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食堂、私語、わたしじゃない

16日は堂園食堂でした。ご来場のみなさま、堂園さん、ありがとうございました。個人的にも色々なことを思い出せて楽しかったです。

結構雑なことも言っていたので、映像はお蔵入りの予感がします。会場質問で新人賞の獲り方聞いてきた方とか、ギリアウトで面白かったですね。堂園さんとわたしにそれを聞くかよ。

割とよく言うてる話ですが「より共有されやすい秀歌性のコードに合わせて修辞を練っていく」ことはある程度誰でもできます。結社とか学生短歌会とかは、その辺を組織として継承しやすいのがメリット。特に所属しなくても勘のいい人はかなりいます。……ここから先はまたそのうち纏めますね。派手な煽りで有料記事にしたら炎上するかしら。

わたしは5年くらい新人賞やってその辺一回あきらめて、もう5年かけて歌集が出ました。実際はかなり入れ替えているので時系列上のアリバイはないですが、『光と私語』ではⅠが基礎編(秀歌っぽい奴)、Ⅱが応用編(秀歌っぽくない奴)、Ⅲが運用編(で?って言う奴)です。お好きなチャンネルでお読みいただければ。

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20日から三鷹のSCOOLで上演される『わたしじゃない』のアフタートークに呼ばれました。私は23日(日)19時の回。

暗闇の中に浮かび上がる「口」が「彼女」と呼ばれる何者かの物語を語り続ける、ベケット後期戯曲の問題作『わたしじゃない』。演出・翻訳の木村悠介が独自に発見した技術「Boxless Camera Obsucura」を使い“物語を引き受ける〈私〉などこの世に存在するのだろうか?”という普遍的な問いを浮かび上がらせます。さらにその視線の先には劇作家ベケットとは異なる言葉の感覚を宿す《散文のベケット》を見据えます。初演に引き続き出演は伊藤彩里、増田美佳、三田村啓示、そして新たに神嶋知がベケットの原文(英語)で出演。4名の異なる存在感を持つキャストと共に深化した『わたしじゃない』を上演します。

ベケットです。しかもちょっと面白そうな仕掛け。
内野さん(批評家)、蜂巣さん(演出家)に挟まれて、わたしが一番ベケット力(べけっとぢから)の低い感じです。演出の木村さんとは直接面識がないのですが、歌集を面白がっていただいたのがご縁ということなので、歌人なりに頑張りたいと思います。


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