見出し画像

みんな知りたい!学校のクラス分けの真実

予告通り今日はこちらの話題でいきましょう。

クラス替え

ひと学年に何クラスもあるところは,次の学年に上がるときにクラス替えがありますよね?
四月の最初の登校の日はドキドキして通った思い出があると思います。

仲良い友達といつも離れちゃうんだよなーってことありませんでしたか?

それって実は仕組まれています。
きちんと分け方が決まっているのです。


クラス分けの真実

学年末になると,その学年の担任が集まって3回くらい会議して次の学年のクラスを決めます。
日をおくことでミスが見つかりやすくなるわけですね。

結構大変なんですよ。。。

では,分け方を見てみましょう。

1 学力で分ける

学力診断テストなどがある地域はその点数で,ないところは通知表の数字を使ってまずは学力で分けます。

3クラスに分ける場合は,男女別に

元A     元B     元C
A B C   B    C    A          C    A    B
1    2    3   1    2    3           1    2    3
6    5    4           6    5    4           6    5    4                    
7    8    9           7    8    9           7    8    9

って感じで順位をつけて分けてアルファベットごとに合体させるわけですね。
もちろん下位の子がかぶった場合は交換します。

2 学年委員を分ける

保護者で学年委員になっている方がいる子はここで確実に分けられます。

3 問題行動を起こす子を分ける

基本は学力ですが,問題行動を起こす子がかぶった場合はここで交換します。
問題行動を起こす子があまりにも多い学年は学力の前に分けることもあります。
また,相性の悪い子もここで分けられることが多いです。
例えば,いじめにあったとか,保護者がもめたとか,トラブルがあったとかですね。
あとは一人だと何もないけれど,特定の子とくっつくと悪くなるっていう子なんかも分けられます。
仲良すぎる子もここで分けられますね。

4 リーダーを分ける

そのあとはリーダーになれる子を分けます。
だいたいそういった子は学力高いのですでに分かれていることが多いですが,かぶった場合は交換します。
あまりにもリーダーになれる子が少ない学年は先に決める場合もあります。

5 保護者で分ける

次に注目されるのが保護者です。 
学校に対してや先生に対して攻撃的だったり,クレームをいれたり,対応に難しい保護者も分けられます。

6 ピアノ,習字,絵画で分ける

これらは必ず授業で行われ,賞を選ぶ項目なので上手な子はだいたい分けられます。
中学校では合唱コンクールなどもあるためピアノはもっと上位に位置すると思います。

7 体力で分ける

ここらへんでだいたい体力も気にします。
でもこの辺までくるとほぼ確定なので,あまりにも体力が偏っていない限りあまり注目はされません。
運動に力入れている学校はもう少し前でスポーツテストの結果やリレーの選手なんかを分けることがあります。


ボクが経験してきたクラス分けはだいたいこんな感じです。

特別枠で,外国人の子が複数いる場合は分けられますね。
同様に双子はほぼ確実に分けられます。

まとめ

いかがでしたか?
意外な項目があったり,知らない項目があったりしたのではないでしょうか?
自分の子どもはどこで分けられているのか見当つくでしょうか?
はたまた保護者で分けられているかもしれません。

分け方を知ったうえで四月のクラスを見ると,また違った見え方になるかもしれませんね。

次回は気になる通知表のつけかたも書いちゃおうかと思います。

何かしら学びがあった方はコメントをくれると嬉しいです。
うちの学校はこんなだよっていう情報も嬉しいです。



いいなと思ったら応援しよう!