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「酒」より怖い「正義」

SNSで誹謗中傷を受けた被害者が損害賠償を求める場合、(1)SNS事業者に対するIPアドレスなど発信者の通信記録の開示請求(2)プロバイダーに対する契約者情報開示請求(3)得られた情報から発信者を提訴――というプロセスが必要だ。(中略)
こうした状況を受けて、総務省は救済の迅速化に踏み切った。プロバイダー責任制限法を見直し、1回の裁判手続きで氏名や住所を含む発信者情報の開示を求められる改正法が4月に国会で成立。22年秋ごろまでに施行される見通しだ。(上記記事より抜粋)

発信者特定が簡単になれば訴えを起こすハードルが下がり、ネット中傷へのハードルが上がることが考えられます。これによって、少しでもインターネットが過ごしやすい場所になるといいですね。

人間誰しも判断力が鈍るタイミングはあるので、何かを投稿する前には一呼吸を心掛けたいです。特に、自分が正しい側にいると思うときはその一呼吸を意識したいです。

他人を非難したり中傷することが楽しい人は少ないですよね。でも、自分が正しい側にいると思うと、嬉々として本来楽しくないはずの行動をとってしまうのが人間なのではないでしょうか。

#日経COMEMO #NIKKEI

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