傷だらけの経歴で得た仕事観
情けない話ですが、5年以上同じ会社に勤めたことがありません。
新卒で就職できなかったうえ普通の人より転職回数が多く(10年間で3回)、その職種も業種もバラバラ。
半年ほど空白もあり、履歴書は傷だらけです。
人より転職回数が多いということはそれだけ失敗しているということです。好きでこんなに転職したわけではないのですが……。
職歴の多さはデメリットに違いありません。
しかし、付いてしまった経歴を消すことは出来ないので逆に武器にしてやろうと思います。
色んな会社と仕事を渡り歩きましたが、それらで無駄だったことは一つもありません。
(短期間で離職するような仕事に就く事が無駄ですが、それを言ったらおしまいなので言わないでください!)
不思議なことに、転職するたびに前職で学んだことが必ず役に立って繋がっています。
例えば今は販売業ですが、事務経験があるのでPCでの資料作りとかで重宝がられましたし、暴力以外のパワハラなら何をされても耐える自信があります。
一般的には職歴が多いと忍耐力が無いとかまたすぐ辞めるのではなどと思われますから、負い目を感じる気持ちも分かります。私も3年間で2回も転職する羽目になった時は参りました。
ただ、人間と同じで会社も沢山ありますから、色々な経験をしているとプラスに取ってくれるところもあるはず。
だからあまり悲観的にならなくて良いと思います。
経歴に対して言い訳でなく説明ができれば納得してもらえます。
私が女だから許されているのかもしれませんが……。
これだけ転職すると会社に対して執着がなくなります。
お互い、都合よく使ったり使われたりで良いんだなと思って働いています。
私は働かないと困りますが、私が困っても会社は何もしてくれません。
もし病気になって倒れても自己責任。
だったら体や心を壊す前に辞めてしまった方がいい。
責任感の強い方は皆に迷惑がかかるとか、自分がいないと困るからといって頑張り過ぎるのですが、いざ倒れても誰も助けてくれませんよ。
心配するのはあなたのことでなく、あなたのやっていた仕事です。そして明日からも何事もなく仕事は回ります。
会社のためではなく、自分や自分を大事にしてくれる人のために元気で生きていたいものです。
というわけで、今の会社が私にとって都合が悪くなってきたので転職します(笑)
創作活動に割く時間がほしくて(!)自宅に近い同業他社へ。
もちろん理由はそれだけではないのですが、ウエイトはかなり大きいです。
修羅場中は、地下歩行空間を歩くあの10分すら惜しい……原稿やらせて……(ローカル話すみません)
その会社に決めた理由は、自分が新しく学びたい事の実践の場に相応しかったからと、面接をしてくださったこの方と一緒に働きたいなと思えたからです。
仕事選びのコツは直感です。
かつて、会社に入った途端のピリ付いた空気と面接官のこちらを完全に舐めた態度に嫌な予感がしつつ入社したら、3ヶ月働いた時点で今までで一番保っていると言われるようなとんでもない会社に入る羽目になりました。
なんでそんな会社に入ったかというと、初めての転職かつやってみたい仕事だったからです。
面接で見破る事ができたら良いですが、結局入ってみないと判らない面はあります。
人間関係も仕事も社風も何もかもが合わない会社に入ってしまい、辛すぎてカウンセラーさんの所へ行ったら絶句されるレベルのパワハラだったことが判明したこともあります。
私も仕事の面で未熟でしたし、前職の方がヤバかったからそれでもマシだったんですけど……。
人間関係を築くのが苦手な世渡り下手は、逃げ場のない小さな会社に入ったら危険です。
ちなみに、その時カウンセラーさんに言われた言葉は私の人生の金言です。
今回、久々に転職活動をしたので、少し仕事について振り返ってみたくなりました。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
先週は原稿のためお休みをいただきましたので、次回は来週18日に更新します!
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