とりあえず書いてみる

0時44分、眠れません。
6日前、いつも通り出勤していた電車の中、息苦しくなり目の前はチカチカとして世界が一変しました。
「大丈夫大丈夫」と思っていた職場は大丈夫ではなくなり。「もう少し頑張れるだろう」と思っていた身体はもう頑張れなかった。
「なにも頑張っていない。自分は何の役にもたっていない。もっと頑張らないと」と思っていた。心は身体に気づかされる。

頑張っていた。目の前のことを全力で考え、今自分にできることをしてできない部分を省みて、本を読んで試行錯誤をして勉強会に出て、頑張っていた。それでも、なにもできなかった。いや、できないことの方が多かったんだ。
空白の時間は、自分を責める時間に。「どうしてなんもできないんだよ。これじゃ給料泥棒だ」。自分を咎めすぎとわかっていたけど、止められなかった。

疲れは自覚していた。自分の気持ちがしんどそうなのも気づいていた。だから、趣味に没頭したし、自分を励ます歌をたくさん聞いた。有休も使った。それで、なんとかやれていた。「なんか吹っ切れたな。今日も頑張ろう!」そう思っていた日に、冒頭の出来事は起こった。

騙し騙し過ごしていても、自分からのSOSは必ずやってくる。「いつか慣れてくるだろう」、「あともう1年やったらなんとも思わなくなるはずだ」そう思っていた。でもはっきりと言おう。自分に合っている職場は、3か月もあれば慣れる。個別の仕事に慣れないことはあっても、職場には慣れるものだ。

そしてもうひとつ。人には得意不得意がある。不得意なことにそのストレスは当てはまってはないだろうか。例えば、誰とでも親しげに話せる人に憧れたとしても、自分自身が他人とは距離を保って接したい場合、どんなに小手先の距離感や話題提供をしてもそうはなれない。なぜなら心の底で、こんなに近づいたら嫌だろうなと思いながら話しているから。

私は、心が限界を迎えて頑張ることができなくなった時、自分がやっと見えてきた。嘘の自分になろうとするのは、息苦しい。本当の自分と反対に生きることは難しい。私はたぶん、私のままで大丈夫。あなたもたぶん、あなたのままで大丈夫。

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