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「賃上げ韓国、そして店員はいなくなった」に思う

韓国で従業員のいない店舗が増えている。セルフレジを置く無人コンビニや、自動販売機だけが並ぶ店など形態は様々だ。人件費の負担増で店側が従業員を雇えないのが主な要因だ。文在寅(ムン・ジェイン)政権は「所得主導型成長」を掲げて賃金を引き上げたものの、雇用を伴わない無人店舗の普及という皮肉な結果を招いている。(上記記事より)

韓国で最低賃金を引き上げたところ、セルフレジや無人店舗用のロボットなどの無人店舗の方が有人店舗を続けるよりも安価になったため、店員が居なくなったということが書かれています。

上記記事では賃金を引き上げるつもりが、雇用が失われたことを皮肉だと書かれていますが、無人化によって職を失われた人は、国の補助によって教育され最低賃金以上の仕事や、ロボットにできない仕事をするようになる可能性もあるので、ある種狙い通りなのかもしれないです。

また、どの国でも今後は高齢化により、労働生産性人口は減っていくので小売店などの店舗の無人、省人化は進めざるを得ませんそういった意味でも、良いタイミングだったのではないでしょうか。

問題があるとすれば、小売店で接客をしたいという希望を持った人の希望が叶わなくなることでしょうか。

#日経COMEMO #NIKKEI

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