなくても、そこそこの攻撃力とMPさえ盛れれば割と火力が出せるため、ゲームを始めたばかりの方でも様々な場面で活躍させやすいです。



■グラナダのステータス

「攻撃力」と「最大MP」が高く、強力な攻撃スキルと噛み合う構成です。

「速さ」が他の多くのアタッカー(大半が50)より低めな40であることも、うまく活かせば行動順調整に役立つ可能性があります。

「HP」「物理防御」「魔法防御」といった耐久面が心持ち高めというのも、場合によっては安定攻略に役立つかもしれません。



■グラナダのスキル

例えば「HPが高い強力なボス」を相手にする場合、グラナダを攻撃役とし、装備や味方スキルでMPを確保しつつ、MP100で『エレメンタルバースト』を発動してボスを攻撃するようにすれば、安定して撃破しやすくなります。

2000%ダメージは、現状最強クラスの攻撃倍率です。さらに相性がはまれば物凄い量のダメージを与えられます。

さらに必ずクリティカル発生でクリティカル系装備・バフが必要ないため、そのぶん攻撃力上昇・MP回復等に装備やバフの枠を割けるのも魅力です。

なお『エレメンタルバースト』は、範囲が一直線と特殊なため、この範囲に合うように敵を誘導するにはコツが必要です。まとめて撃破できない場合、消費MP100に見合う効果が得られない可能性があります。

・元々一直線に近い状態で敵が並ぶクエスト
・簡単に一直線に誘導できる敵配置のクエスト
・敵の数が少ないクエスト
・ボスだけを撃破すればOKなクエスト
の場合、難しく考えずに有効活用しやすいです。

敵5体撃破の立ち回り例 https://youtu.be/yG7oWJyLKM8 (00:00~01:00あたり)


『エレメンタルバースト』最大倍率&クリティカル発動確定には1回あたりMP100が必要で、装備やキャラが揃っていない場合はMP確保が大変です。

グラナダ自身はMP回復スキルを持たないため
・毎ターンの自然回復(行動開始時にMP10)
・ロールのMP回復ボーナス(アタッカー/敵にダメージを与えるとMP5)
だけでMPを確保するのは時間がかかります。

そのため編成時に、以下と組み合わせるのが基本となります。
・MP回復スキルを持つキャラ
・初期MPが高い装備
・MP回復効果を持つ装備

MP回復スキル持ちキャラはヒーラーやバッファーに多い他、味方MP回復&敵MP減少が狙えるデバッファー『ヘレーネ』等もいます。改めて味方のスキルや装備を見直すと、グラナダを活かしやすくなるかもしれません。

状況によって「あえてグラナダを敵陣に突入させ反撃をさせまくって、アタッカーのMP回復ボーナスを稼ぐ」等の戦略が有効な可能性もあります。



アクティブスキル『アースブレイク』は、広範囲攻撃が可能なため、雑魚敵の殲滅・通常クエスト周回などに役立つ攻撃スキルです。

2回攻撃で『不屈』持ちの敵にダメージを与えやすい他、攻撃回数が多い分クリティカルの恩恵も大きくダメージアップしやすくなります。

敵の防御力を無視できるのも魅力でしょう。

特に「防御力が高い敵」は、倒すのが面倒な場合が多いです。『アースブレイク』なら、その高い防御力を無視しつつ広範囲を攻撃できるので、攻略の安定度が高まるかもしれません。



グラナダは、攻撃以外にも様々な効果のオートスキルを持っています。

どちらも効果だけ見ればプラスに働きやすく、面倒な条件なしでステータス強化できるのは強みにもなりますが、人によっては
・戦闘開始前(精霊の祝福)
・毎ターンの行動終了後(エレメンタルヒール)
長めのスキル発動エフェクトが入るのは難点でしょう。

