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エッセイと友達

エッセイの利便性

昨年後半からエッセイを読むのにはまっている。

そもそも、少ない交友関係で生きているので、多種多様な人と、人生観や自分の考えを開示しあうような芯をくった話をすることはない。

また、そういう機会が欲しいかというとなかなか難しい、私自身はあまり考えがまとまっていないので、誰かにそういったものをスラスラと開陳することはできないし、相手にしてもそうであることが多い。

ただ、私としては他人の考えを聞いて新しい視点を手に入れることが好きなので、できれば効率よく、いやなら途中で退席可能で、アウトプットを強制されない形で他人と会話がしたい。

そんな、わがままをかなえてくれるのが「エッセイ」だと私は思っている。

おじさんと友達

30代後半にもなると、学生時代の友達は居住地がバラバラ(特に田舎から出ていると顕著)だし、同僚との距離感で深い話はし辛い。そう考えると一方的でも他人の考えを聞ける「エッセイ」って、30代以降には刺さるコンテンツだと思うんだけどなぁ。すごい好きですって人あんまり見ないんだよなぁ。

ちなみに、若林正恭著『ナナメの夕暮れ』はそんな30代後半におすすめの一冊です。


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