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「IT転職、学費は出世払い プログラミング学校に新顔」に思う

学費は出世払いでOK。こんなプログラミング学校が日本でも支持を集めつつある。運営するLABOT(東京・渋谷)は、生徒が学費を卒業・転職後の月収から一定割合払う方式で、IT(情報技術)業界への転職を支援する。IT人材の逼迫でプログラミング学校が乱立するなか、スキルが身についたかという課題も出ている。出世払いが一石を投じるか。(上記記事より抜粋)

こうした支払い方式を「ISA」と呼ぶようですが、既存の学費を先に収めるタイプのスクールと比べて、スクール側にも生徒を高値で継続的に雇用してもらえるように教育するモチベーションがあるのでちゃんと、実務に則した教育をしてくれることが期待できるのではないでしょうか。

ただ、通常のスクールと比べると、生徒が売り物にならなかった場合にスクール側が受けるダメージが大きいので、卒業までのハードルは高いようです。たとえば、入学時に試験があり倍率は今のところ3.5倍。入学後もカリキュラムが「5カ月から9カ月程度で1000時間」また、学習態度が悪ければ学校側が退学を命じることもあるとのこと。

仮に5カ月で1,000時間のカリキュラムなら、200時間/月なので他に仕事しながらとかは無理ですね。(というか、仕事だとしても毎月200時間は毎日2時間残業なので、残業し過ぎな気がします。

ISAは転職完了翌月まで料金は発生しないとはいえ、カリキュラムにかなり時間が取られるようなので少なくとも半年以上は働かなくていいだけの金銭的余裕を作ってからでないと入学は厳しそうです。HPを見ていると入学には34歳と言う年齢制限があるようです。シビアっすなぁ。

#日経COMEMO #NIKKEI

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