特に高速周回用パーティの場合、上記のタイミングに毎回エフェクトが入るので「そのぶんタイムロスになってしまう」と感じる方もいます。



オートスキル『精霊の祝福』は、状態変化『攻撃力上昇』『防御力上昇』を付与可能。解除されない限り、効果は開幕3ターン続きます。

グラナダは元々アタッカーの割に物防・魔防が少し高い上、開幕3ターンは『防御力上昇(精霊の祝福)』でさらに防御上昇できるため、攻撃役の割に耐久力が高め。適当な編成のオートモードで敵陣に突っ込ませてもそれなりに耐えられるのは、手持ち次第では心強いでしょう。

特にランキングイベントはじめ、最大ダメージ量増加を狙うクエストでは、『グラナダ』のような攻撃役と合わせて、『ウルトゥス』『包帯娘トロア』など敵を弱体化できるデバッファーを多めに編成する傾向にあります。

ですが5人までしか編成できないRでは、デバッファーを増やすと、そのぶん味方強化役(主に攻撃力上昇スキル持ちのバッファー)を減らさなくてはならず、攻撃力上昇効果が不足しがちです。『攻撃力上昇(精霊の祝福)』は効果こそ控えめですが、攻撃力不足をうまく補える可能性があります。



さらにグラナダの『エレメンタルヒール』はHP回復効果を持ちます。特に始めたばかりの初心者の場合、編成することで味方が倒れづらくなり、攻略に安定感が出る可能性があります。

ただし回復量が「攻撃力の25%」と控えめな点には注意が必要です。

アークRの場合、「ダメージを受ける前に敵を殲滅する」という立ち回りでクリアできるクエストが多数です。そのため、ある程度キャラや装備が揃うと『エレメンタルヒール』の出番はほぼ無いと思います。

とはいえ
・ダメージボーナスを稼ぐべく、ノーダメージを目指したい
・「面倒な状態異常を付与してくる敵」と戦いたい
といった場合、地味に『エレメンタルヒール』が役立つ可能性があります。



キャラ性能/グラナダとソルのスキル比較

グラナダの能力&スキル構成は、同じくフェス限の『ソル』に近いです。

ともに「2種類の攻撃スキルを使い分けることで、各種クエスト周回や闘技場など幅広い戦闘で活躍しやすい攻撃役」となります。ただ厳密には、類似スキルでも効果が大きく違うため、得意な場面が異なっています。

<グラナダとソルの主な共通点>
・状態変化除去できる攻撃スキルを持つ
・自分を中心にした菱形広範囲の攻撃スキルを持つ
・アタッカーの割に、防御力やHPがやや高め
・アタッカーの割に、速さが低め

2人ともアタッカーの割に、素の防御力が少し高めな上、
・グラナダは『精霊の祝福』で自身の防御力上昇可能
・ソルは『コンビクションセイバー』で自身に『不屈』付与可能
・ソルは『メディテーション』で自身のHP&状態異常回復可能
のため、耐久力はそれなりに高めです。

もちろんタンクほどの耐久力はないものの、「盾役を兼ねた攻撃役」として雑に敵陣に突っ込ませても割と耐えられるため、2人ともオートモードでのクエスト攻略時に安定しやすいです。


MPの確保しやすさでいえば
・グラナダ→MP回復スキル無し
・ソル→『ソウルチャージ』でMP大幅回復
と、ソルに軍配が上がります。多くMP確保できればそのぶんスキルを発動しやすくなり、編成難易度が大幅に下がるはずです。


『無敵』『不屈』持ち編成が基本の闘技場では、2人の状態変化除去+攻撃スキルが輝きます。しかしグラナダの攻撃範囲(一直線)へ相手を誘導するのは難易度が高いです。闘技場でも攻撃範囲が広く敵を誘導しやすいソルに軍配が上がります。

ただしソルは、スキルダメージ倍率が低めです。
・ダメージ量重視のランキングイベント
・高HPボスをワンパン撃破したいクエスト

では、最大火力が圧倒的に高いグラナダが活躍しやすいでしょう。




アークザラッドシリーズにおけるグラナダ

ここではシリーズ作品におけるグラナダの描写を見ていきます。


■『アークザラッドII』でのグラナダ

古の七勇者の1人グラナダが描写されたのは、アーク2が初めてです。しかし本人は登場せず、あくまでその存在が明らかにされたのみとなります。

アーク2におけるグラナダの描写は、おそらく以下の2ヶ所です。(それ以外にも七勇者関連描写は数多く存在)

