見出し画像

忘れられないオーディションの失敗談

オーディションの失敗は今思い出しても、なぜあんな事をしたんだろう?と思う事がある。

必死になり視野が狭くなっていることが多かったなと。

オーディションで多くの人が悩むのが特技披露がある時だと思う。

何もない中、必死に絞り出したであろう特技を何回か見てきた。
似てもないモノマネをした後なんて、空気すごいですよ。


昔よく買って読んでいた「月刊デビュー」というオーディション雑誌に、活躍されてる俳優のオーディションの経験談が語られている時があったのを覚えていて、

上野樹里さんは尻文字をやったそうで、
玉木宏さんはウォーターボーイズのオーディションで倒立前転か何かをやろうとして失敗したそうなんです。

結果、どちらもオーディション合格


なので特技はやって損はない!と頭に刷り込んでました。


あるオーディションでアクロバット出来る方は披露してくださいと言われました。


その時すぐに玉木宏さんを思い出しました。


熱いヤカンに触れた時の反射のように、
気がついたら僕は手をあげていました。


「バク転できます」と挙手をして前に。



頭から落ちました。



地面にギリ手もついていたのと、アドレナリンで全然痛くなかったんです。


失敗したけど、審査員は心配しつつも少し笑っていました。

ウケた!と思い小さくガッツポーズしてました。アホすぎます。

心の中で、これは玉木宏さんパターンちゃうのん!と興奮していました。

思い出すたびアホやなと思ってます。



結果は不合格。


冷静に考えてやるべきやなかったんです。

他にも、鳥貴族でバイトしてた時に受けたオーディションがあり、
その時も特技披露を求められて、僕は何を思ったのか「鳥貴族の接客します」と言って大声で架空のお客さんとの接客を披露しました。
これもアホです。


見事に不合格でした。


無理に個性を出そうとしても失敗する。

でも正解なんてないと思うので
これからもオーディション受けるときは全力で臨みたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?