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ウクライナ軍の反撃 ロシア国境を越える

皆様、おはようございます。

ウクライナによる大規模な反撃が始まりました。

当初、陽動とも思われた作戦でしたが、兵站の動きや縦深の長さから、主たる作戦のように見えます。

予め言っておきますが、これはウクライナによる正当な反撃です。

この作戦はウクライナ軍単体でできるとは考えにくく、以前越境した自由ロシア軍団、ロシア義勇軍団、シベリア大隊などの親ウクライナロシア人部隊や現地パルチザン/レジスタンス、ロシアからの離反者などの協力が考えられます。

全体としては、機甲、騎兵戦術を用いた縦深作戦あるいは電撃作戦と思われ、NATOから供与されたF-16や長距離砲兵が早々とロシア軍の強力な兵器を排除してたこともあり、戦略的な展開をしているように見えます。

ウクライナ軍は数十km以上ロシア領内に入り込み、工場や輸送路の破壊を最低目標としていると考えられ、クルスクだけでなく、ベルゴロド、ヴォロネジ(長距離攻撃で)の軍事施設やインフラを標的としているはずです。

また、この作戦により、ウクライナ国土を侵略しているロシア軍部隊の攻撃を停滞させることが期待されます。

越境したウクライナ軍の進軍先に原子力発電所がありますが、民主主義に向かおうとしているウクライナがロシアのようにここを占領して、破壊工作を行う可能性は極めて低いです。

和平条約を有利に進めるための作戦という見方もありますが、今までの約束を反故にしたことを考えれば、ウクライナはロシアを当てにしておらず、可能性は低いでしょう。

越境した部隊が現地に留まるかは、ウクライナ軍の部隊の損失状況やロシア軍による抵抗の度合いによると考えられます。

越境した数は当初数百人とされ、後に千人を超える規模とされましたが、作戦の進行の早さや展開面積を見ると、3個旅団、少なくとも2個旅団規模は投入しなければこの状況は考えにくいです。

小規模の部隊が要所を制圧した後に続く部隊が橋頭保を確保しているという話もあります。

すでにロシア軍はいくつもの防衛線を突破されており、後退して体勢を立て直しています。

無難な判断でしょう。

ロシア軍側が国境近くに展開していた部隊は新兵が多いという情報がありましたが、強力と思われる部隊も散見され、戦闘能力は不明ですがカディロフツィも確認されています。

ロシア側の兵器は早い段階でKa-52、Mi-28、Su-34、T-90Mなどの強力なものが確認され、これらはウクライナ領内で確認されていたものの、頻繁に登場する兵器ではありませんでした。

ロシアは何だかんだ強力な兵器を温存しているようです。

おそらく、これらの兵器やT-72をベースにした戦車は新規の生産ラインが存在し、現在も工場で生産されていると思われ、Su-25やT-62は不稼働だったものを修繕して投入しているように見えます。

これからは、未投入だった兵器(旧式、新鋭兵器双方)も確認されるはずです。

現状、ウクライナはかなり困難な状況にありますが、ロシアも戦域での重要な兵器や兵員の損失が最高潮に達しており、国内でもインフラや生産施設が崩壊しています。

一連の調査により、ウクライナ国内でロシア軍の虐殺が原因と思われる事象が心配です。

即時停戦の危険性をより感じます。

私が連絡を取ったウクライナ兵の証言によると、前線のウクライナ軍は、部隊の再編で人員の行き来が多いようです。

関連のある部隊は以前から損耗が激しい部隊で、現在も深刻なようです。

ただ、多くの国の支援や応援により、戦線や士気を保てているという言葉も聞くことができ、これからも支援や応援が大切であると実感させられます。

アメリカやドイツなどから贈られた装備が特に頼りになっており感謝しているようで、日本が供与した車輛も装甲が強化され、使用されているようです。


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