  • ペイサス図書館の書籍『伝説の七勇者』に『グラナダ』という名のみ記載

  • 空中城でゴーゲンが対峙する七勇者の一人で登場(※ドット絵/偽物)

なお空中城で確認できる七勇者の中でも、“グラナダと思われる人物”は割と喋ります。本人ではないものの、ゴーゲンの反応をふまえることで、実際のグラナダを考察するヒントの一端にはなるのではないでしょうか。

※注:こちらはアーク2内の七勇者関連記述の一部です。



■ファンクラブ会誌『Arc The Land』でのグラナダ

アークザラッド オフィシャルファンクラブ会誌である『Arc The Land(アークザランド) Vol.006』の表紙に、七勇者の等身大イラストが掲載されています。

同誌17Pによれば、「(表紙の)真ん中の人物がグラナダである」ということです。これこそグラナダ等身大イラストの初公開といえるでしょう。



■『アークザラッド R』でのグラナダ

アークRにおいては、2018年8月のサービス開始直後から、七勇者関連の描写がいくつも存在しました。

グラナダの名前が初めて登場したのは、2018年9月のノル実装時。お知らせで公開された「古の七勇者とは」との文章に「王位継承者グラナダ」としてその名が登場。発表されたシルエットにもグラナダらしき人物がいます。
※後のトキワタリノ方舟での公開シルエット等とあわせ考えると「手前の左側の人物」がグラナダだと思われます。

また同お知らせで『ミナルディア』が紹介されていることも見逃せません。
※後にトキワタリの方舟で、ミナルディアとグラナダの関係が判明。

参考:フェスガチャ限定キャラ「ノル」が登場 2018年9月26日 | PR TIMES



2020年5月に予告なく公開されたカウントダウンサイトには、
・アーク2の七勇者と近いドット絵キャラ(グラナダを含む)
・「3000 years ago …」と読めるロマリア文字

などが含まれておりました。

【参考動画】当時のカウントダウンサイト紹介


その2日後に発表されたのが、七勇者の時代である3000年前が舞台の物語『トキワタリノ方舟』です。

トキワタリの方舟のティザーサイトとPVでも『王位継承者グラナダ』という表記や、グラナダのシルエットを確認可能です。

【参考動画】トキワタリノ方舟 ティザームービー


2022年12月に公開された「トキワタリノ方舟 前日譚3幕」では、Rの物語にグラナダが初めて登場しました。

物語登場から10日後には、プレイアブルキャラとしてグラナダが登場。

その後、メインシナリオ6章の「過去の回想シーン」にて、グラナダの姿を確認することができました。




気になるグラナダの考察

ここではソースを出せるものを中心に、グラナダについて考察していきたいと思います。

なお七勇者&3000年前については別記事で詳しく考察予定です。



考察1/『グラナダ』の経歴は?

まずは既出の情報をふまえ、グラナダの経歴を考えます。

ノル実装時の七勇者紹介文や、トキワタリノ方舟ティザーサイトなどにおいて、「王位継承者グラナダ」という表記が見られます。

さらにトキワタリ前日譚3幕では、以下の描写を確認できます。

  • グラナダはミナルディアの「第一王子」かつ「王位継承者(次期国王)」

  • 3幕開始時はグラナダが王位を継承する「継承の儀」前日

  • 3幕終盤にてグラナダは王位を継ぎ、「ミナルディアの王」となる

ミナルディアの第一王子として生まれたグラナダは、恵みの精霊によって「次の王にふさわしい」と認められ、王位継承者になりました。

第二王子シンがクーデターを企てたものの、これを退けることに成功。グラナダは名実ともに「ミナルディアの王」を継いだのです。トキワタリ前日譚3幕は、彼が無事に継承の儀を終えたと思われるシーンまでが描かれます。

