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「メコン川水位急低下、中国ダム放水半減で」に思う


【バンコク=マルワーン・マカンマルカール】1月上旬、東南アジア最長の川、メコン川の水位が突然下がり、下流域の国と中国の対立が鮮明になっている。上流に位置する中国が放水量を制限したからだ。

よく、滋賀県民が京都府民や大阪府民と言い争いをにする場合に「琵琶湖の水止めたろか」と発言する、所謂「滋賀ジョーク」があると思うんですが、実際のところ琵琶湖の堰は国が管理しているので、国の決まりに従って放水量も調整されているようなので、滋賀県の判断で堰を止めることはできないいです。

ただし、メコン川は複数の国にまたがっています。なので正式な決まりがない以上、各国は基本的には自国の利益を追求することが考えられます。上流にいるのであれば、水が少なくなれば放水量を制限し、大雨が降れば放水量を増やすでしょう。

記事にも書かれていましたが流域国で川全体を管理し決まりを作らないと解決は難しいのでしょうね。

#日経COMEMO #NIKKEI

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