見出し画像

心中未遂を振り返ってみた

2023年9月1日、心中未遂を決行した。
先にも後にもそうするしか無かった。

決行から9ヶ月経ち当時の置かれていた環境、至った経緯、精神状態を振り返ってみた!



母との共依存関係


未遂で終わりICUに入ったときは、悪い走馬灯を見ているくらいに世界に絶望していたけどその世界ってやつは母親が全てで尚且つ母の手の中だったと精神科に入院してから強く思った。

21歳まで私の人生は自分のために生きたことが無かった。

母のため、母が喜ぶこと私の気持ちなど後回しにしてどんなに苦しくても心を殺して母に全力で尽くしてきた。

それが母の教え、親孝行そうすべきだと幼い頃から言われていたから逆らえなかった。


反抗期の真っ只中、中学2年生の時母はパニック障害になった。

そのため母に付きっきりで看病する日もあり当然学校には行けず、反抗もできず私の精神は乱れて毎日タオルにガムテープをぐるぐる巻きにしドアノブに固定し首を吊るということを繰り返した。


風邪薬を100錠ほど飲んだこともあった。


ODなんて言葉をしらない中学2年生の女の子がここまで追い込まれるのは異常だった。



感情が死んだ


どんなに苦しくても辛くても涙はでない。
自分が一体どういう人間かわからない。

私は何を好んで、どういう人生を歩んで、何に興味があるのか私でもわからない。

分かりたくても結局知るのが怖い。
私は10年間の記憶がすっ飛んでる。10年ってかなり長いな

誰も私を救ってくれない、助けてくれない相談を聞いてくれないのなら自分で自分を肯定して褒めてあげるしか方法はない。


でもほんとうは誰かを求めてる。
誰でもない誰かをまだであったことの無い誰かを必要としている。

私の心はくすんでいて何も美しいと思えなかった。

私の心は死んでいた。


花を見ても、好きだった本を読んでも何も感じない。
あの車に感情まるごと置き忘れてきたみたいだ。

鏡を見る度に目が死んでいるなと思う。


目が死んだまま生きているのはいやだな、と。目に光がない。


自分で思っているくらいだからきっと周りの人も思ってるんだろう、
一体私は何者になりたいのかな。


何者でもない私を誰かが必要とするわけがない。

天涯孤独だ。もうしにたい、消えたいと思わなくなった。感情がバカになっている


ここから先は

2,008字

¥ 300

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?