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山へ免許を取りに行く⑤

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ようやく一日目の授業がおわりました。
初日から車乗ると思わなかった…というか、一念発起して申し込んだ割に、自動車学校についてほとんどなにも把握していませんでした。
まずは仮免を取らないと路上に出られない、とかそういうことすら、ついさっき理解したところです。
こんな感じで本当に18日後に卒業できるのか…?不安とか焦りよりも、何一つピンと来ていないまま免許合宿が始まりました。

何一つピンと来ていないまま、送迎バスで宿舎へ。
宿舎は、近隣に何ヶ所か散らばっていて、ラフランス校ともう一つ、近隣のグループ校の受講生が一緒に滞在しています。
私の泊まったハインツ東根(仮名)は、東根温泉の温泉街の一角にあります。おそらく元は古い保養所か何かを買い上げて、自動車学校専用の宿舎に改装したようなところでした。

宿舎に着いて、管理人のおじさんに一通り施設を案内してもらう。ところどころ治安の悪いエピソードが出てきて(酒飲んで外で騒ぐなとか、他人の部屋に屯して騒ぐなとか)やっぱり、色んな人が来るのだな、という印象。
あとは事前に、この教習所は敷地内も宿舎も完全禁煙、と散々聞いていたのだけれど、実際には建物の裏に喫煙所がありました。煙草買いに行こう。

部屋は畳敷の六畳間。ハイシーズンはグループ利用に充てられるとのことですが、閑散期なので私一人です。

滞在3日目くらい。浴衣は持ち込みの私物。

無事チェックインできたので、とりあえず買い出しに行くことにしました。教習所については特に調べてなかったけど、宿舎や近隣の地理は事前にリサーチ済みです。なるべく行きの荷物を減らしたかったので、買えるものはこちらに来てから買い揃える予定でした。

徒歩圏内にコンビニ、ドラッグストア、ホームセンター、ローカルのしまむらみたいな衣料品店、があるのは把握していたので、諸々の食料や生活用品を調達します。インスタントコーヒーとかアルコール類とか、欲しいものはだいたいドラッグストアで事足りました。

近所の足湯。毎日寄りました。

帰ってきて、宿舎の温泉へ。
宿舎も人が少なかったので、源泉掛け流しの温泉はいつもだいたい貸切でした。貸切というか、一人ずつ交代で入れるくらいの人数だったというか。

初めて車を運転したせいで、上半身と下半身のこれまで覚えのないような部位があちこち筋肉痛になっていました。

◎◎◎
つづく

こっちは温泉じゃないほう

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