この時点のグラナダはまだ七勇者ではないと思います。前日譚の描写では、勇者の力を持っているようにはとても見えません。(素質は感じますが)

さらに時系列で前日譚の後と思われる“トキワタリの方舟本編”紹介文では、グラナダたちが「事件の調査に向かう使節団の一員」として新興国イガルトスに向かったが、襲撃を受けて7人だけが生き残った、と書かれています。

アーク1におけるアーク達の描写(特にアーク旅立ち時の山の精霊とのやり取り・最後のサルバシオの滝の聖柩関連)もふまえると、おそらく「グラナダ達は、7人で旅をする中で精霊から“勇者の力”を授かり、その段階で七勇者となった」と考えるほうがしっくり来る気がします。


さらにアーク2の図書館書籍の「七人の勇者は使命を果たしたが、地上にいた生物のほとんどが姿を消していた」との記述から、闇に打ち勝った段階で、精霊国ミナルディアという国自体が滅びていた可能性もあるでしょう。

仮にミナルディアが滅びたとすると、グラナダは実質“王”ではなくなったことになります。もしそうなら、彼は戦いを終えた後、どのような人生を歩んだのでしょうか。

<補足>
現代においてミナルディアが存在しないため、少なくとも「3000年前~現代に至るまでのどこかでミナルディアが滅んだ」ことだけは確定できます。

精霊国ミナルディアと縁が深いはずの『恵みの精霊』が、現代ではミルマーナの奥にひっそり存在するのも興味深いです。「3000年前の『精霊の間』の大樹」と「現代のトヨーケの森最深部の大樹」は同じ樹のように思えます。当時のミナルディアは、現ミルマーナの地にあったのでしょうか。

(アーク3→精霊の黄昏における約1000年の地形変化をふまえると、古の時代→アーク1の3000年の間に“別の何らかの要因”で地殻変動等があった可能性は否定できませんが)

仮にもし闇黒との戦いでミナルディアが滅びたとすると、グラナダは「3000年後にミルマーナが滅びた元・王女のサニア(アーク2後)」と似たような境遇である可能性も考えられます。アーク3やアークRのサニアと比べる形で考察するのも興味深いのではないでしょうか。


ファンクラブ会誌『Arc The Land Vol.006』には、3000年前の戦いの後について「七勇者は~(中略)~世界を復興させるため、各地に旅立っていきました。(ワイトという名の勇者はトウヴィルに残り、聖櫃の封印を守るための村を作りました)」との記述があります。

少なくとも、トウヴィルの村を作ったのはワイトで確定です。さらに「ワイトの娘がスメリア王家に嫁ぐ慣わし」をはじめ、スメリア王家やトウヴィルのワイト家には、勇者に関する伝説や慣習が残されています。

スメリア王家の子孫アークが、勇者の力(&たぶんグラナダの魂)を継いだこと&『勇者の証』を託されたこともグラナダと無関係ではないでしょう。

<補足>
アーク1で『勇者の証』
・スメリア王家のヨシュア(アークの父)が、恵みの精霊に預けたこと
・20年後、恵みの精霊が、アークへ渡したこと

が判明しています。「3000年前の恵みの精霊の状況」を考えると、これもアークとミナルディア&グラナダとの縁あってのことだったかもしれません。


諸々を踏まえると、戦いの後に
・グラナダが、スメリア王家を作った(or継いだ)可能性
(グラナダ本人ではなく)“グラナダとワイトの子孫”が、スメリア王家を作った(or継いだ)可能性
等も十分に考えられます。

<補足>
アーク2の図書館の本『聖柩の謎』には「伝説では遺産をおさめた聖柩はスメリアの地に封印されたといわれている」との記述があります。こちら解釈により「七勇者の戦い前から、既に“スメリアの地”だけは存在した(&王家はあったかどうか触れられてない)」との意味にもなります。そのため上記は“スメリア王家を作った(継いだ)”との表現にしました。

