アブ・シンベル神殿
こんにちは。
あまのシェフです。
バスタオルで勝手に創作活動にて
人のサングラスを勝手に使われていたのですが
怒る気持ちもなく、次はどんな感じだろう??って
楽しみで仕方ありませんでした。笑
今日はアブ・シンベル神殿について
今から約3300年前、ピラミッドのあるカイロから南へ
約1200㎞の場所に、当時の王「ラムセス2世」によって
建造された神殿です。 それが僅か200年前の1813年に、
砂に埋もれた状態で発見されました。
アブ・シンベル神殿は小神殿と大神殿の二つがあり、
これらは僅か数十メートルの距離に建造されています。
小神殿はラムセス2世の愛する妻、王妃ネフェルタリのために
建造されました。 大神殿は高さ22メートルもあるラムセス2世の
巨像が四体も据えられています。
神殿らしき物がだんだん見えてくると気持ちは高まります!!
お昼の時間は気温が50度にもなる日が多いので朝の早い時間に行きました。人も少なくてスムーズに見学できます。
入り口の四体の巨像は全てラムセス2世の物で、自身の若い頃から順に
左から右へと並べられています。 左から二番目の像は、神殿が
完成して7年後の大地震で崩れ去ったとされています。
小神殿とは言うものの、神殿の入り口には充分迫力のある巨像が六体も
据えられています。この六体のうち外側と中央の四体はラムセス2世自身、
そしてその間に挟まれた二体が王妃ネフェルタリの巨像です。
どのアングルから撮っても迫力満点の素晴らしいところです。
アブ・シンベル神殿は1960年代にダムの建設計画によって水没の危機が
ありました。しかしユネスコの国際的な救済活動が行われて
現在神殿が存在している200メートルほど高台の場所へと移設されました。
この活動がなければ現在はダムの底。 後に、この活動がきっかけで
「世界遺産」が創設されます。
もちろんアブ・シンベル神殿も1979年に「人類の創造的才能を表現する
傑作」と認められて、世界遺産に登録されています。
今はまだ行くのは難しいですが是非ゼヒお薦めしたい
場所の一つです。