揚陸艦、戦闘攻撃機、戦闘爆撃機など一般にわかりにくい兵器に関する簡単な説明
皆様、おはようございます。
最近、ウクライナ軍による大型揚陸艦、戦闘攻撃機の撃破が顕著です。
このような情報に対して、揚陸艦って何?戦闘攻撃機って何?戦闘爆撃機とは違うの?と思う方は多いはずです。
揚陸艦
簡単に言えば輸送艦の一種です。
ただ、軍事で一般的に輸送艦と言うと、港から港へ兵員や兵器を輸送する艦となります。
揚陸艦はより柔軟な行動がとれ、港や特別な機材が無くても兵員や兵器を輸送できる、上陸作戦において機動力の高い兵器となります。
航空機から機動的に展開する空挺部隊よりも古来から使われる戦術や戦略のもとに使用され、海兵隊、海軍歩兵と親和性が高いため、近現代では非常に重要な攻略兵器になります。
設計によっては、ヘリコプターや短距離で離陸できる航空機を運用できるものもあります(ある種のプチ空母)。
戦闘攻撃機と戦闘爆撃機
もともとは戦闘爆撃機と言う言葉が一般でしたが、時代とともに変わっていったように思います。
爆撃とは戦略目標(敵の戦力の根本を破壊する)の撃破に用いられ、攻撃とは戦術目標(敵の戦線で必要とされる兵器)の撃破に用いられると大まかに分けられていましたが、航空機の高性能化により、空での戦闘と地上や海に対する爆撃を専門とする航空機の他は、立ち位置があやふやになりました。
今は戦闘機ながら戦略的な爆撃を行うことは困難なので、戦闘爆撃機と言う表現ができる航空機はほぼ無いと言えるでしょう。
多用途機、マルチロール機と表現するのが現在では最も無難であると思います。
戦争においてわかりにくい表現を見聞きした場合は、ぜひご質問ください。
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