あなたにあうたび


あなたにあうたび思うのは

せつないくらいの懐かしさ

知ってまもない人なのに

ずっと前からいるような

とても不思議なデジャヴは

きっと昔に逢ったから

記憶にないほど遠い日に

触れたあなたの面影を

体のどこかが覚えてて

ちくっとせつなく痛むから



1995/02/20記

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