とはいえ「(現在の)スメリアの地」として記述が記載されている可能性・そもそも伝承の一部が間違っている可能性も考えられることもあり、確定はできないですが。

<余談>
「グラナダ(granada)」は、スペイン語で果実の「ザクロ」を表す言葉
だそうです。グラナダ覚醒時の瞳の色は「深みのある赤」で、熟れたザクロの色に非常に近い気がします。(スペインには「グラナダ」という都市もあります。世界遺産のアルハンブラ宮殿で知られる美しい街で、シンボルであるザクロの実の紋様が街のあちこちに見られるそうです。)

さて、ザクロは各所にて、特別な意味合いを持つ実です。有名なものではギリシア神話のペルセポネとハデスの伝説。ペルセポネは死者の国(冥界)のザクロの実を口にしたことで、ハデスの元を完全に去ることができなくなったといいます。様々な説がありますが、ギリシャ神話におけるザクロは「死」や「再生」と関連付けられると見られることが多いです。

ザクロはイスラエルの代表的な果物の1つだそうです。「古代エルサレムでは、聖櫃があるエルサレム神殿の供物にも認められる」「神殿の柱・司祭の服の装飾・硬貨の紋様に使われる」など、歴史上で重要な意味を持つ象徴かつ、由緒正しき食材なのだとか。旧約聖書にもたびたび登場します。

ボッティチェリの絵画『ザクロの聖母』でも知られる通り、キリスト教においてザクロは「キリストの復活」の象徴とされることが多い果実です。別の説では、ザクロが「キリストの受難」を、その多くの種子が「苦悩」を表すとも言われるなど諸説あります。

ザクロがたくさんの種をもつため、各地で「子孫繁栄と豊穣の象徴」とされることも。ガクが王冠に似ていることから「権威の象徴」等とされ、ソロモン王の宮殿の柱頭にザクロがあしらわれたとか、神聖ローマ帝国マクシミリアン1世がザクロを紋章にしたとかいう話も。

とにかく「ザクロ」は、何かと“特別な果実”として扱われることが多い実です。それと同じ名を冠する「グラナダ」もまた、アークザラッドシリーズにおいて“特別な立ち位置の人物”であることだけは確かでしょう。


なお日本で“柘榴ザクロ石”と言えば、宝石のガーネット(スペイン語:Granate/英語:Garnet)のことをさします。これはガーネットの石が、熟れたザクロの実のような見た目であることにちなんだ名前だそうです。

ガーネット自体の由来は、ラテン語で「種子」を意味する「granatum」と言われます。そもそも“ラテン語のザクロの実”自体が、多くの粒を持つことから同じく「granatum」を語源としたと言われるため、ある意味ぴったりの和名だといえるかもしれません。

その赤い色が「血」を連想させることもあり「身を守る宝石」と考えられ、中世ヨーロッパの十字軍では防具に赤いガーネットを嵌めこむ人も多かったとのこと。そういえばアークRのグラナダは、アタッカーの割に耐久力が高め(特に開幕3ターン)なユニットですね。

またガーネットは「燃える石炭」とも呼ばれ、「ノアの方舟の行く先を照らすカンテラの明かり」として使われたとされています。他にも古代スカンジナビアをはじめ、ガーネットが「特別な場所への明かり」と考えられた文化はいくつも存在するのだとか。アークザラッド作中の断片的なグラナダのエピソードや、アークの行動などから想像するに、「精霊と縁ある国ミナルディアの王」であるグラナダもまた、“七勇者たちの道しるべ”となる明かりのような存在だったのかもしれません。



考察2/『グラナダ』と『アーク』

これまでシリーズで明確な表現は無かったはずですが、グラナダとアークは深く関わりがあると思われます。Rのグラナダ初登場時ビジュアルへ共に描かれたのもアークでした。この2人について考えます。

<補足>
アーク1のゴーゲンの言葉もあり、アーク1の6名(ゴーゲン除く)は古の七勇者の魂を継いでいることはほぼ確定。誰が誰の魂を継いだかは明言されていないものの、おそらくアークがグラナダの魂を継いだと思われる。


