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感想

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記事や投稿、作品について思ったことなど
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#nikkei

休暇の不公平感緩和について思う

日経新聞のサイトを見ていて気になる記事がありました。子供の急病などで休暇を取得したり、育休を取得する人を「子持ち様」と批判する声がSNSなどに上がっているようです。私のタイムラインは基本的に趣味のことをつぶやいている人ばかりなので基本的に平和なのですが、そんな殺伐とした世界もあるわけなんだと驚きました。 上記の記事では、実際の企業が取っている解決策として以下の2つが紹介されていました。 カバーした社員の賞与に報酬上乗せ どの従業員も休暇取得しやすい環境をつくる 個人的

ブラックホール型自治体の問題点がわからないので不勉強を晒してみる

上記の記事で、東京23区の内18区でファミリー向けの物件を増やす条例が制定されているそうです。また記事には以下の記載がありました。 ブラックホール型自治体というのはあんまり聞いたことが無かったので、検索してみましたが、新しい言葉なのかあんまり情報はありませんでした。不勉強で申し訳ないのですが、私としてはブラックホール型自治体に認定されることにどういった問題があるのかよくわかりませんでした。 東京23区への人口流入が止まればブラックホール型自治体は当然居住者が減り自治体とし

デジタル小作人といくつかの妄想

我々が利用している国内のWebサービスやオンラインゲームも多くはAWS(Amazon)や、GCP(Google)、Azure(Microsoft)なんかのクラウド基盤上で動いています。国内の法人がWebサービスを当てれば当てるほど、基盤を持っている上記のような会社にお金が入る仕組みになっているので、日本のデジタル関連企業は「デジタル小作人」と言われているわけです。 今後はAIを使ったサービスや、AIそのものにお金が流れることが予想されますが、そのAIを動かすためのGPUなん

子供の課金に仰天に思う

持たせていたスマホで、お子さんが知らない間にゲーム等に課金していて、請求を見て驚くということがあるようです。最近は投げ銭なんかも多そうですが。 私も始めてガラケーを持った時にi-modeで色々な情報が見られるのがうれしくて、翌日に利用料金が1万円を超えているのを確認し、青くなったことがあるのでこれは笑えないですね。 iPhoneやiPadの場合は以下の手順に書かれているように、デバイスの設定からApple IDを作成すれば、支払い方法は登録しないで済みます。 iPhon

日本人と英語について妄想する

本日の日経新聞、「私見卓見」のコーナーで異文化コンサルタントの方が以下のようなことを書かれていました。 特に反対しないですし対策もおかしくはないと思うのですが、日本人が完璧な英語を求めている根底には、言語というツールに対する無理解があってその払拭が出来ないと、不完全な英語を喋ること自体が難しいのではないかと思ったりしました。 特に田舎なんかはそうですが、日本で育つと海外の方と触れ合う機会が少ないです。言い換えると日本人の多くは、周りは全員日本語ネイティブスピーカーという環

家事代行のお値段上昇の記事に思う

毎年年末には大掃除をするのですが、結構面倒くさいので、決して余裕があるわけではないのですが、今年はどこかで家事代行の方とかに掃除してもらおうかなぁと思っていたので、こちらのニュースが目に飛び込んできました。 2017年から2022年で7%料金が上がっているとのことです。働いている方のスキルが上昇し提供サービスのクオリティが上がったことに理由があるとかかれていたのですが、そもそもインフレ率ってどうなんでしょうね? ということでちょっと調べてみました。以下のサイトによると、

音声コンテンツ市場の盛り上がりと、私の盛り下がり

「何度目だ、Podcast元年」ということで毎年見かけるような気がするんですが、音声コンテンツの需要が緩やかに増えているようです。 私は、Audibleで本を聴いたり、Podcastを聴いたり、ラジコで「オードリーのオールナイトニッポン」を聴いたりと音声コンテンツはそれなりに楽しんでいた方だと思うのですが最近は聴く時間が減ってきました。 考え事をする際には、内容のあるコンテンツは邪魔になるので、デスクワークの私は「ながら仕事」はできないです。以前は歩いてるときによく聞いて

