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楽天モバイル悲願の人口カバー率96%にユーザーが思う

総務省としては競争環境を盛り上げようと、楽天モバイルにつながりやすい電波を割り当てたいようだが、楽天モバイルが計画を達成しないことには他の通信キャリアの反発もあって難しかった。

今回、楽天モバイルがようやく人口カバー率96%を達成したことで、総務省も次の話が進めやすくなったはずだ。あとは総務省がもっとつながりやすい電波を早急に割り当てられる雰囲気をつくり出せるかが、楽天モバイルにとっての運命を左右することになりそうだ。

上記記事より抜粋

楽天モバイルの人口カバー率が96%を達成したそうです。ビルの地下なんかに入ると全然つながらない楽天モバイル。昨日は地下一階のジョナサンでクーポンチェックしようと思ったら、圏外になっていてチェックするために色々と苦労しました。

それもこれも楽天モバイルが、見栄えの良い人口カバー率を上げるために都心部のアンテナを増強していないからに違いないと憤慨していたのですが、どうもそれだけが原因ではないようです。

上記によると、そもそも楽天には繋がりやすい電波が割り当てられていないんだそうです。調べてみたところ、楽天に割りあてられている4Gの周波数帯は1.7GHz帯だけで、所謂プラチナバンドと言われる0.7~0.9GHz帯の周波数帯は割り当てられておらず、新規割り当ても人口カバー率の低さから他のキャリアに反対されていたようです。

なるほど、人口カバー率は見栄えだけじゃなくって、周波数帯を割り当てる前提条件になってたわけね。ジョナサンでつながらなくてイラっときてごめん、楽天モバイル。

ちなみに、Wi-Fiとかでもそうですが、電波の周波数帯は低い方が障害物に強く遠くまで届きます。楽天モバイルに現在割り当たっている1.7GHzよりも0.7~0.9GHzのプラチナバンドの方が周波数が低いので、楽天モバイルにもその周波数帯(プラチナバンド)が割り当たれば、地下のジョナサンなんかにも電波が届くようになるわけです。

ついでに言うと、Wi-Fiの電波には一般的に2.4GHzと5GHzがあります。もちろん2.4GHzの方が周波数が低いため遠くまで届くのですが、波の数が少ないため5GHzよりも届けられる情報が少なく(回線速度が遅く)なります。更に2.4GHzは残念なことに電子レンジやその他家電、Bluetoothなんかでも使われているので、電波が干渉し上手く届かないことがあります。電子レンジ使ってたらYoutubeが固まるなんてことがあれば、きっとそれは電波干渉が起こっているからでしょう。もしその時にWi-Fiルーターが近くに有るのであれば、接続している周波数帯を2.4GHzから5GHzに切り替えることで解決するかもしれません。

#日経COMEMO #NIKKEI

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