グラナダのキャラ図鑑によると、以下の描写があります。

  • 真面目で実直な性格

  • 自身の心の甘さ、弱さを理解したうえで様々な困難を常に努力で乗り越えてきた

  • 争いをあまり好まない性格だが、人々や仲間を救うため常に戦い続けた

またトキワタリノ方舟3幕では、グラナダに関しこんな描写もありました。

  • グラナダはこの国の民と未来の事を考え、人知れず努力を続けてきた

  • グラナダの努力をする姿が、皆に勇気を与えてきた


上記は、ほぼそのままアークにも当てはまるといえるでしょう。

アークが実直な性格であること、人知れず努力し戦い続け様々な困難を乗り越えてきたことは、アーク1~2を見れば明らかです。

父ヨシュアはアークのことを「欲望の為でなく戦う少年」と話しました(アーク2のパレンシアタワーの回想より)。2のラストでは文字通りみずからの命を引き換えに世界を救う選択をしたり、仲間へ希望について語るあたり、まさにアークは“民と未来の事”を考えていたといえます。

そしてアーク1&2はもちろん、Rでもアークが皆に勇気を与える様子は多く描かれました。序盤から「かつてのアーク」を思い出し勇気を奮い立たせる仲間の様子が各所で描かれた他、6章4幕での復活以降はアーク自身が直接仲間を鼓舞する様子も描かれました。アークはまさに「勇気ある行動は人の心を開く」を先頭に立って体現していたのではないでしょうか。


アーク2ではそもそも本人が登場していません。しいていうなら空中城の描写でしょうか。偽物の七勇者についてゴーゲンは「グラナダ、しばらく会わんうちにえらく理屈っぽくなった」と話します。つまり“本物のグラナダ達はあのようなことを言わない”のだと思われます。

グラナダが実際に動き喋る様子を確認できるのは、『トキワタリノ方舟 前日譚3幕』のみしかありません。何となくプレイしても、数十分あれば余裕で遊び終えてしまうほどの短さです。

ですがアークと重なる部分が多いからこそ、初代から始まるシリーズ作品に登場するアークの描写をふまえることで、グラナダについて考えることは十分に可能だといえます。

特にRの『ロードオブメモリーズ』(※1~2のアーク補完シナリオ)では仲間とのやり取りを通しアークの内面や成長の断片が描かれたこともあり、トキワタリでのグラナダの描写と重なる部分が多くあったと思います。


なお“2最終決戦あたりのアーク”の姿である『世界を救う勇者 アーク』と、『グラナダ』は、覚醒後の髪と瞳の色が似ています。(★5の世界アークとグラナダは共に『フォースエレメント』を使うなど使用スキルも似ている)

そもそも物語上で「(アークRにおける)覚醒とは?」との定義がまだ曖昧なこともあり、何らかの明確な答えを出しづらくはありますが、興味深い共通点ではあるでしょう。

さらにいうと髪と瞳の色だけなら『ウルトゥス』覚醒後も近いです。ウルトゥスとウルトゥスとの関係性を考えると、何かしらの意味がある可能性も十分に考えられます。

関連記事:ウルトゥスの考察3/アークとの共通点と違い




グラナダの公式関連情報まとめ

2020/8/22 アークR公式Twitterイラストにグラナダのドット絵も登場


2020/12/27 グラナダ登場をお知らせするアークR公式Twitter


2020/12/28 グラナダ実装日のアークR公式Twitter


2020/12/29 アークR公式Twitter


2020/12/30 アークR公式Twitter キャラ紹介


2020/12/31 アークR公式Twitter 装備『無骨な大剣』紹介


2021/1/3 アークR公式Twitter 装備『王の鎧』紹介




関係者の皆様のグラナダイラストまとめ

2020/8/8 『アークザラッド R』2周年記念、開発者特別座談会・前編
(グラナダ のラフ画が掲載されている記事)


2020/12/29 アークR公式Twitter




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