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2024年1月に読んだ本まとめ

1月はやけに早かったです。気が付くと文芸書が読めてなかったです。とはいえ、趣味は自由にやりたいので気の向くままに読んでいこうと思います。『ヤフーの1on1』という本も読んでいたのですが、まとめてなかったみたいですね。結構思うところ色々あったので今度記事にしてみようと思います。


リード・ヘイスティングス 、 エリン・メイヤー著『NO RULES 世界一「自由」な会社、NETFLIX』

優秀でいい奴を集めたら細かいルールは設定しなくていいし、それによって優秀な人はよりクリエイティブに仕事が出来るよと言う本。

No Rulesにするための色々な手法が書かれているが、一般的な日本の会社で実現するのは非常に難しいだろうなぁと思った。さらにいうと私のような平や、ミドル層が読んでもあんまり意味なくって、組織のカルチャーなんかを作って行く人や、役員クラスが読む必要がありそう。まぁ、読んだら出来るようなものではないと思いますが。

チームドラゴン桜著『なぜか結果を出す人が勉強以前にやっていること』

こんな風に学生の時から考えられていれば私も大学受験から逃げなかったのかしらと思ったりしました。

ただ、学生だけでなく紹介されているTipsは大人になっても役に立つものが多いと思いました。問題を分解せずに、ゴールまでのステップを考えずに仕事することなんてできないですし、環境を利用しないと何かしらを継続したり、してもらったりすることなんてできないですからね。

西岡 壱誠著
『 「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく 東大思考』

以下の記事にまとめてみました。

金間 大介著
『先生、どうか皆の前でほめないで下さい―いい子症候群の若者たち』

ここ2週間ぐらい通勤電車でちょびちょび読んでいたのですが、非常に面白かったです。あくまで傾向ではありますが、現代の大学生の特徴についてここまで詳しく書かれている本は他にないのではないかと思います。私も特にやりたいこととかないんですけどね、多分ジェネレーションが全然違うのでその真意なんかは全然別なんじゃないかと思います。

バウンド著『こども統計学 なぜ統計学が必要なのかがわかる本』

子供向けと侮るなかれ。グラフに騙されないようにしようとか、一次情報に当たろうとか、表したい情報に合わせてグラフを選ぼうとか、多くの大人も読むべき一冊
統計学の本をいくらか読んだ後なので知らないことはなかったのですが、コンパクトに必要なことがまとまった良い本だと思いました。他のシリーズも読んでみようと思います。

左巻 健男著
『 図解 身近にあふれる「物理」が3時間でわかる本』

物理を履修していないので、何とも言えないのですが、結構、科学やら化学の内容が入っていたような気がします。
エントレインメントとか使っていこうと思います。ビニール袋に空気入れるときとかに。アイススケートが滑る理由が未だにわかってないとかもなかなか面白いですね。こういった本を読んでほほぉっていつも思うのですが、結構な率で忘れてしまいます。まぁ、また読んで楽しめるので良しとしたいと思います。

佐々木 チワワ著
『「ぴえん」という病 SNS世代の消費と承認』

40代で歌舞伎町なんて行くことのない私からすると異文化過ぎて面白い。そういった私のような世代でも、生息域も違う人でも、この本を読むとそれぞれのエピソードからぴえん世代や現代の歌舞伎町の輪郭をつかむことが出来るのではないだろうか。

個人的には、昔の若者が田舎から渋谷に出てきて部族的な恰好をして、特異性の中に埋没したのと同じように、トー横を目指した人たちがいたというのが印象に残った。ああいった逃げ場みたいなものを潰すのは、結局対処療法にしかならんのよね。などと思うと真顔になってしまう。ぴえんこえてぱおん。『九条の大罪』4集も読み返したいなどと思った。

バウンド著
『こども行動経済学 なぜ行動経済学が必要なのかがわかる本』

こども統計学がよかったので、これも読んでみましたがやはり良かった。
行動経済学の美味しいところが優しく紹介されている上に、行動経済学とかを学んだら陥り易そうな、合理性ばかりを突き詰めてしまう罠をさけるようにちゃんと書かれてます。こどもって極端に振れてしまうことがありますからね。良い配慮。

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