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朗読『光と私語』

令和元年6月14日
於 中銀カプセルタワービルA606
http://capsule1972.com

05『 朗読『光と私語』』
吉田恭大『光と私語』より十三首選
https://inunosenakaza.stores.jp/items/5c1da4862a28624c2c4d68ca

出演:
大石哲史(オペラシアターこんにゃく座)
橋本ゆりか
徳永桜介

監督:和久井幸一

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映像作家の和久井幸一さんに、『光と私語』で映像を撮ってもらいました。

ロケ地はあの中銀カプセルタワー。黒川紀章です。メタボリズムです。

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撮影お邪魔した時に初めて中に入ったんですが、なんというか光と私語と親和性の高い空間でした。順番としてはわたしが影響を受けてる筈なので当然ですが。
建築に限らず、明るい廃墟というか、僕らの立っていないあの頃の未来、みたいな光景は、ほっとくと勝手に無くなってしまうので大切にしたいですね。

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作中の13首は和久井さん選。
和久井さんが定期的に同じ部屋で撮ってる「Nakagin Capsule Tower A606」シリーズの一本です。和久井さん、出演の大石さん、橋本さん、徳永さん、カプセル1972のともぞうさん、ありがとうございました。
以下、和久井さんの映像で個人的に好きなやつ。

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そういえば奈良。「はならぁと」という地域芸術祭があります。
それで大仏とか鹿よりもっと果てにある、宇陀松山、という町にご縁があり、何度か行きました。上のCFは2015年の企画ですね。最初のほうで空撮されてる自転車がわたしです。
宇陀松山、とてもいい所です。小さいけど街並みが城下町の造りをしていて、雰囲気が鳥の劇場のある鹿野にもちょっと似ている。
この町にあった芝居小屋の廃墟を復活させる、というプロジェクトがいま動いていて。クラファンもやってます。

今年の宇陀松山地区のキュレーターは渡辺瑞帆さん。参加アーティストもアムリタとかAokidさんとか武田力さんとか、それぞれ面白そうなクセのある人たちです。
みんな行ったりお金を落としたりするといい。


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