「理系か文系か」止めませんかに思う

「理系か文系か」と分けるのを止めた方がいいのではないか?という意見が今日の日経新聞に書かれていました。 個人的には時代が進むとともに、所謂、文系的な領域、経済学やら政治学でも、理系的な知識である数学の知識や機械工学的な知識が必要になってきていますし、心理学と、脳科学は融合しつつありますし、AIの発展によってコンピュータサイエンスの先端にも法学や哲学の知識が必要になってきています。 上記のような感じで既存の学問が融合して新しい学問が出来たり、他の学問の要素を持ってこないと進

実質賃金2.5%減90年以降で最低に思う

実質賃金が2年連続で減少し、比較可能な90年以降で最も低かったそうです。実質賃金についてはっきり説明できなかったので調べてみました、三井住友DSアセットマネジメントの用語集によると定義は以下の様になっています。 ということは、今は1990年以降で最もモノやサービスが買えない程度の給与しかもらえてない上に、税金はもろもろ上がっているということになるのではないかと思います。そう考えると、車も家も買わず、子供も作らないって人が増えるのは自然な流れな気がしますね。 #日経COME

「新NISA円安要因に」に思う

日経新聞でNISAが円安の一因になっているという記事がありました。今や猫も杓子もオルカン、S&Pなどのドル建ての投信という時代なので理屈は分からなくないですが、年2兆円規模というとちょっと驚きますね。 かく言う私も、今月からポイントが付くらしい楽天のオルカンを新NISAえ積み立て始めました。 資産を増やそうと円をドルに換えて投信を買う人が増えると、その国の通貨の価値が下がるというのは何とも寓話的な感じがしますね。 #日経COMEMO #NIKKEI

老後3000万円問題

1月から始まった新NISAについて、世代別にお薦めの投資バランスや書かれた記事が日経新聞に載っていました。若いうちは取り戻せる可能性があるのでリスク資産を多めにしておき、年齢に応じてリスクを下げていきましょうというお話が書かれています。インデックスファンドを買うとしても、現在まで長期的にはプラスになっているが、短期的にはマイナスになった局面があったことを考えて、上記は妥当だといえます。 個人的に驚いたのは抜粋の箇所、老後2000万円問題が取り沙汰されたのが2019年らしいの

定額減税に所得制限に思う

NHKのサイトにも同様の記載があったので、国会議員は対象から外すべきだという発言をした国会議員が複数名いたことが想像されるんですが、「人気取りやバッシングされないことをよくよく検討しながら政策を作ってます」 と喧伝するのはうまくないやり方だと思います。 減税されることはシンプルに生活が楽になるので嬉しいですが、そういった発言を目にすると引いちゃう人が多く政策の効果が薄れますからね。 与党は行った政策で評価されるべきだと思いますが、その政策がどこを向いているのかと言う点も確

共助の社会とマシンガンズ西堀さんの話

本日の日経新聞で、日本のセーフティネットについて考え直す短期連載の2回目が載っていました。私なりに内容をまとめると、「現代の分断社会から、セーフティネットを充実させることで連帯共助の社会に移行するのだ」という主張に見えました。著者は以下のように書いていらっしゃるので、上記の記事は最終的な落としどころの提示と言うよりも、社会はどうあるべきかの色合いが強いように感じました。 ただ、あるべき論を戦わせようというのであれば、分断から共助へという流れに反対はし辛いのでは?と思いますけ

「ゆるブラック」と言う言葉に思ったことなど

「ゆるブラック」と言うのは、仕事が緩すぎて成長機会を見いだせない職場を表す言葉のようです。我々は言葉だけで物事を理解するわけではありませんが、このように新しい言葉が生まれることで、新しい問題意識が形成されることが多々あります。 『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』という映画の公開が2009年で、2chにスレッドが経ったのは2007年だと考えると、00年代の後半あたりには「ブラック企業」という言葉は一般に認知されていたのだと思います。そして、上記記事によ