共助の社会とマシンガンズ西堀さんの話
本日の日経新聞で、日本のセーフティネットについて考え直す短期連載の2回目が載っていました。私なりに内容をまとめると、「現代の分断社会から、セーフティネットを充実させることで連帯共助の社会に移行するのだ」という主張に見えました。著者は以下のように書いていらっしゃるので、上記の記事は最終的な落としどころの提示と言うよりも、社会はどうあるべきかの色合いが強いように感じました。
ただ、あるべき論を戦わせようというのであれば、分断から共助へという流れに反対はし辛いのでは?と思いますけどね。私としてもあるべき社会は分断よりも共助だという考えに反対はしません。
個人的に気になったのは以下の箇所です。
先日「オードリーのオールナイトニッポン」を聞いていたのですが、「THE SECOND」準優勝以降、テレビでの露出が増えたマシンガンズ西堀さんが、ライブの打ち上げで意訳すると以下のようなことを言っていたという話が出ました。
「売れていない25年間お金が無い状態が続いたから、高価なものが欲しいという欲求がなくなっているし、無くても生きていけることが染みついている。お金に余裕が出たからと言って特に買うものはない。」
これって結構、色々な人に当てはまるんじゃないかと思ったりします。私は家も車も持ってないですが、例えば宝くじが当たったとしても買おうとは思いません。今の生活で満足ですしね。
同じように、将来不安が払拭されたとしても低消費で満足できている我々は追加で消費しないのではないかと思います。まぁ、私のような考え方が一般的なのかについては、私も何の情報も持ってないですが。
この将来不安の消滅→消費と言う流れを自明ではなく、何かしらの調査結果と共に記載してあるとよかったなと思ったりしました。丁度、ラジオで西堀さんの話を聞いて膝を打ったところだったので、併せて記事にしてみました。
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