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名画座にゆこうか

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都内名画座で観た古い映画の感想 音楽・漫画・本 その他 気が向いたらなにか
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#名画座

★「水の娘」〜ジャン・ルノワール監督の第一作

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nankado
3年前
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★【DVD復刻】シネフィルという言葉のない時代の映画マニアたち 〜 原田眞人 監督デ…

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nankado
4年前
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かんぺ大賞2019

#かんぺ大賞2019 #かんぺ大賞 2019年に観た初見の作品のから、作品の優劣というよりも個人的…

nankado
4年前

★映画:「存在のない子供たち」ナディーン・ラバキー監督 2018年

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nankado
4年前
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★一人称映画の実験は成功したか 〜 「湖中の女」ロバート・モンゴメリー監督

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nankado
4年前

「秋立ちぬ」追記

神保町シアターの最終日に再見するため訪れたのだが、なんと、満席札止めで入れなかった(98…

nankado
4年前

現世を棄てることで開放される恋人たち 〜 「遊び」 増村保造 監督、1971年

ラピュタ阿佐ヶ谷「遊び」増村保造 監督、1971年。原作は野坂昭如「心中弁天島」だが未読である。同監督の「でんきくらげ」70年と同じく演劇的な演出がなされており、映画としては棒読みにもみえる。 関根恵子は監督の演出によって他のレモンセックスシリーズと印象が全く異なる。プロットは同じ野坂昭如の「火垂るの墓」に共通する骨組みをもっている。すなわち、絶望的な環境にある孤独な魂どうしが出会って、この世を棄てることで開放されるというものがたりである。 主人公たちの置かれた底辺家庭の

短評:花火のように散ってゆく人狼たち 〜 新藤兼人 監督「狼」

ラピュタ阿佐ヶ谷「狼」1955年、新藤兼人 監督。 終戦後、さまざまな理由で食い詰めた人たち…

nankado
4年前

この映画の「本当の主人公」は誰か あるいは マージナルな存在 〜 「模倣の人生」…

シネマヴェーラ 「模倣の人生」、原題 Imitation of Life ジョン・M・スタール監督、1934年を…

nankado
4年前
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(これもまた)手塚治虫に感想をきいてみたい作品 〜 「復讐鬼」1950年、マンキウィ…

シネマヴェーラ 「復讐鬼」1950年、ジョゼフ・L・マンキウィッツ監督。原題は「出口なし」また…

nankado
4年前
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★【名画座でしか観れない作品】 これが日本、どこへ行っても同じ 〜 渋谷実 監督…

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nankado
4年前
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【名画座でしか観れない作品】 橋本忍 原作の社会ドラマ、伊藤雄之助 vs 佐田啓二 …

シネマヴェーラ特集「名脇役列伝IV 伊藤雄之助生誕百年記念 怪優対決 伊藤雄之助vs西村晃」が…

nankado
5年前
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短評:三島由紀夫作品の成功した映画化のひとつ 〜 「肉体の学校」木下亮 監督、196…

シネマヴェーラ 「肉体の学校」木下亮 監督、1965年。三島由紀夫の小説を映画化した作品である…

nankado
5年前
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短評:谷崎潤一郎原作と新藤の脚本の食い違い? 〜 「堕落する女」1967年、吉村公三郎 監督

シネマヴェーラ 「堕落する女」1967年、吉村公三郎 監督、新藤兼人 脚本、谷崎潤一郎 原作。 桑野みゆき 演じる良家の子女がピアノ教師に誘惑されて結婚し、零落してゆくという谷崎らしいプロットである。 桑野みゆき の女優キャリア最終作品とのことだが、残念ながら題材とうまく噛み合っておらず、もったいなかった。似たような題材でもっと優れた「夜の片鱗」という主演作が他にあるだけに、なおさらである。 思うにこれは、谷崎的なデカダンスと新藤の脚本の方向性が食い違っていたせいではな